あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

Vino Bistro 35(ヴィーノ ビストロ トレンタチンクエ)

2017年10月01日 04時43分57秒 | グルメ

  

今日は喜多方市熊倉町にあるヴィーノ ビストロ トレンタチンクエです。

なんとも舌をかみそうな名前ですね。

いやあ、こんな店が喜多方市にあったんだね。

もう、営業して20年近くになるそうです。

  

場所がですねえ・・・面倒なのでナビに入力してください、と

言おうとしたのだが、ナビで訪問した私が迷ってしまったので、

ちょっと詳しい解説です。

-Google map- より

熊倉町の唯一(たしか)の信号機の交差点までは自力で行ってください。

そこで、ナビから赤線のように右折するように指示があったのだが、

なんと道がない・・・

「Google mapにも道はないけど?」

いえ、私のナビにも道はなかったのですが、曲がるようにナビしたのですよ。

道がなくともそこに店があるのだから行けるのだろう、とナビが判断したのか・・・

ともかくこれはムリ、ということでぐるっと回ったら、反対側の道路に

店の看板を発見。

しかもその看板の矢印はナビに出ていない砂利道を指している。

本当にここでいいのかよ。

不安半分で進んでいったら、すごい数の車の量。

ここだ、とわかった。すごい繁盛してる雰囲気。

  

最初にお断りしておきますが、ランチで平均2,000円を超えます。

それが高いか安いかは、各自で判断してください。

田舎の市の、これまた田舎の町で、トータル2,000円越えのランチを

出す、ということは、相当料理に自信があるはずです。

さて、どうなんでしょう。

  

ここのランチは単品の他、パスタ中心のAランチ、肉中心のBランチに分かれています。

私はパスタのAランチを注文。

Aランチは基本セット(前菜、パスタ、デザート、コーヒー)で1,500円です。

パスタを違う物にすることで、プラス料金が発生します。

ジェノベーゼ(+500円)にしました。

ここのマスターが料理に熱い男で、料理の説明に10分くらい使います。

なにせパスタのサンプルを持ってきて、そこから説明ですからね。

「おいおい、俺の席に来るのはいつ?」と思っていたら、

お隣の上品なご婦人と一緒に聞いてください、だと。

はいはい、それでけっこうです。

イタリア野菜の説明までされると、こりゃたまらんね。

たまらず、ご婦人、「おすすめは、なんですか」とのたまう。

お勧めのイタリア産白ナスのホワイトソーススパを選択。

アンチョビの魚の種類を言われたって、「ああ、そうですか」と

言うほかないだろう。

私は上記の通り、ジェノベーゼ。

  

前菜がきました。

すごい、種類が多い。もちろん、全種類、説明してくれたのだが、憶えきれない(笑)。

一番左がじゃがいもを揚げたやつ、となりが茹でたタマネギにホワイトソースがかかっている。

真ん中の米のサラダがうまい。下の黄色いのがガボチャ、その隣がビーツです。

前菜といえど、けっこう腹に貯まります。

  

ジェノベーゼがきました。

ペンネが日本製よりコシがあり、太いです。食べ応えあり。

素人目にも、いいオリーブオイルを使っているのがわかる。黄色じゃなくて、緑色。

ぜんぜんしつこくなくて、サラサラ。

王道のオリーブオイルにガーリック、という味付けなのだが、ブラックペッパーが効いている。

食べ終わったら、おまけのフランスパンをこのソースにつけると、またうまい。

うまいですねえ、と隣のご婦人と盛り上がっていたら、違う種類のパンを

サービスしていただきました。

昔はオリーブオイルを食べると腹を壊していたんですがねえ。

いつしか、なんともなくなりました。慣れとは恐ろしいものですねえ。

  

ドルチェのカボチャのプリンです。何か言うと、ど壺にハマるのでおとなしくいただきます。

  

エスプレッソです。専用のマシンで挽き立てをドリップしてくれます。

不味い訳がない。あっ、やっちまった。豆は東京の焙煎業者に煎り具合を指示しているそうです。

なんでも「イタリア人は気が短いので、さっといれて~・・・」とか言ってましたね。

豆の説明を受けましたが、よく憶えていません(笑)。

  

なお、お店のサイトはありませんので(フェイスブックは有り)、食べログあたりを参考にしてください。

ちなみに、ランチ営業は11:30~。定休日は月曜日です。

熟年夫婦の経営なのだが、業務連絡はイタリア語。

頻繁にミラノあたりに買い出しにいってるらしい。かなりのイタリア通ですね。

やはり、喜多方市で本格イタリアンレストランを20年営業してるって、ただ者ではなかったですね。

帰りに「チャオ」と言ってくれるのだが、ちょっと恥ずかしい。