一度は行ってみたかった、丸亀製麺。
会津地方にはただ1件、会津若松市の小田橋のところにある。
ほとんど満車。やっと空きを見つけて駐車する。
当然、すごい混んでいる。
長い行列の最後尾に並ぶ。
なにせ、はじめてだからシステムがわからない。前の人の仕草を穴の開くほど観察する。
「なるほど、あそこでお盆をとるわけね」
オープンキッチンを囲むように並んで進んでいく。
メニューは写真付きで大きく貼ってある。
並んで動きながらメニューを決めるのか・・・気がもめるね。
そのうち、中のスタッフから注文を聞かれる。
「牛すき釜玉」の並を注文。
他の人は注文するとすぐ品物を出してくれるのだが、わたしに出されたのは「素うどん」と「小鉢に入った生卵」。
そしてスタッフが「○○を○○して・・・」
うーん、うるさくて何を言ってるのかわからん。
素うどんのまま、列は進む。まさか、このまま終わりじゃねえだろうな。上の具材はどうなるんだよ。
そのうち、肉をフライパンで炒めている場所に進む。
「まさか、これか?」
勇気を出して聞いてみる。
「牛すきはどこですかねえ」
スタッフは「どんぶりと卵をこの上に置いてください」と言った。
IHヒーターの上に置く。別に卵まで温めなくともいいのだが・・・
そしたら、フライパンの中の肉と卵をどんぶりにドサー!。当たりだったようだ。
しかし、お目当ての食べ物が手に入ったのに、みんな列から離脱しない。
なんで?
最後に待っていたのはレジ。そうだよ、まだ金払ってねえ。
スタッフはどんぶりを見ただけで「牛すき釜玉うどん 640円になります」と即答。
たぶん、麺の量で並かそうでないかもわかるんだろう。
さすが、慣れてる。
この「牛すき釜玉うどん」、この店ではけっこう高い方。したがって、トッピングなし(笑)。
金を払って、お一人様用の席へ。
味は、まあまあ。なにせ本場の讃岐うどんを食べたことがないもんで、比べようがない。
ただ言えることは「長く居るような場所ではない」。
誘われたらまた来ても良いけど、自分からは・・・もう、いいかな。