あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

しかたなく拡張

2018年09月01日 01時00分00秒 | 写真

  

先日、記事で「ノートPCの拡張はしない」と書いたが、

それは、これ以上パワーアップしない、という意味だった。

しかし「メモリー不足で動作しない」というソフトがあったりして、

これはマズイということになった。

 

ノートPCはコンパクトになっているため、素人がやれることは限られる。

HDDの交換(SSDとの交換も含む)、メモリー交換、追加くらいだ。

ほとんどのパーツはボードに半田で直付けされているし、

ボディに収まるように形が特別仕様になっている場合が多く、

一般的なパーツが収まらない場合がある。

そこでメモリー追加することにした。

  

まず、自分のPCのメモリー仕様を調べなければならない。

取説を見るのが面倒なので、CPU-Zで表示させる。

SO-DIMMのDDR3というメモリー。

動作速度はPC3-10700だ。

実際にはPC3-10700というメモリーはないので、PC3-10600のことである。

SPDの記載ミスか動作速度の検証の誤差、ソフトのバグかもしれない。

  

ここで注意を1つ。

メモリーというのは、いくらでも追加できるわけではない。

メモリースロットが1つしかないPCは、交換はできるが追加はできない。

私のPCは2スロットで、1スロット4GBのメモリーが刺さっている。

1スロット空いているので、もう1枚追加できるのだ。

最大の重要事項。それは搭載されているチップセットにより、使用できる

最大容量が決まっているのだ。

私のPCの取説には、最大8GBと書いてあったような気が・・・

CPU-Zで見てみる。

やっぱり、メモリーコントローラーの最大容量が8GBになってた。

ということは、1枚で4GBのメモリーを探せばいいわけだ。

  

おー、いいのが見つかった。

メモリーのような可動部分のないパーツは中古で十分。

送料込みで3,000円。悪くない。

昔は「ボーナスもらったらメモリー4MB、追加すっかな」とか言っていた。

G(ギガ)じゃないよM(メガ)だよ。

いい時代になったもんだ。

 

しかも、説明を見ると「自分のPCに刺したけど動作しませんでした」と書いてある。

ほとんど新品と同じだ。

けっこうこういうパターンは多い。

動作条件が同じなのになぜか動かない、いわゆる「相性問題」とかだ。

私も前に、グラフィックボードが相性問題で動かなかったことがある。

ボードとしては不良品ではないので、返品には応じてもらえない。

いつしか処分してしまった。たしか、4万円くらいした。

あのとき、メルカリがあれば・・・

  

ノートPCのメモリースロットにアクセスするには、底のカバーを開けなければならない。

「このシールを剥がすと保証は無効です」というシールを剥がさないと、ネジを回せない。(メーカーにより対応が違う)

追加できるのに、追加すると改造になるからだ。

あくまでもメーカーが保証するのは「出荷時の状態」なのである。

心配な方は、保証期間が過ぎてからどうぞ。

  

見づらいが、刺さっているスロットの上に空きスロットがある。

購入したメモリーを刺す。

どれ、メモリー容量を表示させてみる。

よし、8GBになってる。終了。

  

動かなかったソフトも動くようになった。

動作速度も心なしか快適になったような・・・気がする(笑)。

  

よく家電量販店で「富士通○○用」とか表示されているメモリーを見かけるが、

あくまでも、メモリー販売会社が動作確認した、ということで、専用というわけではない。

今はWindowsが動作しているPCで、メーカー独自仕様というものは、ほとんど存在しない。逆にコストがかかるのだ。

まあ表示してくれれば、素人には安心だけどね。

ただ、デスクトップよりノートPCの方がなぜか相性問題が多い。

自信がないうちは○○用というのを使用した方が、間違いはない。

また、「メモリーは多いに越したことはないだろう」と考えている人がいると思われるが、

間違いではないが、メモリーも電気を消費する。使っても使っていなくともだ。

だから普段メールくらいしか使わない人が、いたずらにメモリーを増やしても電気の無駄になるのだ。