私も使っている市川ソフトラボラトリーのSILKYPIX。
すばらしいソフトなのだが、その話はまた、別の機会。
なんでも、市川ソフトラボラトリーが創立30周年で、記念に
SINLYPIXの旧バージョンを無料にしたのだ。
それが「SILKYPIX Developer Studio 6」。
最新のバージョンは、「9」だ。
ちなみに、ブログアップ時には、すでにこのキャンペーンは終了しているので、あしからず。
買えば数万円するソフトが無料で手に入るのだから、さぞかしみんな喜んでるのだろう、と
思ったが、対応カメラ表を見て「うっ」となった。
「Canon EOS 5D MarkⅣがねえ」
無料配布されるバージョンは「Ver. 6.1.28.0 (最終更新日: 2016年5月19日)」だ。
最新のカメラとRAWフォーマットに対応していない。
無料配布したソフトはサポート対象外だ。
しかし、JPG、TIFFなどの画像ファイルは表示、レタッチできる。
カメラメーカー独自のRAW現像ができないのだ。
私から言わせれば「これができなきゃ、意味ないじゃん」なのだが、JPGファイルをちょこっといじって、
「おーいいね、んじゃ最新版買うか」というよう人もいるだろう。
まさか、それを狙っているのか。
しかし、Ver6が対応するカメラを使っている人は、すでにSILKYPIXの素晴らしさを知っているし、
これから使ってもらいたい「新しくカメラを買って写真を始める人」のカメラには対応していない・・・
うーん、世の中うまくいかない。
おとなしく、Ver9の体験版を使った方がいいかも。ソフトを知るためにはね。
おまけ
マイクロソフトともあろうものが・・・
これは何だろうか。
そう、文字化けである。
専門的に言うと、シフトJISで入力したテキストファイルを違うコードで
エンコードしてしまったのだ。
PCからOneDriveにアップしたテキストを、スマホのOneDriveアプリで表示させたらこうなった。
PCからの編集は普通にできるので、違うコードで保存されているのではなく、表示の際に
変わってしまったのだろう。
普通なら「うんうん、ありがち」なのだが、天下のマイクロソフトのアプリと考えると、
ちゃんとデバッグしたのかね、と言いたくなる。
ドライバーなのに、517MBだって。
昔なら、CD1枚丸々ドライバー、ということである。
グラフィックボードメーカーは経費削減のため、グラフィックチップメーカー(NVIDIA等)から配布される
見本ボードに多少手を加えた程度で販売している。
ドライバーも自社開発しないで、「チップメーカーのサイトからダウンロードしてください」と
いうような感じである。
もう、ドライバーCDは付属していないのである。
そりゃ、チップメーカーのドライバーで動くさ。ほとんど同じだもん。
グラフィックチップメーカーも、製品別、OS別にドライバーを配布するのをやめた。
「Windows10なら、とりあえずこれをインストールしてください。全製品に対応してますから」
ということである。
その方が、メーカーもやりやすいのだ。
おまけに、3D機能、オーディオ関係のドライバーも含んでいるから、巨大になる。