アコログ

色んなコトを感じ思ったこと。 誰かに伝えたくなったこと。 日々の記憶。忘備録。

なんてことだー

2020-01-30 13:01:00 | 日記
山形県唯一の百貨店が破産した。

元禄13年(1700年)に創業して360年の歴史ある老舗の大沼デパートは、山形県では唯一の地元資本百貨店だった。

それが自己破産してしまった。



これで地元にはデパートってやつが無くなった…(´-д-`)
デパートが一個だけも恥ずかしいのに、一つもないなんて恥ずかしくないのか。
市長とか知事とか、そんなんでいいの?
でもあれか、市長は大沼に対して頑張ってたか。。


百貨店の品物は確かにお高めで、普段着なんかユニクロだけどさ。でもたまにはちょっといいモノ買いたいじゃない。わざわざ仙台まで行かんでも買いたいじゃない。
そして、催事の北海道展とか大京都展、九州展なんかも、もう山形では無いのだ。なんて事だ。今月末から楽しみにしていたショコラガーデンも!!!(T_T)

確かに、店舗は混迷はしていたし、もちっと魅力ある店作りはするべきだった。

古いモノを大切にしない山形市の昔からの根っこにあるなにかが悪いと思う。
蔵のある町なんて途中から言っちゃってるけど、そんな言う程無いべ。
観光誘致には程遠い。
昔、かなりアールデコとかの建物を沢山破壊したじゃないか。
あれは、子供心ながらに勿体なかった。
絶対、ああいうの移築すればカッコいい街になってたはず。
今じゃ中心街には、何故かマンションの高層ビルが立ち並んでる。
一体、誰が住むの?
百貨店も無く、買い物する所もないのに。
都市部の税金対策の為のマンションってなんなんだ!
売れてるけど、誰も住んでいないなんて。ホラーか

…っとブログに怒ってしまったけれど。
本当にどーなってるのか山形。
あたしは山形をこよなく愛してるのだ。
もっと楽しい町にしてもらいたいのだ。

さて。悲しい事に。
倒産したから、大沼と書かれた商品券が紙くずみたいになったのだった。。



この大沼発行の商品券は即日使用停止になり、満額は戻ってこないのだ。

そして手続きも面倒くさいのだった。

東北財務省に券そのものを提出して、受付と手続きをしなければならない。
倒産1カ月〜2ヶ月以内に官報で告示されるのを見逃さないようにして、60日以上の受付期間内に手続きしなければならない。らしい。。
はー、面倒くさい。

そして、2週間くらい前に大沼の商品券を一気に使い、ダウンコート買ってて良かった〜(>_<)
まだ残ってるけど…

うちのおかんはかなり大量に大沼発行の商品券を持ってるそうで気の毒だ

しかも彼女はこの唯一、一つしか無くなった大沼デパートをこよなく愛してたのだ。前は松坂屋デパートもあったが、何十年か前にここも無くなった。
だから、かなりお客さんになって贈答品とか買うのにめっちゃお得意さまだった。

従業員の人たちも頑張ってたから、すごく悲しい