床の間の掛け軸を変え、
「利剣の名号」にしました。
お名号とは「南無阿弥陀仏」の六文字の事
そのお名号の字画の末端を剣のように鋭くして
悪因縁を断ち切るように書いたものを
利剣の名号と言います。
まるで剣のようにシャキーンとして
何かを断ち切るような感じがして
うちでは冬に掛けることが多いです。
春にもなるこの時期ですが…
利剣の名号は浄土宗の大本山の1つである
百万遍知恩寺に由来します。
「百萬遍念佛」とは、元弘元年(1331)
に京都で疫病が大流行した時に
浄土宗大本山知恩寺の第八世 善阿空圓上人が
後醍醐天皇の命を受け、
御所において昼夜を問わず
七日間連続の念佛を勤め、
その数が百万遍にいたったところで
街中の疫病が不思議と治まったのだそうです。
この絶体絶命のピンチを救ってくれた
空圓上人の働きに感激した後醍醐天皇は
知恩寺に「百萬遍」の寺号を付与し
併せて祈願に用いた
重宝たる弘法大師筆「利剣名号」と
大念珠を下賜されました。
これ以後、知恩寺では
大念珠を廻しながら独特の節で
お念仏を称える百萬遍大念佛が恒例となり
今なお続けられています。
(画像お借りしました)
こちらが百万遍知恩寺にある
空海筆の利剣の名号
コロナウイルスも早く終息しますように…
どうもありがとうございます。
それにしてもすごい古いのに、結構モダンな感じもするのがちょっと驚きです。
なんかこれならウィルスもやっつけて
くれそうですね。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
空海作の利剣の名号、かなり古いと思うんだけど、とってもお洒落なデザインですよね!今で言ったらデザイナーの素質ありですよね( ´艸`)
これでウイルスやっつけて欲しいです…ご利益あるといいのに、どんどん酷くなって…((T_T))
chibiさんのアマビアさんも効くといいなぁ〜