風とカモメの街に暮らして

海外生活、20年、シニアの生活を綴っています。                   

Majorca(マジョルカ)への旅 その④

2023-10-16 23:05:13 | 旅行




先週の水曜日、いよいよ、マジョルカ島で過ごす最後の日。
前日に、Palmaに行って、一日、無駄にしてしまったので、この日は、Sa Rapitaで過ごすことにしました。
いつものカフェで朝食を済ませると、ビーチではなく、岩場の方に向かいました。
最後の望みの、シュノーケリングが出来て、熱帯魚が見れるところ、と思って。

岩場、ありました。しかも、降りて行って海に入れそうな岩場を見つけました。
ここなら、シュノーケリングが、出来るかも~~!? と期待に胸を弾ませて、
宿に戻って水着に着替えて、岩場に戻って行きました。

この日くらいから、夫は体調が良くないみたいでした。
しかし、海で泳ぐことが大好きな夫は、私のシュノーケリングに、頑張って、付き合ってくれました。



海の水、透明度が、すごい。早速、岩場から降りて海に入りました。
岩が、尖っていて、痛いので、ガーデングローブ(手袋)を持ってきたら良かったなと思いました。
ビーチシューズは持ってきたので、良かった!!これは必須でした!!

こちらに来る前に、Amazon で、買ったシュノーケリング、しかし、こちらのコンビニ(SPAR)でも、安物のシュノーケリングは、いっぱい売っていました。
でも、Amazonで買った安物のシュノーケリングでも、結構、使えるし、役に立ちました。

時々、水が入ってくるので、その時は、浅い場所に立って、シュノーケリングを付け直します。
何と、お魚が、いっぱいいました。熱帯魚と言えるのか?いろんな種類の小さな魚や大きな魚。
沖縄みたいにカラフルな熱帯魚は、あまり見かけませんでしたが、鮮やかなブルーの魚は、いました。
念願叶って、シュノーケリングつけて、魚を見ることが出来ました。満足です。(^^♪
これが、一番、やりたかったこと!!(*^^*)



小さな貝殻も、いっぱい散らばっていました。誰かが拾い集めたのかな?
岩の上に、かたまってありました。



お昼すぎに、一旦、帰ってから、また4時頃に、最後のシュノーケリングに行きたかったので、また夫に付き合ってもらって行きました。
体調が良くなかったのに行ってくれました。

お昼に行った時より、風が強くて、波が荒い感じでした。
そろそろと、海に入って、シュノーケリングつけて泳ぎ始めましたが、波が荒くて、魚は見えるけど、海水が入って来て呑み込んでしまいました。
足を踏ん張って立とうとしましたが、足が届かない!! (;゚Д゚)
海の水が口に入って来て、おぼれそうになる。必死で泳いで、足が届くところまで来て立ちました。
まさか、さっきと同じ場所で立とうとしたのですが、波が荒いのか、海の水が満ち潮になっていたせいか、足が届かなくなっていました。
やはり、海は気を付けないといけませんね。(・_・;)

でも、最後に、シュノーケリングが出来て、本当に満足でした。

晩御飯は、いつものカフェレストラン、Forn Sa Rapita で、私の食べたかった、パエリャを。
2日目の夜、ここでパエリャを頼んで、今まで食べたパエリャの中で一番、美味しかったので、もう一度、是非、食べたかったのです。

夫は、あまり乗り気ではなかったですが(食欲がないと言って)私が奢るからと説得して、パエリャを頼みました。二人分以上しか、注文できないのです。
スペインで、パエリャを注文する時は、大抵、二人分以上の注文になります。

サンセットの時刻に、お店に入って、夕日を眺めながら飲むビールは、格別です。







暖かく気持ちの良い風が、何とも心地よい気分でした。

私がトイレに行ってる間に、運ばれてきたパエリャ、
席につこうとすると、サーブするのを待っていてくれました。
そこで、思わず、写真をパチリ。



あつあつのパエリャ、Paella mixta は、シーフード(イカやエビ、アサリや、ムール貝などの他に、この日は蟹まで入っていました。)そして、骨付きの豚や、チキンなどのミックスで、一人、15.5ユーロ、二人分で、31ユーロ(4,900円くらい)
グリーンサラダ、これは6ユーロ(950円)くらいでした。
ケーパやオリーブが、ふんだんに入っていました。





ウェイターの若い男性はコロンビア人とのこと。
長年、ここに住み、パルマなどの都会は嫌いだと言ってました。
こちらの人は、顔なじみになるとフレンドリーになってくれます。
どこでも、世界中、それは、共通しているのでしょうね。
笑顔で接してくれました。

食べきれないのは、わかっていたので、タッパーを2つ持ってきていました。
来るときにサンドイッチを入れてきたタッパーです。

食事が終わりかけた時、すかさず、タッパーに入れました。
Doggy Bagをお願いしても、入れてくれるとは思いますが。
そして、翌日のブランチになりました。
空港に着いた時に食べたのですが、冷たくても、美味しかったです。

それから、スペインでは、チップを払わなくて良いので、それが楽です。
イギリスでは、レストランに入ると、いつも、いくらチップを払ったら良いのかと悩みますが。
ただし、現金で渡すと、おつりは、くれない場合があるので、カードを使った方が良いでしょう。

こんな風にして、最後のSa Rapitaの夜は更けて行きました。
翌日は祭日とのことで、この日は、夜遅くまで(と言っても12時には、ピタッと静かになりましたが)人々の騒ぐ声が聞こえました。





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Majorca(マジョルカ)島への旅 その③

2023-10-16 07:06:26 | 旅行

旅の4日目は、マジョルカ島の首都とも呼べるパルマにバスで行きました。
1時間に1本か、多い時でも2本しかないバス。



暑い炎天下の中、本当に時間通り来るだろうかと心配しましたが、ちゃんと時間通りに来ました。
バス代は、6ユーロ、日本円で、約950円ほどでした。
言葉が出来ない分、google translateに頼ることが多くなります。
スマホを使いこなせなかったら、厳しいものがあります。
私の持ってるスマホはTESCOのPay as you go(使っただけ引き落とされる、ミニマム10ポンドで、Top Upできる)Tescoのmobile rateは、イギリスと同じ、とのことで、安心して使えました。
パルマまでは、バスで、結構、速い速度で走って渋滞もなかったのですが、1時間20分ほど、かかりました。途中、窓から見る風景は、延々と、赤茶けた土地が広がるばかり。
殆ど、緑や木々は見られませんでした。
畑もなく、乾燥しすぎているせいか、穀物も野菜も採れない土地のようでした。
あるのは、オリーブの木だけです。しかも、あまりの暑さのせいか、水不足のせいか、枯れ始めている感じです。

パルマは大都会、大きなビルが立ち並んでいました。
何だか、すぐに、あの、のんびりしたSa Rapitaに、戻りたくなりました。
そしてビーチに行って泳ぎたいと思いました。
お昼を食べてすぐに、またバスに乗って、トンボ帰りです。

Sa Rapita 行のバスは、1時間以上も待たないとなかったので、Camposと言う場所までバスに乗って、そこからタクシーに乗ることにしました。
Camposは、Sa Rapita よりも大きな町。
トイレに行きたかったのですが、何もないバス停で、Information が合ったので聞いてみると、
指をさして、あっち方に行くといいわと言われました。
公衆トイレは、なかったけど、カフェがあり、そこに入って、夫にコーヒーを頼みました。
私はコーヒーを飲むと、またトイレに行きたくなるので、飲みませんでした。

カフェの前のオリーブの木





カンポス行きのタクシー、前もって調べてあったタクシー会社(カンポスにある)に電話して、夫にスペイン語で喋ってもらいました。
今いる場所と、値段はいくらくらいか?を聞いてもらいました。
でも値段の方は聞き取れなかったようです。
こういう場合、やはり、スペイン語を勉強しておくべきだなと感じました。

タクシーは割と早く来てくれて(さすがにGoogle Mapで調べたところですが)高評価だったので、ぼられることもなく、良心的な値段で、ほっとしました。

30分ほどタクシーに乗り、25ユーロ(4千円ほど)支払いました。
道は、空いていて、スイスイ走ってくれました。
やはり赤茶けた土地が続きます。

Sa Rapitaに着き、夕方の5時半でしたが、海に行き泳ぎたくなったので、ビーチに行きました。
ビーチに着いたのは6時頃で、風が強くなっていて、ちょっと肌寒い感じがしましたが、海は、やはり暖かかったです。

ビーチからの帰り道、美しいサンセットが見れました。





この日は、レストランに行きませんでした。夫が節約の為、何も要らないというので、
私は、Take awayのポークハンバーガーを買いましたが、まずかったです。
夫がこれにしたら、と言うので買ったのですが、ハンバーガーは、やっぱり、ビーフが良いですね。
夫は食べ物には、こだわりがない方で、安ければいいと言う感じです。
家でも、パンとチーズさえあれば良いという人ですので、くいだおれの大阪人とは、ちがいます。

今日は、夫と喧嘩しました。またFのつく言葉で罵られました。
せっかく良い旅をした後なのに、風邪をひいてしまったり、帰ってきてからは、散々です。(-_-;)

夫は、リタイアしたからと言って、殆ど何もしません。
ずっとスマホを見てたりテレビのラグビーを観てたり。

私は仕事もあるし、家事やいろいろ用事があるのに。
夫は、リタイアしたから年金しかないので、旅費や食費など、私の負担になります。
税金やイーストボーンホームの修理代などは、ぶつぶつ言いながら、夫が支払っています。
私はガス代を、1か月30ポンド(5,500円ほど)、今月から負担することになりました。

楽しい思いをしたのだから、仕方ないですね。でも、スペインは物価が、他のヨーロッパと比べて高くないので、お財布には、優しいと思います。

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