風とカモメの街に暮らして

海外生活、20年、シニアの生活を綴っています。                   

友人の手術のことで、考えさせられる。

2019-11-01 18:02:42 | 日記

先日、手術のことで、悩んでる友人にLineで電話しました。
彼女の子供たち、酷い子供たちです!
私まで、怒り心頭です!

彼女は、貧乏で、仕事をしてないので、カードを作れません。
息子さんの名前で家族カードを作っていたそうですが、大がかりな手術をしないなら、
こっちにも考えがある!「即、カード返せ「」と、取りあげられたそうです。
息子さんには、いつもカードで使ったお金を現金で返してたそうですが、カードが使えないと
なると、いろいろ不便があるようです。

そして、彼女の子供たちは、「手術せんかったら、将来、私たちに迷惑がかかる!」と言うのだそうです。
簡単な手術でも痛みが取れるし、しびれも取れるらしいので、そちらにしたい、と言っても、子供たちは、聞き入れてくれないんだそうです。
医者に話合いに行くらしいですが、その時も、彼女の長女がついていく、と言ってきかないのだそうです。是非とも、大がかりな手術にしてくれ、と医者に直談判するらしいですが、
本人が嫌だと言ってるのに、無理に手術なんて出来ないでしょう?!

大がかりな手術の方がリスクが多いのに。。
彼女の旦那さん(内縁の夫)も大がかりな手術をさせたくないと言ってますが、彼女の子供たちは、「勝手なこと言うな!自分たちの時間を返せ」と、怒り狂ってるそうです。

なんという、親不孝な子供たちなんでしょう!?
私は、ずっと、私のことを、無視しつづける自分の息子が親不孝だと思っていましたが、
まだ私のことを無視し続ける息子の方がマシだと思えてきました。

私は、彼女に言いました。いざという時は、手術を受ける前に、病院からタクシーで逃げ出せばよいと。
友人のお父さんが、検査入院させられた時、末期がんだったのですが、病院から逃げ出したそうです。
タクシーで家に逃げ帰ったそうです。
そのおかげで、苦しまずに亡くなられたそうです。

これから、老人が多くなり、姨捨山みたいな状況になるかもしれないと、友人のパートナーは
言ってました。悲しい時代ですね。

姨捨山と言えば、緒形拳主演の、「楢山節考」という映画を思い出します。
何とも切ない映画でした。でも、母親を思う息子の気持ちが、優しくて、切なくなります。

現代は、孤独死が増えてるし、子供にとって、老人は、年老いた親は、不要だと考えるみたいですね。役に立たない者は、姨捨山という時代でしょうか?

今の若い人たちは、ブラック企業で働き、自分たちだけで、かつかつ、親のことなど考える余裕なんてないのでしょうけど、それにしても、淋しいですね。

友達は、カードを取り上げられた時、悲しくて泣いたと言ってました。
いつも、明るかった彼女が泣いたり、鬱になるなんて、考えられなかったことです。

私も、孤独死を覚悟していますが、死ぬまでは、元気でぴんぴんころりと行きたいものです。







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