関空のホテルに泊まり、翌朝、関空に、日本に来るときと違って帰る時は、何のRestriction(制限)もなく、スムーズなものとなりました。
私は、普段より長時間のフライトが心配で、チェックインの時に、「エコノミーのシートが空いてたら、そちらに移動してもいいですか?」と聞くと、「それは添乗員に確認してください。今でしたら、5万3千円で、Upgradeしていただけますけど?どうされますか?座席もFull Flatになりますから、楽ですよ。」と言われ、「アップグレードというと、ビジネスクラスにですか?」と聞くと「さようでございます」と言われ、普通、ビジネスクラスは、普通のエコノミーのチケットの3倍くらいの料金なので、無理だと思っていたので、この金額なら、と思い、迷わず、アップグレードをすることにしました。
お尻の痛みや、腰痛、または肩こりなど、疲れが倍増する、その上、遠回りして帰らないといけないので、果たして、体が持つだろうか?と考えていたので、少々のお金は、使うためにあるのだし、中古マンションを買わなかったことで、節約できたと考え、自分の体の苦痛のことを思うと、安いものではないけど、価値があると思った。
そして、初めてビジネスクラスのSeatに座った。
(以前、アシアナ航空に乗った時、アップグレードしてもらったことがあり、この時はファーストクラスに乗れた。この時も、非常に快適だった。)
15時間の飛行時間が、非常に短く思えるほど、快適だった。
フライトアテンダントも常に気を配ってくれて、至れり尽くせりとは、このことだと思った。
睡眠薬を飲んでも、一睡もできなかったけど、横になるだけで、体が休まったし、快適だった。
そして、チェックインの時に係員の人が言った通り、食事も、豪華だった。
特に前菜が美味しかった。これだけで、お腹がいっぱいになってしまうくらい。
前菜
メインミール、すき焼き煮風
でも、良く見ると他のベジタリアンメニューもあったので、こちらにすればよかったと後悔。
プライベート空間を保てる座席。足元にもスペースがあり、横にも小さなCupboard(物を入れる棚)スペースがある。
映画も、プレミアムエコノミーの時は少ししか選べなかったのに、いろいろな映画が見放題である。でも、私は目が疲れるので結局、昔観た映画"ET"を観た。
相変わらず、少年たちが自転車で駆け抜けていく場面は、感動的だった。
持ってきた漫画本、ポーの一族の続編を、1冊だけ読み、そのあとは、ただひたすら、体を休めていた。
15時間の飛行時間の予定だったが、予定より早くパリに着いた。
航路は南周りで、ウクライナ上空を避けて、トルコの上空を飛んで帰ったようだ。
私は、窓側の座席ではなかったので、外の風景は見ることができなかったけど。
北周りだと北極上空を飛ぶようだ。
パリで、2時間半の待ち時間があったけど、水とリンゴのすりおろしのようなものを買って(これが美味しかった)椅子に座って待っていた。この待ち時間も、疲れ切って眠くて仕方なかったけど、あっという間に過ぎて、イギリス行きの飛行機、これは、満席だった。
あっという間にイギリスに到着したのはいいけど、降りる時、黒人男性が重い鞄を棚から降ろす時に私の頭に当てたので、痛くて。
幸い怪我はしなかったけど、黒人男は、"Sorry"という一言だけだった。まったく。。。
飛行機から降りて、荷物をカートに乗せ、ここまで、結構な距離を歩かなければいけなかった。
膝が痛かったので、かなり、辛かったけど、歩けたこと、そして、やはりビジネスクラスの席で体を休めることが出来たのは本当にラッキーだった。
日本からパリへの、エコノミーの席、そしてプレミアムエコノミーの席は、半分くらい埋まってるとのことだったけど、ビジネスクラスの席は満席だった。
やっぱり、特別料金だったんだなと思う。
普通に買うと、目ん玉が飛び出すような金額だもの。
ビジネスクラスに乗れば、年取っても、旅行できるなあと実感した旅だった。
大きな荷物をカートに乗せ、Exitを出ると、夫が待っていてくれた。
何と、ほっとしたことか。
待ってくれる人のいることの有難さを、しみじみ感じた。
そうは言ってもまた、直ぐ喧嘩になったりするんだけど。ちょっとしたことで。
でも感謝してる。思えば、日本でも、友人達に助けられ、近所の人にも、助けられ、本当に有難いと感じてる。私の周り、いい人が多くて、恵まれてるかも?と思える今日この頃。
着いたのは、9時半頃だけど、ヒースロー空港の近くのホテルに着くと、もう夜中だった。
外は、雨でホテルを見つけるのも大変だった。
グーグルナビは、何故か遠回りの道を教えるし。(-_-;)
これで、また夫が切れそうになったので、出来るだけ、黙っていた。
翌朝、家に帰ると、荷ほどき(unpack) をしないといけない。これがまた一仕事。
それに、掃除はしてあると夫は言うけど、やはり、埃だらけだった。片付いてはいたけど、拭き掃除は一切していない様子で、埃が、溜まりに溜まっていた。
これは、いっぺんには出来ないので少しずつ、掃除していくしかない。
ものすごく疲れていて、夕方近くになると睡魔に襲われる。
時差ボケだ。
夫は自分の小部屋を改装していた。自分の作ったポット(急須)を棚を作ってディスプレイしていた。
また、小部屋に置くテーブルも作っていた。これは、足を低くしてベッドにも出来るようにしたそうだ。(来客用)そして、大人数の客が来た時用に、テーブルもextend(広がる)出来るようにしたとのこと。こういう作業で、仕事もしながらだから、結構、忙しかったようだ。
庭のクレメイタスが咲いている。今年初めて花をつけた。
早朝目覚めて台所から見た風景。
やはり、日本に比べて、かなり寒い。
日本(大阪)は5月は、ずっと暖かくて快適な気温だったなあ。
食べ物もすべて美味しかったし。
でも、今、手のアトピーに悩まされている。早く治ってほしい。
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お陰で疲れが、酷くなく、腰痛にもならないで済みました。
アップグレード、体のことを考えると本当に良い選択をされましたね。無事のご帰宅、良かったです
^^#
これからまたイギリスでの日々、楽しみに拝見します
\(^-^)/