セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

「ことばの力を楽しむ会」

2016-01-30 | ライブ
 昨日から、大雪じゃないか良くても雨じゃないか、天気予報を一日中チェックしていた。大体自分は晴れ女と自覚しているので、悪くても小雨程度と高を括っていた。所が朝になってみると雪どころか雨もやんでいて、本当に晴れ女と再確認する事しきり。
王子ホールは何度も演奏会に通った事が有ったので、久しぶりに懐かしいホールだった。銀座四丁目の三越デパートの裏にスーッと建つスマートなビル。内容は知っていたので楽しみにしていた。

「ことばの力を楽しむ会 ~こころをつなぐ 読み語り~」

絵本や民話、詩の読み語りをお楽しみ頂く朗読会です。
これまで八戸、仙台で開催してきましたが、今回は東京・銀座での開催です。

日  時:2016年1月30日(土) 
     開演13:30 – 終演15:30(開場13:00)
会  場:王子ホール(東京都中央区銀座4丁目7番5号)
対  象:小学生以上のお子様からご年配の方まで

出  演:山根基世さん(朗読)元NHKアナウンサー
     進藤晶子さん(司会)元TBSアナウンサー
     和合亮一さん(ゲスト)詩人
     紺野雅子さん(ゲスト)語り部
     諏訪光風 WindGroove(ゲスト)音楽 
     Bruce Huebner 尺八
     Christopher Hardy パーカッション

山根基世氏  元NHKのアナウンサーだっただけに、声のプロ。語りもとても柔らかく美しい。当方の肩の力が抜ける程、さすがですね。特に絵本の読み方は楽しめました。
進藤晶子氏 元TBSアナウンサー アラフォーの彼女は若々しく歯切れの良い明るい声に魅かれた。インタビューも的確で魅力的でした。

和合亮一氏日本の詩人、ラジオ パーソナリティ、高校教員。福島県福島市出身。福島市生まれ、福島市育ち。彼の爽やかでお元気な詩の朗読に元気を頂きました。福島で生きる!福島に生きる!福島を生きる! ホールに響き渡り心も打たれました。
紺野雅子氏二本松市東和地域を中心に語り部の活動を続ける紺野雅子さん=二本松市戸沢=は、地域の方言や祝い歌を集めた「ふるさとの言葉」を自費出版した。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で、地域の絆の大切さが身に染みた。お人柄の優しそうな女性。ゆっくりと福島弁で語り部のお姿を見せて下さった。リズムの心地良さに魅せられた。
諏訪光風氏尺八、ブルース氏 パーカッション、Hardy氏 作品の合間合間に、効果的に和風音楽を演奏し、確かに効果音って貴重。ステージを立体的に構成していた。
こんなステージは滅多に機会が無いので、有意義な土曜日を過ごせました。