セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

福島県を助けて!

2016-07-08 | 書道
一言も発せず書道のお稽古中  
会場が変わったため、普段会話をした事の無い女性と隣り合わせになった。
初めて知ったけど、福島県出身の女性だった。案の定・・・・・
 みんな福島の事もう忘れてしまったのね。私の母校も、もう駄目なのよ、入れないの。
 二度と住む事も、お米、果物、野菜を植える事も出来なくなってしまったの。


Ⅰ、福島の地は風評被害ならず東サイドは二度と生活の出来ない地になってしまった。
Ⅱ、国は見捨てるかの様に、他区にある原発を再稼働に走らせている。
   30年前には原発なんて無くても高度成長しても大丈夫だった筈。
   安全神話で、国民に言い聞かせて(騙して)建設していった。
   死の灰を降らせるなんて思わないから、地域では莫大な援助を頂きスタートしてしまった。
Ⅲ、原発建設をするだけして、使用後の物を捨てる場所も無い。人の住まない場所、外国の
   未開発の国、経済未発達の国にお金と共に捨てようとしている。
Ⅳ、 今ある施設を全部廃炉にしても尚、安全にはならない。分かっているのに何故国は
   黙っているのか。他人事と思っている様だけど、日本なんて小さな国だもの
   福島だけに収まらず、皆さんの地区も危ないのよ。
Ⅴ、 トイレの無いマンションを建てたって言っているのよ。
Ⅵ、 避難所にいる人たちは、上げる声も無い程苦しく諦めてしまっているのよ。
   
 誰かが、代理で声を上げて欲しい。それが政治、国民を守る政治力じゃないの? 
 
 絞り出す様な悲痛な声に私は、「そうだね、そうだね」としか言えなかった。
 私は、私達国民は、原発を廃炉にしたので、電気使用量を我慢して下さいと言われたら
 我慢する程度の協力しか出来ない。

福島県を代表して訴えていた。風評なんて問題でなく二度と住めない地域になってしまったの・・・嘆かわしい事です。のんきにしているけれど、今だに地域の人は原発災害の愚痴を言う、パワーも無い程、苦しんでいるのです。

私はブログに書く事しか術が無いけれど、一人でも多くの人に知って欲しい思いです。
 出来るだけ忠実に、彼女の声を整理したつもりです。

 ☆最後まで読んで下さって有難うございました。