セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

K子さんのお見舞い

2017-11-28 | セカンドライフ
 
 その後のK子さんは、安定しているようで、安心して見舞えた。
ご兄弟も多い人なので、落ち着いたらと思っていた。大阪から単身赴任中の息子さんも、見えていた。
狭い部屋なので、入れ代わり立ち代わりと言った感じ。病人を疲れさせてもいけないので、短時間で失礼をした。

それにしても、救急車で運ばれ運良く、その日の内に頭の中に溜まった血液を取り去る事が出来たと言う事で、会話もごく普通に出来て居た。手術は頭の前から後ろへメスを入れ、医療用ホッチキスで8カ所くらい止めてあった。一寸痛々しい。
担架に乗せられる時も、救急車の中でも声をかけると反応が有り、自分の名前も「K子です」とはっきり言えたと聞いているのに、本人は全く記憶が無いと言う。目が覚めたら既に手術は終わっていて、全く苦しみは無かったと。
いや~何よりです。苦しかったと言われたらどうしようかと。数日前は「命が助かって良かったね」と言うと電話の向こうで泣いていた物だ、持参した、カットフルーツを頬張りニッコリした。

気を付けて、と言われても、意識が無くなると言うのは何の前触れもないわけで、注意のしようがない。これが一番、一番怖い。それでも少しリハビリをして帰れるそうで一安心。

「如何ですか~?」と、仕切りを開けた介護士さん、二人で「イケメン !」 一瞬、目を合わせてしまった。大袈裟じゃなく、ピカイチの若い看護士さん。おまけに優しいんですって。だからって入院は望まないけどね。
分かった!。K子さんのお薬は、イケメン介護士さんだ。退院まで頑張れそうだわ。