セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

元気を頂ける、会って欲しい人

2019-05-11 | セカンドライフ
 昨日もお会いした友達Cちゃんから是非!と連絡を頂いた。
「きっと刺激を頂いてアミーが元気になれると思う」と連絡。F子さんと言う90歳の女性がカレーが大好きなので、いつも行くカフェに連れて行って上げたいので、家の近い私にお声がかりだった。

90歳F子さんは、とても可愛い女性。お洒落さんで、地元の百貨店では洋服は買わない(他人が同じ服を着ているのを見るのが嫌で)し、髪の毛はひと月に必ず一回ヘアーサロンに行くんですって。
明治生まれのお母様が、とても身だしなみに厳しい方で、其の儘90歳になっても母が見ている様で、と既に自然に全てを整える生活になったそう。確かに確かに、私の方が恥ずかしくなる位きりりとされた女性だった。

 街を歩いて居て、高齢者で足がO脚にになってしまい必死に苦しそうに歩いて居る人を見かける事が有る。実はF子さんも88歳の時膝の調子を悪くして、J医大に入院し両方の膝を手術し全快したと言う。どう考えても全身麻酔で一度に両膝をオペって無謀だと思う。病室の皆さんは片方ずつされたそうなので、あながちアミーの考えも間違いでは無いと・・・・。もしかして全身麻酔だったと言うから、そちらの方が身体に負担になると判断をされたのかしら?執刀しても一週間でくっつくとも思えないし、10針位は縫ったと言うし。両足とも。
驚くまい事か、ランチを終え道路に出て再確認してみるとしっかり真っ直ぐな足で歩いて居る。
手術前は、痛くて歩けなくて地獄の様だったと言うけれど地獄から天国程に楽になったと言う。私はただただ驚くばかり。大体今だって傷を付けるとなかなかくっつかないし肉の上りも悪い。火傷の時も然り。
Cちゃんは「アミーさん、20年経っても大丈夫だと思うと元気が出るでしょ!」と元気付けて呉れた。
大分お喋りも弾み最後に「明日は母の日だからご馳走します」とさっさと会計を済ませた。子供さんの居ない方に、ささやかな母の日プレゼントを考えたみたい。
彼女とはいつも割り勘で来ているけれど、「今日は特別」と目が言っていたので、F子さんの手前有り難くご馳走になった。
100歳時代と言うけど、90歳になってもシャンと姿勢もよく、若いお友達からお呼ばれされる様な、F子さんに、肖りたいものです。
  
      十二単(アジュガ)