4月9日。
遠くから、ぐっちママさんと、ノンノン母さんが、
つよしにお線香しに来てくれました。
四十九日も過ぎていたので、わざわざお墓まで。
最後、つよしが一人で戦っていた病院も。
ここで頑張っていたんだよ。
伝えると、涙してくれて。
みんなつよしよりも歳上で。
若くして逝ってしまったこと。
みんなに優しかったこと。
そんな事で、遠くから来てくれるんだろうなあ。
つよしならきっと、
『ありがたいよ』こう言っていると思います。
ありがとね。
ぐっちママさん、ノンノン母さん。
そしてごめんね。
先に逝ってしまって。
我が家は、下駄箱に入らない靴は買わなくて。
場所が空いたら新しいものを。
必ず次のジュースの置き場所がありました。
最後につよしが買ったジュース。
いつもなら、派手なカラーの物を好みますが、
なぜか、黒。
シンデレラのように、この靴のサイズの人を探しました。
そして見つかったのは、ぐっちパパさん。
ママさん帰るときに、持っていってもらいました。
つよしの靴でいろんなところを歩いて欲しいです。
受け取ってもらって、ありがとう。
つよしが居なくなっても、なかなか現実とは捉える事ができません。
悪い夢ならどうか早く覚めて欲しい。
こればっかりな母ちゃん。
自分に分からせるために、行動へ。
もう独りなのだから、先ずは重たい物から片付けてみよう。
3階から攻める事にしました。
棚や本を捨てることにしました。
年齢的に、ギリギリかも。
結構キツイ。
それでも、つよしの死を納得させるために、
自分で頑張らないと。
物がなくなると、うん、これまでとは何かが違うんだと、
ほんの少しだけ思う瞬間もある。
夕食の準備中、引き出しから出てきました。
元気になって退院したら、何か作ろうとしていたのだろう。
日切れていたので捨てました。
ごめんね、つよし。
こちらもそう。
あんこでも挟んで、母ちゃんに食べてもらいたかったのかな。
同じく日切れ、処分、処分。
伴侶を亡くしたあと、ずっと物をとっておく人もいます。
まさに、ばあちゃんがそう。
未だにじいちゃんのものに手をつけていない。
ばあちゃんには、息子や娘がいるから、
そのままにしていても、いずれするだろう。
な、考えなのだろう。
けれど、子供の居ない母ちゃんは、
今、動けるうちに自分で処分をしておかなければ、
やがては、甥っ子や姪っ子に多大なる迷惑をかけてしまう。
それだけは、どーーーしても避けたい。
いろいろ複雑な気持ちだけど、
つよしが居なくなった事を現実として、納得させて、
どんどん行動していかないと、
母ちゃんだって、いいばばあの年齢だ。
笑ちゃんよ、2人で頑張ろう。