まさか、またこの門から入るとは。
東大、弥生キャンパスの農正門。
28年前が蘇りました。
初代シー・ズーの、ゆうくんが最後を過ごしました。
今度は、元気印の笑ちゃんが。
お散歩が嬉しく、ごはん命の笑ちゃんが。
えーっ? なんでー?
ここへ来ても、まだ信じられない母ちゃんです。
だって、笑ちゃんも、
どこかへお散歩に連れて来てもらった。
としか、思っていないもの。
それでも時は流れてゆき。
笑ちゃんかかりつけの主治医が、
朝1番の予約を入れてくれました。
4月の健康診断のことから、詳しくお話しました。
28年前と基本的な体制は変わっておらず。
わんこ1頭につき、研修医一名とドクター一名。
今回は、笑ちゃんかかりつけの主治医が、
指名したドクターをつけて頂きました。
研修医は選べませんが、
良い方がついてくれたと、ほっと安心しました。
問診で聞かれたことを、笑ちゃんに代わり、
母ちゃんがべらべらと説明して。
その後、笑ちゃんだけが検査のために奥の部屋へ
連れて行かれました。
その時の笑ちゃんの寂しそうな顔。
父ちゃんは泣きそうでした。
母ちゃんもウルウルで、あー、切ない。
1時間後、初日の簡単な検査が終わり、
ドクターから、検査結果の説明と、
どんな病気なのか、どのような治療法があるのかの
説明が、詳しく、詳しくありました。
また来週、さらに詳しく調べるために、
全身麻酔下でCT検査です。
そんなにゆっくりは、していられないとのことで。
翌々週の手術日をおさえてくれたました。
これだけ聞いて、ニュアンス的に、、、
去年は、父ちゃんとじいちゃんの告知を受けた母ちゃんですが、
まあ、人って、悪いこともたまにはするから、
《バチでもあたったのかもなー》なんて、
時間が経つと思ったりもしましたが。
何一つ悪いことをしていない笑ちゃんなのに。
父ちゃんとじいちゃんの看病を、
一生懸命にしてきた笑ちゃんなのに
なんだかなー。
朝は、お散歩かと思って大喜びな笑ちゃんだったのに、
実際は、それとはかなり違って。
帰りの車の中の笑ちゃんは、
ぐったりでした。
悪い物が簡単に取れて、
早くスッキリしたいところです。