補液中
午前中にパパと病院に行ったケン、
血便は問題なくすぐに治まる感じのものでしたが、
食欲にはやっぱり問題有りで、
腎臓がまたまた悪くなってきたようで、
活性炭の再開と、食べるようになるまで、補液の再開です
全治1ヶ月中のケン母、
こんな大変なときにケンに何もしてやれないで、
情けない
ケン一家、3月11日の震災以来初めて東北道を走ってみた。
湾岸・首都高と順調に走り、東北道へ。
栃木までの風景は、千葉の辺りと変わらない感じで、あちこちの家の屋根が壊れていて、
例の青いビニールシートを被せた家があちこちにある感じ。
それが、栃木県を過ぎ福島県に入ると、こんな電光掲示板が出現する。
高速の道も栃木までとは全然違う感じ、
土砂崩れがあったり、走っていると道が平らではないので、
車が、ぐ~んぐ~んと沈む沈む。
通行出来るようにはなっているけど、とりあえず走れる程度に軽く舗装してある感じ。
路肩にはまだ、割れた道やら崩れた塀の箇所がたくさんあり、そのたびにパイロンが置かれていました。
東北道から磐越道に向かうと、原発のある辺りは通行止め。
福島へ向かう東北道のSAにて・・・
黄色と緑色のビニールシートに包まれた四角い物を積んだトラックがたくさん。
これ、仮設住宅。
たくさんいました。
この他に、自衛隊の車もいたりして、いつものSAじゃなかった。
従妹の結婚のお祝い何がいいかな?・・・
どうせ買うなら、大好きな福島の復興のために、福島で選ぼう・・・
それを決めてからテレビを見ていたら、三春の滝桜は観光客もいなく・・・なニュースが流れて・・・
えーっ、何だか風評被害って酷いなー・・・、せっかく行くんだから始めに寄って行こう・・・
な流れで、まずは桜を見に行った訳ですが・・・
テレビで放送、
そこまではいいのですが、24日(日)が見頃でしょう・・・
などと言うものだから、すんごく混んでいてびっくりです。
ただ、いつもなら観光バスもたくさんだし、他県ナンバーもたくさんなのに、
9割は福島ナンバーの車でした。
樹齢1000年の滝桜、1000年に一度の震災も初めてだったかな。
よく頑張った。
ケンケン2回目の滝桜。
1000年のパワーをもらいつつ、春の香りにうっとり中。
そう、今回の福島は、応援のつもりで出かけたのです。
原発から50㌔くらいですかね、町のおじいちゃんやおばあちゃんが一生懸命に頑張っていました。
ここに来るまでの道も、あちこちで地球が口を開けてる箇所があり、
いつもは出店がたくさんなのに、それはなく夜間のライトアップも中止されています。
ここに応援の募金箱があったので、ケン一家も応援。
さてさてケン坊ちゃま。
福島の旅で疲れたか、お家に着くと大きなあくびです。
って、こらーっ。
ケンケン、自分の家ではないのにくつろぎ過ぎっ、福島は郡山にある、かふぇくんちですよっ。
急遽、福島へ行くことになり応援のつもりで声をかけました。
「おうちが大変なことになっているので、びっくりしないでください」とは言われていたんです。
そうは言っても・・・生活出来ていると言うし・・・、な感じで考えていたら。
ナビをたよりに近くまで来て、「近くまで来てるんですが、わかりませーん」な電話をしたら、
かふぇくんちの前に車を止めて電話していたようで・・・
かふぇママさん「あれ?家の前にいる車がそうかな?今外に出ますー」
ケン一家って、つくづくバカっぽいっ。
家の前から電話してるなんて、恥ずかしい。
かふぇくんち、ご覧の通りです、1階の屋根も2階の屋根も大変なことになっていて、
屋根だけではなくて、外壁やら家の中も大変。
後ろのお宅は家が傾いてしまって、もう住めないのですでに引越したそうです。
震災のとき、ママさんはお仕事で東京に来ていて、
そのためにパパさんはかふぇくんのためにお休みをしていて、
出掛けていたんだけど、地震の起きる5分前に家に帰って来たんだそう。
パパさん曰く・・・すごい揺れのあとに、パラパラと瓦が上から落ちてきたんだそうです。
かふぇくんも怖かったんでしょう、あの日以来、人にピッタリとくっついているようです。
未だに屋根の瓦が手に入らなくて困っていました。
この日も、パパさんが屋根に上り、雨が漏れてくるところを一生懸命に直していました。
どなたか瓦が手に入るところを知りませんか?とのことです。
この辺り、原発の影響で、どのお宅も洗濯物を外に干していませんでした。
ママさんは、かふぇくんの散歩に困っていました。
かふぇくんだけでも避難させようか・・・まで考えて、
千葉でも預かりますからね~、いつでも言ってくださいよ~。
ママさんもうちでよければ、いつでも泊まりに来てくださいな~。
ちょうど草が生え出して困っています、
うちに来て草むしりしながらケンガーデンでかふぇくんと遊んでくださいな~。
ほんとによく似ている、かふぇくんとケンです。
かふぇくんちをあとにして5分くらいすると、普通に災害派遣の自衛隊の車が走っています。
かふぇくんちをあとにして20分くらいすると、
あー、見えて来たーっ、パワースポットの磐梯山が。
この大震災で、よく頑張った。
この冬は雪もすごかったみたいで、まだこんなにたくさん雪あります。
猪苗代から裏磐梯へ上る道。
今回の震災で5~6か所崩れてしまいました。
最近ようやく、普通車だけが片側通行で通れるようになったんだそうです。
道が真ん中から、ぱっくり割れてるところもありました。
このあと、原発から10㌔圏内から非難して来た浪江町の人たちがいる宿に行きました。
みなんなで、お茶でもしながらお話でもしているのかな?なんて想像しながら行きました。
宿の入り口にはたくさんの靴が脱いであるので、中には人がいるんだろうに、
驚くほど、シーンとしていました。
一人のおばさんが、車の中で一人でたばこを吸っていました、聞くと浪江町から非難してきた人でした。
自分の家ならば、居間でテレビでも見ながら一服しているだろうに、
宿に避難出来ても、10人くらいのよその人たちとの生活、ストレス溜まるよね。
ここに避難している人はみんな、わんこ連れ。
ホームページがあるので見て下さい。
悪い人がいますねー。
被災地に行って、被災者の人からお水をもらって来た家族がいるんだそうです。
ニュースで見ていませんか?
それってケン一家じゃないの?
あっ、困りましたー、こんなひどい事したのはケン一家でしたー。
水の話をかふぇママさんとしていたら、箱で用意してくれたんです。
ケンのところも買えるようになったので、と話たんですが。
そこが東北の人の優しいところなんですよねー。
知らないうちに車に2箱も、かふぇパパさんが積んでいたんですねー。
でも、実際ビックリしました、箱で売ってるお水は震災以来、お目にかかったことないもの。
しかも、怪しい見たことない感じの水じゃなくて、普通のよく見ていたお水、びっくり。
かふぇ一家へ・・・、大変なときなのにどうもありがとう。
今回は、大好きな福島へ応援のつもりで、かふぇくんちを含め4ヶ所に応援に行って来ました。
応援のつもりで日帰りで出かけた帰り道、福島県内で大きな虹が。
逆に、元気をもらって帰って来たように思います。
津波の来たひどいところへは行きませんでしたが、
やはりテレビで見ているのと、実際に自分の目で見るのでは全然違います。
でもね、おじいちゃんやおばあちゃんは元気にがんばっていました。
あるおじいちゃんに、「この辺りもすごい揺れだったでしょう?」と聞くと、
「いや~、この辺りはそうでもなかったよ、震度6弱くらいだったから」
おじいちゃーん、震度6弱って、すごい揺れなんですよぉー。
がんばれ、東北。って言っていたのに・・・
頑張っています東北・・・だって。
すごい人たちです。
上の文字・・・ちなみに「かえる」で文字になっています。
震度4以上の地震が来ると、ニッチの淵に並べてある「起き上がり子法師」たちが・・・
こんな感じになる。
でも、決して淵から落ちないし、みんな満面の笑み。
福島の底力を感じます。
ちなみにこれは大好きな福島の民芸品なのです。
た
ち
あ
が
れ
日本
おまけ
3月11日からほとんど庭に出ていなかった、
水もあげていなくて、草花のいくつかは枯れてしまった。
しょんぼりしていると、今年のハナミズキはいつになく満開。
慌ててお水をたっぷりあげました。
そう言えば先日、パパさんが「ハナミズキって犬の花なんだってね~」って、
気になって調べたら・・・英語では「Dogwood」
むかしむかし、皮膚病の犬にハナミズキの樹皮を煎じた汁で洗ってあげたからだそう。
(余談だけど、うちのパパさん、ほんとにどうでもいいことを良く知っている雑学王)
はぁ~い、朝ごはんをまったく食べない困ったケン坊ちゃんですよ~。
朝食べないので、10:00 16:00 18:00 と、少しずつ時間をずらして。
3食、食べるときもあれば1食しか食べないときもある、
ほぉ~んとに気まぐれな毎日を過ごしています。
・・・それなのに、先日、病院に行って体重測ったら、
どうして体重増えてるのぉー
さては・・・どこかで・・・美味しいもの食べてるんじゃないのぉー
びっくりマナコの我が家の可愛い坊ちゃんは、
今日は検査を兼ねて、ワクチンをうちに病院へ来たのです。
じいさんになってから、7種のワクチンを2回に分けて、
今日まずは5種をうってきました。
(写真は帰りのSAにて、しっこタイム)
今日はもうひとつ。
左眼の黒目に赤い、なんかカーブを描いたようなラインが出来たので、
診てもらったら、何だっけなー・・・なんか病名もあったんだけど・・・
まぁ、とにかく年齢によるもので、眼球のシミのような・・・、な物でした。
右眼には今年になって、白いシミ、
左眼には4~5日前から、赤いシミ、
(写真は帰り道SAにて、他のわんこの追跡中)
両目合わせると紅白で、なんだかめでたい感じなケンのおめめです。
(写真は帰り道SAにて、まだまだ追跡中のケン)
おめでたい感じの「おめめ」になってしまったケン、
近頃またごはんを3食きちんと食べないケン、の割に体重増えてなケン、
これからも一日、一日を、楽しくがんばるよ~。
おまけ・・・
今年のケンの狂犬病予防注射、
重度心疾患のために「狂犬病予防注射実施猶予認定書」を発行してもらった。
ついにケンもここまできましたかー、って感じ。
それでもワクチンだけでも出来たから、「良し」としよう、かな。
今朝の散歩は、近くの青葉の森公園だよ~。
桜も満開で、いろんなお花も咲いていたよー。
嗅覚フルに使えて、ボケ防止にはもってこいだね。
ここでも、嗅覚フルだよー。
2歳の女の子。
ケンケン嬉しいよーっ。
この子、こうして人の股のあたりに、すっぽりとハマルのが好きみたい。
さっきの子、やけに泥んこだったけど・・・
こ~ゆ~ところで、ゴロゴロしたのかな?
いえいえ違います、まだ濡れている草原で走り回ったそうです。
元気でいいですね~。
2歳に負けてられないね~、ケンも元気に歩こうね~。
いろんなところに、お花がたくさん。
桜もね。
きれいに咲いていました。
青葉の森公園内にある、「さくら山」です。
見事に満開。
今年は、近場の桜で楽しんでいます。
千葉なので菜の花は、外せませんねー。
いい香りなのに、ケンはまぶまぶで残念なお顔。
チューリップもきれいに咲いていました。
ヨメイヨシノではない、枝垂れ桜・・・でもない、
あー、名前忘れたけど、きれいな桜も咲いていました。
大きな地震があったけど、春は来ましたねー。
今年もケン、桜を見に来られました。
15歳の花見は、ケンの大好きな青葉の森公園でした。
計画停電とかの都合で、今月はトリミングの予約が取れなく、
あきらめていたら、運良く空きが出来たようで、
少し早いけど、遅れるよりはいいか・・・、ってことでケン行って来ました。
眠くて眠くて、トリミング中はお座りもままならないようだけど、
お顔まわりとなると、どこからか力が出てきて、ものすごい反抗らしい。
東北では、餓死しているわんこがたくさんいる中で、
ほんとに贅沢な日々を過ごしているケンです。
歳をとって、体調が悪いとトリミングも出来ないことが何度かあって、
トリミングが出来るって、ほんとにありがたいな~と思っていましたが、
震災があってからは、以前より有難さが増しました。
今日は、パパさんもお休み。
と言うか・・・今年の桜は、山梨の神代桜を見に行く予定、それが今日でした。
初めは自粛・・・、でもそれでは・・・、な中、ケンのトリミングの予定がずれて・・・。
ケン母の満開予想的には、今年もいい感じだったのに・・・。
まぁ、仕方ない。
ケンをトリミングに送り出して、近所のお蕎麦屋さんでお昼です。
お店の窓から満開の桜並木を眺めながら、おそばと、桜アイス。
この桜アイス、もちもちしていてとても美味しい。
春の旅も中止にしていたけど、
宿の空室状況を見ると・・・、何としてでも行ってあげなくちゃ。
来月は地震にも大人しくしてもらって、東北へ行きますよっ。
大震災が起きてから、いろんな毎日を過ごしてきて、
まだまだ、おかしな事はたくさんあるけど、
余震も一日に1~2回くらいに減ってきて、「地震酔い」からもようやく解放された今日この頃。
地震より前の1月か2月の始めくらいから、ケンの右目に変化がありました。
白内障とは感じの違う、黒目のところに白い影ができました。
病院で見てもらうと、表面の傷ではないので・・・とのこと。
年齢的にしょうがないもののようです。
本人も数日でその影に慣れるって。
と言う訳で、治療をする訳でもなく、そのまま過ごしています。
ケンの目の歴史は生後3ヵ月から始まります。
シーズーには珍しく、チェリーアイになりまして、生後3ヵ月で手術。
じいさんになってから、左眼が乾性結膜炎となり、オプティミューンで刺激して涙を作って、
保護用の目薬でコートしてあげています。
予防にと、両目を保護の目薬でコートしています。
それでも、まだ見えているようで、
大好きなパパの動きを、じーっと目で追っていたり、
お菓子、お菓子くれないの? を目で訴えたり、
ねぇ、遊んでよ。 を訴えたり、
眠いんだから、静かにしてくれない? な目でにらんだり、
こうしてカメラを向けると、ちゃんとカメラ目線。
可愛いおめめなんです。
ブログのお友達のナナママさんのお家の「桃ちゃん」
ママの腕の中で、静かに天国へと逝きました。
1000年に一度の大震災で家族の無事を見届けて、
安心して天国へと逝ったのかな。
ご冥福をお祈り致します。