赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

盗賊の論理——中国共産党の本質

2023-06-12 00:00:00 | 政治見解



盗賊の論理——中国共産党の本質 :230612情報


中国共産党の本質を、台湾独立運動家の方が喝破しています。大変に面白いので引用させていただきます。


■中国に対する多くの誤解

これまで、アメリカの知中派と呼ばれる人々は「中国が裕福になり、中産階級が生まれさえすれば自然と民主化する」ということを信じて、中国と積極的に交流してきました。しかし、私はその意見は極めてナイーブであり、全く正しくないと思います。

これは中国人の本質、あるいは中国共産党の本質をあまりにも知らなさすぎる考え方です。中国は裕福になっても、民主化するはずがありません。それは、中国共産党の本質を見ればわかります。それは、一言で言えば
「盗賊の原理」です。


■中国を動かす盗賊の原理とは?

共産主義は極端な社会主義です。共産主義は名前の通り、財産をみんなで共有するという意味があります。ですから、能力のある人間がたくさん働いて、儲かった分はみんなに分け与えるということです。理想的に聞こえるかもしれませんが、これは人類の本来の原則とはかなりかけ離れています。

なぜなら、能力のある人間が稼いだ分をみんなに分配するときに問題が発生するのです。誰がどんなルールで
分配をするのかというと、それは権力を持つ人間です。

今の中国では、激しい権力闘争に勝ち上がった勝者が絶対的な権力者になり、「俺が後で配ってやるから、お前の稼ぎを全部よこせ」と威張っているのが今の中国の現状なのです。

これは、権力によって資本が略奪されている、つまりは略奪主義であり、盗賊の社会と一緒なのです。


■いずれ略奪されるテスラの運命

これは、企業についても同じです。例えば、中国の大企業であるアリババは罰金という名目で中国政府に2,800億円を略奪されています。もちろん、外国企業も例外ではありません。中国の民主化を見越して投資したものは、そうなる前に略奪されるでしょう。

テスラも同じ目に遭っています。テスラは2019年1月に上海に工場を建てました。そのときの条件は極めて良いものです。中国に進出する外国企業は出資の際に必ず中国資本を何%か入れなくてはいけないのですが、テスラには、例外的にほぼ100%の自己資本が許されました。

そして非常に良い条件で土地を提供して、工場を造らせたのです。ところがわずか1年半で、中国はテスラに文句を言ってバッシングを始めました。このバッシングの後にはきっと略奪が待っています。

まだ略奪はされていませんが、もう目に見えているわけです。それが中国共産党のやり方です。





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