コラム(5):維新の党から始まる政治変革の流れ
維新の党が政党としての本領を発揮し始めました。安全保障法制に対案を提出したのです。橋下徹氏はこのようにツイートしています。
「民主党ももっと考えるべきだ。審議拒否して強行採決に追い込み政府与党にダメージ。そんなの意味ない。野党は政府与党に対案をぶつけ、それを無視した与党にダメージを与える王道を歩むべき。今回の維新の党案は、これを軽く扱う政府与党に大きなダメージが生じる。審議拒否よりもはるかに強力だ。」
これが本来の国会のあり方であり、このあり方こそ国民が望む姿でもあります。これまでずっと続いていた政府対野党の不毛な論議からようやく解放される時代がやってきたのです。
維新の党の国会に対する姿勢により、国民自らが安全保障論議を「自分たちの生存と安全に関わる問題」として考えるようになると思います。これで、国民はテレビの国会中継をようやく観る気になるのではないかと思います。
これから始まる自民党と維新の党の政策論争で、他の政党が置き去りになる可能性も出てきます。国会で政策を論じることの出来ない政党や、本質から外れた批判ばかりの政党は次第に存在価値を失っていきそうです。また、国会議員も政策を論じることのできない不勉強な方々は存在が難しい環境になりそうです。政治が本当に変わる時代の予兆を素直に喜びたいと思います。
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