current topics(155): 都知事選 ~都連のドンたちの正体~
当ブログではかねてより、地方議会の悪弊について指摘してきました。
東京都知事選開始とともに、
都連による「各級議員(親族含む)が非推薦の候補を応援した場合は除名等処分の対象となる」という通達は、
地方議会の利権構造の実態を如実に表しています。
舛添知事退任の際に、テレビに顔を出した内田茂氏や野村有信氏を筆頭とした都連のドンたちは、
増田氏を担ぎ出すことで自分たちの利権問題は表沙汰にはならないだろうと思っていました。
身をもって経験している猪瀬元知事は、
「自民党都連はブラックボックス」「都連・都議会のドンが都政を不透明なものにしている」
「都政の最大のガンは既得権益を仕切るボス政治なのにメディアは表層的でことの本質に迫っていない」などと、ネット上で告発しています。
増田氏が当選であれば、引き続き生き延びることが出来る都連の幹部らにとって、
「小池知事の誕生」は最大の危機なのです。
彼らはなぜ小池氏を恐れているのでしょうか?
実は小池氏、防衛大臣就任早々、長期にわたり防衛省に君臨していた守屋 武昌(もりやたけまさ)事務次官を、
自らの大臣辞任と引き替えに退官させた経験があります。
その事務次官は退官後、山田洋行との汚職で逮捕され、有罪判決を受けています。
小池氏は当選すると、知事公約にもあるように、都議会にまつわる利権関係を徹底的に調査するつもりです。
知事が本気で取り組むと自治体警察である警視庁は、都議会の不正の摘発に積極的に動きます。
しかも、小池氏の応援に真っ先に駆けつけているのが衆議院議員の若狭勝氏です。
若狭氏は元東京地検特捜部副部長の経歴を持っているので、調査能力には数段たけています。
実は、若狭氏は小池氏が知事に就任した場合、副知事などの要職に就き都政改革の先頭に立ち、
小池氏をサポートしたいと考えています。
そのことを今から気にしているのが、都議会のドンとその周辺の都議たちであることは言うまでもありません。
小池知事の実現で、都政の浄化と共に、日本中の地方議会の浄化につなげていただきたいものです。
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