コラム(216):メディアによる情報操作の手口
メディアから発せられる情報は、メディア自体に隠された意図があるために、伝えるべき情報を制限したり、虚偽情報によって、受け手の判断を狂わせます。今回は、朝日新聞の例を取りながら、メディアがどのように情報を操作しているのかを検証してみます。
「珊瑚記念日」に見られる朝日新聞の体質
1989年4月20日、朝日新聞夕刊は、沖縄の珊瑚に「K・Y」との落書きを取り上げて「精神の貧しさ」「すさんだ心」と激しく批判した記事を載せました。しかし、後にこれは朝日新聞記者による自作自演であったことが明らかになりました。実は、朝日新聞のねつ造記事は日常茶飯事で現在も続いています。最近では従軍慰安婦ねつ造記事で、日本の国家としての信用を毀損させる大事件を引き起こし、いまだに多くの国民の心を傷つけています。
しかも、朝日新聞は極めてご都合主義で、普段は高圧的な記事を書き報道被害者まで出すのですが、問題が発覚すると一切謝罪もせず卑怯な責任回避工作をします。
まさに「精神が貧しく、すさんだ心」という言葉は朝日新聞社の体質そのものを表しているのです。
朝日新聞の印象操作
朝日新聞が火をつけた森友学園問題では当初右翼主義者の籠池氏を激しくバッシングしていましたが、籠池氏が保身の為に野党に迎合した途端、籠池擁護に転じました。報道で「籠池氏は喚問の際の態度が堂々としていて正しいことを述べている。」「喚問に応じない安倍昭恵夫人の方が疑わしい」という印象操作を行っています。
朝日新聞は系列のメディアを使って新聞では書けないような表現で直接的な攻撃をします。たとえば国会で禁じられたはずの「アッキード事件」という言葉を、わざわざ週刊朝日のメインタイトルにして使っています。さらに安保法制法案の時と同様、朝日系列の日刊スポーツや、女性週刊誌を使って政権攻撃を仕掛けています。
一方、系列のテレビ朝日では、すでに間違いが証明されている事柄にもかかわらず、過去の同じシーンを数十回にわたり流し続けます。また、評論家を使い「国民の多くも昭恵夫人を喚問してほしいと願っている」と嘘を言わせています。国民は誰もそんなことを望んでいないのに、あたかも「世論はこうなっている」と見せかけています。こうした手法を頻繁に使い続けているのです。
朝日新聞の取材の信憑性
朝日新聞の取材内容はでっち上げです。あらかじめ編集サイドで決めわられたシナリオの下に、学者、知識人、研究者、評論家、ジャーナリスト、NPO法人、市民団体、市民グループ、平和団体、市民有志、住民代表、新聞社編集長、という肩書の者を駆使して、権威ある発言と見せかけ報道しています。すべて、やらせ、ねつ造、嘘、でっち上げ、作り話し、作文です。
印象操作の過程で世論からの批判が強まると、読者投稿自体を自作します。「朝日新聞の報道姿勢は、巨大権力の監視のために社会に必要なものだ」などとする投稿記事を掲載し、激励があったかのような印象を植えつけようとしています。
世論調査と街頭インタビュー
朝日新聞を始め左翼メディアは野党4党と協力して、世論調査数字を操作することにより、複合的な印象操作を行っています。とくにテレビメディアは、政府側の失言や言いよどんだ場面と野党側の激しく追及する場面だけを対比させる映像を多用して、政府側が追い詰められているイメージを植えつけようとしています。
また、メディア各社はそれぞれに世論調査を行っていますが、実際には調査をせず数字のみを作るケースもあります。左翼メディア発表の世論調査結果は本当の数字ではないので信用してはなりません。世論調査で信用できるのは内閣府が行う調査だけです。
さらに、テレビメディアが行う街頭インタビューも信用には値しません。「仕込み」と呼ばれる人物にお金を払って発言させることがあります。一般人を装いマイクに向かって政治見解を述べているだけのヤラセ取材です。
国民を欺く左翼メディアの終焉
今や国民の多くはメディアが事実を正しく報道しているとは思っていないのではないでしょうか。
インターネットの急速な普及は、若年層や中年層だけではなく、主婦層や高年齢層にも広がっています。
新聞やテレビに頼らず社会で起きている真実を自分の目で確認し判断しようとする人が増えています。
テレビの視聴者数の低下、新聞購読者数の激減は、もうこれ以上、左翼メディアが国民を騙し続けられないことを物語っているのです。
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