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常識とは何?何気なく使う言葉の危うさ。噛みつき亀風味でもの申す。脱線ご容赦。あくまでもお馬鹿な私の私論です。最近ボケ気味

いざ  出撃 せよ    kamikaze's 神風特攻隊

2017年08月07日 20時19分15秒 | 記憶と記録

戦争末期  資材も人材も燃料も枯渇していた日本がとった方法のひとつが

神風特攻隊 いわずともわかる飛行機爆弾である。

出撃に動員されたのは 若き男たちであり飛び立てば帰れぬ事は自明の理

まだ 女を知らぬ男を優しく抱かれ、二度と会う事がない隊員たちを親のように

献身的に支え面倒をみた女性たちがいたことは意外と知られていない。

今日は名前を呼ばれなかった。明日なのか、宿舎に集められた男たちが

出陣前にしたためた遺書が綴られている。実はいまだに最後まで読むのが辛い

そして いつか必ず出陣命令が下される。それはさながら死刑の宣告である。

恩賜の煙草とお神酒と・・杯と「そが命お国の為に捧げたもう事天晴れある」

アメリカ艦隊は 神風特攻隊を恐れていた。ゼロファイターはクレイジーだと

アメリカ軍が撮影したカラーフィルムが、日本の暑い夏に幾度も流された。

ありとあらゆる機銃を使い 熱を帯びた弾丸が豪雨のように乱れ飛んでいる

のが解る。その中を潜り抜けて突撃に成功すると大きな火柱が舞い上がる。

一方では あと少しの処で海面に墜落する機体もあり、子供の頃こう思った

ー長い長い道のりを飛んできたのに、あと少しなのに目的が果たせず可哀そう

でも 前後して大きな水柱があがる。初期の段階では魚雷を積んでいたものも

あった。そして第一波~三波と時間差で 飛来したこともあり、航行不能に

なる船もあったとか。また、アメリカ軍のなかには恐怖の余りノイローゼに

なる人もいたと聞く。俗説に彼らがいよいよ特攻するときに天皇陛下万歳と

叫んだとされているが、中にはそういう人もいたかもしれないが、実際は

「おかあさま 」「先に逝きます」といった人が多かったそうだ。

お国のために散った若き英霊達、それを美談に仕立て上げる為に天皇陛下

万歳という言葉が使われたようだ。また、実際には突入直前に気を失っていた

という人もいる。それを聞いて何故か安堵を覚えた。

時代、年齢 性別が違えばこんな苦しみを味わうことがなかったのにと思う

そういえば 拙宅に来たヘルパーがこう言っていたっけ。

ーうちの少六の子供ったら一日中ゲームばかりしていてね。よくわかんない

けれど戦争ゲームらしいんですよ、機関銃の音がうるさくて・・・

平和ぼけ 今の日本を揶揄する言葉だ。

子供の頃 自衛隊の幹部の知人の人に連れられて 観艦式に連れていかれた。

指揮艦 には赤いじゅうたんが敷かれていてあとで知ったのだが、

総理大臣等もそこにすわり見学するようだ。普通の人はまず行けない場所だ

多分護衛艦に乗ったのかもしれないが 大きな鉄の塊にしか見えなくて

しかし 走り出すと意外にも早かった。相模灘に着くと実弾演習が始まった

ズドンズドンと低音が響く。かなり離れた場所にある目標付近に水柱が

あがった。潜水艦が浮上してきた時は予想を裏切り鯨がジャンプするときの

ように先頭が45度位の角度で飛び出してきた。

自衛隊 この存在の定義がいまだに定まらない。

 

 

 

   

 

 

 

 



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