先発医薬品より薬の単価が安くなるというのがジェネリックの売り言葉だ。
しかも、先発医薬品と同等の成分を含んでいるのでと言っているが、他方でジェネリックを製造している
製薬会社のコマーシャルでご存知のように、「飲みやすくする(位ならまだいい)など、様々な改良を加えている」
そうだ。私が思うには、そんな余計なことをしないでいわゆる特許等がきれた為開発費用がかからない薬は
余計な改良をしないでそのまま提供してくれることが、薬単価を今以上に下げる事ができるし、後発医薬品では
ない本当のジェネリックが成立するのだと思う。
薬単価の情報はネットで検索することができるが、ひどい例だと6銭しか値段が変らないものもある。
銭というのは、現実の通貨では存在しない単位であり、6銭は切り上げて1円とするのが当然だろう
そうした時に先発医薬品と何の開発もしていない後発医薬品が同一価格になるという不合理が起きるのだ。
ということを考えると後発医薬品メーカーはボロ儲けだという想像が付く。
消費者が望むのは余計なことをしないで全く同一の製品をそのまま作るだけで良いということであり
それはほほ同成分のものをアレンジする必要は無い。
そうすれば、後発医薬品の価格がもっと下げられるし、それが本来のジェネリックではないのかと強く
思う。そもそも飲みにくい薬って何だろうと思う。ほとんどの薬はまるか楕円かカプセルかい分けられるはず。
厚生労働省がジェネリックを勧めるのにはなにか裏がありそうだ。