〇学校の帰りだけど、家に寄っていい? 仁ちゃんからのメッセージが入る。
バスの中だけど、10分ぐらいで駅につくから、いらっしゃい! ワクワクしてるのは私。関学の2年生。
久し振りにやって来たので好きなピザを取って食べる。果物は昨日買ったメロンにする。何か月ぶりかしら?あれこれ話す。今18歳。赤ちゃんの時は抱っこにオンブ!思い出は尽きない。過去の記憶がよみがえる夕べになる。
バスの中だけど、10分ぐらいで駅につくから、いらっしゃい! ワクワクしてるのは私。関学の2年生。
久し振りにやって来たので好きなピザを取って食べる。果物は昨日買ったメロンにする。何か月ぶりかしら?あれこれ話す。今18歳。赤ちゃんの時は抱っこにオンブ!思い出は尽きない。過去の記憶がよみがえる夕べになる。
〇今日の神戸新聞 時里二郎先生選者のコーナー 作品は全て良かったです。
「父の靴磨き」大谷真理光 さん作をアップします。
「父の靴磨き」大谷真理光 さん作をアップします。
今
ホスピスの部屋にいる父は
昔
明日の準備に
帰宅したら夕食前に
靴を磨いていた
自慢のブラシで
たまに
私の靴まで
磨いてくれ
磨き方を教えてくれた
いつかの夕暮れ時
私の靴まで
磨いてくれ
磨き方を教えてくれた
いつかの夕暮れ時
私も父も
なかなか素直でない
照れ屋で
ぎくしゃくして
縺れて
思いと反対の事を言うこともある
もうすぐ
なかなか素直でない
照れ屋で
ぎくしゃくして
縺れて
思いと反対の事を言うこともある
もうすぐ
六月か
庭の菖蒲は緑の茎まで
すくっと伸びて
花の盛りを
すくっと伸びて
花の盛りを
額紫陽花にバトンタッチする
そして真っ白な梔子(くちなし)も
やがて香る
そして真っ白な梔子(くちなし)も
やがて香る
私と父の心とは
地中で繋がっているのだろう
隣り合う根っこ同志で
・確執もあった父をホスピスに見舞ううちに打ち解けていく情感の機微を描く
と先生の言葉が…
と先生の言葉が…
素晴らしい詩作品に感動しました‥‥(*^^)v