◯『たかとう匡子 詩集』現代詩文庫 思潮社 の本をジュンく堂で購入しました。
カタストロフ ユンボ などの言葉を調べて読みはじめる。大変な時代を超えてきた作者。同年代の私だけど、世界大戦
の現実をあまり知らないので、いい学びになりました。神戸の惨状など知ることが出来ました。
詩友、工藤恵美子さんの作品で、戦争の現状をはじめて知ることができましたが、それはテニアン島の惨状でした。
原爆投下された広島に疎かいしていた。三原市沼田東町という少し離れた村に。
屋敷に蔵と築山がある祖父祖母の家で、サイレンが鳴ると暗くして寝る程度だったと思う。
戦後の農地改革で田畑すべて没収されたと聞いた。祖父には特に可愛がられて、あの頃だけどのんびり育った。
戦後数年過ぎて神戸に帰ってきて、焼けた家など沢山ありびっくりだった。怖い現実は知らないまま。
そこから辛いさまざまな現状が長く続いたけれど・・・
震災と戦争と過ごしてきた作者の思いを詩という文学作品に置き換えられた たかとう匡子さんには大きな拍手を送りながら読んでいます。
作品論 倉橋健一 新井豊美 山本忠勝 時里二郎 方々の論!良い教えを学びながら。
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