青空に白い月

ゆったりゆるりと生きましょ~よ

フルロックの薦め

2008-09-03 22:50:28 | レース・車・乗り物

フルロックと言っても、音楽のロックではありません。

車のブレーキのフルロックです。

車を運転するのに、大多数の人は自動車学校に行き教習を受けると思いますが、

自動車学校の教習というのは主に車の操作や法規のお勉強であり、あくまでも教習です。

ですから教習ではブレーキロックなんて普通はしません。

せいぜい時速10キロ程度からの急ブレーキ体験なんてのが精一杯でしょう。

ですがブレーキをロックさせる行為自体、公道で意識して出来る物でもありませんよね。

ですからそれなりの場所で教習ではなく訓練が必要です。

ですが訓練といっても本当にごく稀に団体やメーカーが開催するだけで、

ほとんどの人は知りませんし、募集人員も極限られた人しか受けられないでしょう。

私も訓練としての訓練はしたことがありません。

それにそういった訓練は公道を走っている範囲では必要が無いと思われがちですが、

実際にはそうともいえないのです。

車を運転している人の大半は無事故だと思いますが、

それは安全運転でいいことです。

ですが無事故であるということは、車が何かに接触したときの車の動きを知らないってことにもなります。

ほとんどそういう人達が高速道路を運転しています。

安全運転だから自分は大丈夫だと思っているでしょう。

ですが、自分が法定速度で走っていても、他の車がそうとは限りません。

もしも高速を100キロで自分が運転していた時、後ろから追い越そうとした車がほんのちょっとでも斜め後方から接触されただけでも、車は予期しない方向へ回転し始めます。

多くの人は追突された時点でビックリしてアクセルから足を離すと思います。

そうすると車が突然向きを変えたようになり、高速の壁面や中央線に向かっていこうとしますから、それを避ける為に今度は逆方向へハンドルを急いで回します。

後はそれの繰り返しです。

ハンドルを右に左に回して、車がコントロール不能になったまま最後に壁か中央分離帯に激突します。

ほぼ例外はありません。

車に回転する外力が加わり、アクセルを放した時点で車はバランスを一旦失うので、そこからまたバランスを取り戻すには、ステアリングをうまく合わせながらアクセルを踏み込みます。

ある程度経験が必要です。

今例えが高速道路になっているので、いきなり停車するのは実際には危ないですが、スピンしている最中の車でもスピンを止めることも出来ます。

その時フルロックを使います。

ステアリングでカウンターをあてて、スピンしている最中にブレーキをフルロックさせると、車の回転が止まり、そのまま真っ直ぐロックしたまま滑っていきます。

これも当然障害物の無い方向へ車を向けてからフルロックさせなければ、真っ直ぐ壁に向かっていく事になります。

雪道でブレーキをロックさせてしまうと、ステアリングをどの方向に回しても真っ直ぐ進みますよね、ああいう状態でスピンしている最中でも真っ直ぐ進みます。

急ブレーキとかパニックブレーキというのもありますが、それらは無意識にとっさにブレーキを踏んでしまう事ですが、フルロックは意識してその操作をしますから、やっぱり経験が必要ですね。

ステアリング操作も重要です。

どんな対処をするにもステアリングを回し遅れてしまうというのは致命的です。

酷い時にはステアリングの戻し遅れというのは、車が横転します。

だからこれも経験が必要です。

ステアリングをもう回らない位置まで回すことを、ステアリングをロックさせるって言いますが、このステアリングロックを右、左と繰り返して回す操作をロックtoロックと言って、これも運転する訓練の一つです。

ステアリングっていうのは切り込むよりも、戻し遅れのほうが致命的なミスになりやすいのですよ。

どんなに教習を受けても、これらは経験からしか分かりませんし、反復練習が必要です。

速く車を運転する技術っていうのは、ほとんどが危険を回避する技術にも直結しているんですよ。

でもそれが数字では表せないんです。

普段は時速60キロからブレーキを踏んで50キロに減速してぎりぎり曲がれるカーブがあるとすると、一見そのカーブは50キロで曲がれるカーブって思いますよね。

でも違います。

50キロのままカーブに進入しても減速無しでは曲がれません。

これにも例外はありません。

ライン取りやステアリング操作が一緒であれば、たまたま曲がれなかったとかいうのは無いんです。

でも同じカーブを80キロから60キロに減速して曲がれるなんてことはよくあります。

こういうのが分からないと実はちょっと危険です。

でも人の感覚ってとても優れていて、その人がそういう意識をしていなくても、体が曲がりきれないっていうのを感覚で判断してくれています。

だからたまたま事故になりません。

どんなに運転暦が長くても、経験があるとはいえない理由もそこにあります。

ただ経歴が長いというだけでは、全く訓練にはなっていないのです。

日課と経験って全然違いますね。


60000キロ

2008-08-03 14:41:54 | レース・車・乗り物

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つい先ほど、私の車の走行距離が60000キロのキリ番を迎えました。

まーそれ自体は驚くことでもないのですが、

この写真をうちの駐車場で撮ったっていうのが、偶然のなせる業なんですよねぇ~(^ム^)

前々からもうちょっとで60000キロになるなーなんて思いながら、気になってはいたんですが、その時になると忘れちゃってるもんなんですよねー。

今日の私も例外なく、その忘れちゃってるど真ん中に居ました。

今朝の私は

携帯電話の電池が最近駄目になってきていて、私の携帯はドコモなんですが、プレミアクラブっていうのに入っていて、同機種を2年以上使った場合、電池を無料でくれるんです。

だから今日の午前中、車で近所のドコモショップに行き、電池の手続きをして、

帰ろうとしたら100円均一で買いたいものがあったのを思い出し車を走らせ、

100円ショップから帰ろうとしたら、今度はホームセンターに用事があったのを思い出し、

そこから今度はホームセンターに車を走らせました。

もうその時には60000キロは頭の隅にも無かったんです。

そしてホームセンターからの帰り道、

今日はお祭りがあるので道路が少しは混んでるかなーとか思ったので、

わざとちょっと遠回りする別のルートを通って帰宅しました。

そして車を所定の位置に停め、買い物袋を下ろして車の鍵をかけようとしたときにハッと気がついたんですよね。

”あっ、60000キロ”

そしてドアを開けてメーターを確認すると、なんとぴったり60000キロ\(^o^)/

偶然にしても珍しいですよね。

大抵は60000キロであっても、最後の0が少しは上下にずれちゃってるもんなんですけど、少しのズレもなく60000キロピッタリですもん。

しかも60000キロを待ち構えて、路上で停止して撮った写真じゃありませんよ。

ただ普通に出かけて帰ってきて、駐車場に停めただけです。

そりゃー家からカメラ持ってきて写真にも撮りたくなっちゃいますよ。

あー、なんかスッキリ。


伊藤大輔選手が脳挫傷

2008-07-19 23:33:39 | レース・車・乗り物

ホットバージョンDVDの収録中に、スーパーGTで活躍中の伊藤大輔選手の運転する車が立ち木に激突し、現在治療中だそうです。

去年ARTA-NSXで圧倒的な速さを見せシリーズ優勝を果たしている事から、レース好きは誰もが知っている国内では超有名な選手ですが、今回の事故により一時は命の危険があったということで、よほどの大クラッシュだったことは容易に想像できます。

現在出場中のレースもしばらくお休みになると書かれていますが、現在は驚異的な回復力で会話も出来るまでになったと、そう伝えられています。

ですが気になる部分があります。

傷病名の中に、左頭部脳挫傷とあるのです。

9月か10月の復帰を目指しているということですが、脳挫傷という診断が下っている・・・

私個人的にはぜひ復帰して欲しいです。

左頭部ということは言語や計算、記憶に問題が出やすい状況において、言葉を話しているというのはいいニュースではあります。

ヘルメットを着用していなかったということで、頭部に大きな外傷と脳に相当のショックがあったのだと思いますが、まさかそこまで酷いとは思いませんでした。

復帰を期待しております。

がんばれ、伊藤大輔


またまた直したい病が・・・

2008-07-02 19:34:25 | レース・車・乗り物

今日は仕事が少し早く終わったので、仕事用の車のスライドドアのドアロックが内側からしか開かなくなっていて不便だったのを直しました。

一度鍵をかけると、外からキーで開かないってすごく不便ですよ、一度別のドアをキーで開けて手を中にのばして開錠しなきゃいけませんから。

ドアの内張りを外しますが、その前にドアノブと、この車の場合はパワーウインドウではないので、窓を開閉するハンドルを外します。

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こんな風にドライバーで煽って、ピンを抜きます(押し出します)

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こんな風に外れます。

外れたらドアの内張りをべりべり外しますが、車がバンなのでこの辺は楽ちん(^_^)

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内張りの裏側はこんなピンが突き出て、ただそれがパチパチハマっているだけなので、無理に剥がすとピンが欠けちゃいます。

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ドアには防水のシートが貼ってあり、黒いのは防水の為のもので、ネチャネチャ。

これも丁寧に剥ぎます。

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これがドアを開閉する部分。

見えるボルトを3本外してブラブラ状態にします、

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外のレバーも内側と側面からボルト2本で止まっているだけなのでそれも外すと、こんな風に簡単に取れます。

でも内側のさっきブラブラさせた部分とまだ二本の棒でつながっていますからそれを外します。

この辺はちょっと細かい作業なので、全く無知でやると壊しちゃうかもしれません。

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取り出したドアの中に入っているのがこれです。

壊れていたのは一本のバネで、錆びて落ちていました。

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これが駄目な状態

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ホームセンターで買ってきた525円のバネですが、長いので適当な長さで切断して装着

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これが正しい状態

後は元通りに部品を組み立てて終了。

そして無事に外からでも開錠できることを確認してドアをバタンと閉めて、また開けようとしたら・・・

あっ、開かない(汗)

一箇所組みつけの時にハマるべき場所にハマっていなかった部分があったのが原因でしたが、もう外かも内からも開きません。

もうこうなったらドアの内部に手を入れて、機械部分を直接手で引っ張らなきゃドアは開きません。

一番面倒な初歩的なミスをしてしまった訳です。

そして別のドアから車内に入り込み、今度は狭い車内で再び内張りを外すところからまた開始。

とほほ(T_T)

なんとか無事にドアは開き、今度は先にドアの開閉も確認して終了(・へ・)

外から鍵を開ける為だけに、結構面倒な作業です。

全くやったことが無い人は、黙ってプロに任せたほうがいいですよ。

私のようにもしドアが開かなくなったら、その時点で多分アウトですから。


ボンネットにまさか・・・

2008-06-06 23:52:39 | レース・車・乗り物

携帯電話の写真を整理していたら、こんな写真が出てきました。

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これは車のボンネットを開けたところなんですが、私の車はエアクリーナがむき出しのものを使っているので、熱対策で自作で遮熱ボックスを作ってあり、それが写真の青い部分なんですが、その上に枯れ草がいっぱい乗っていて、これが鳥の巣でした。

というのも私の車は以前パイプ車庫に入れてあったのですが、パイプ車庫っていうのはビニールハウスのように中が暑くなり湿気もたまりやすいので、下の方を風が通るように隙間が開いているんです。

そうしたらそこから鳥が入って私の車のボンネットの中に入り込み巣を作ったようです。

でも頻繁に私はボンネットを開けたりするので、これを見た姉が

私の車は放っておいても何も起きないのに、どうしてこまめに手を掛けてる車に限ってそんなことがおこるのかと馬鹿にされてました。

でも鳥ってすごいですよ。

車の下から進入してボンネットの上まで草を運ぶのですが、ありえないくらい大きな木の枝が途中に何本か引っ掛かっていました。

多分途中で断念したのでしょうが、すごい力です。

まーそれはいいとして、まさか車のボンネット内に鳥の巣が出来ているとは知らない私は、エンジンをかけ少し道路をそのまま走りました。

そしてその後でボンネットを開けてビックリしたのですが、幸い中には鳥も卵もありませんでした。

ビックリしたのは多分私だけではなく、多分鳥も自分の巣が急に動き出してビックリしたと思います。

でも不幸中の幸いというか、ファンベルト付近じゃなくて本当によかったー(^.^)

巻き込んでたら、鳥も私もお互いに大変ですもん。

でもそれからは二度と私のボンネットの中に鳥の巣が出来ることはありませんけどね。