青空に白い月

ゆったりゆるりと生きましょ~よ

10歳になった

2008-05-26 21:34:13 | レース・車・乗り物

そういえば、いつの間にか私のインテグラが10歳を過ぎていた。

1998年の4月頃の車で、私が手元に来たのは2002年の8月だから、私とはもう直ぐ6年の付き合いということになる。

最初はフルノーマルな車だったのに、今はずいぶん変わっている。

結果から言えば、ずいぶん乗りづらくなった。

わざわざお金をかけて車をいじって乗り辛くなったのでは全然駄目なようにも思えるが、物事には必ず方向性があり、ある一方に突出して性能を上げていくと、ある一方は駄目になってしまう性質がある。

私の車は安定感は増して高いスピードで曲がっていくのは得意分野になったが、乗り心地はすこぶる悪く、低速はとても曲がりにくい。

でもそれに反して街中を走る頻度が高い私の車は、とても安定感のある低速走行車ということになり、曲がり辛いのは駐車場などで小回りが利かない程度の不便さであるから、ある意味とても安全に思える。

もしも急ブレーキを踏むようなことがあっても前につんのめらないで真っ直ぐ止まる。

そんな乗り辛さピカイチで安定感抜群の車ももう10歳

こういうのもなんだけど年の割りにずいぶん若く見える。

ハイオクが大好物だから、最近では高価過ぎてあまり乗って上げられない。

前は10年過ぎたら1年車検だったんだよね、そういえば。

でも今は10年過ぎた車でも2年車検だからその辺は安心。

もう10年経ったら、20歳の割りに若く見えるとか言っていそうだけど、本当にもう10年くらいそのまま乗っていそうな気がする。

ガソリン価格がもうちょっと下がってくれればいいけど・・・


スーパーアグリのこと

2008-05-07 18:22:29 | レース・車・乗り物

日本製チームとして立ち上がったF1チーム”スーパーアグリ”

旗揚げ当初から、スポンサーや金銭問題はちらほら聞こえていました。

資金調達に追われながらもよくやっているなーというのが私の印象でしたが、今になり底を付いてしまったようです。

純日本チームが居なくなるのは少し残念ですが、成績よりも完走を目指すというレースが続いているというのをレースを見ていて強く感じていただけに、勝つという目標が見えない以上撤退も止むを得ないのかと思う部分もあります。

一番残念なのはドライバー、メカニック、スタッフ、その他チームに関わっていた本人だと思いますが、その関係者達もまさか次戦のトルコに出られないとは思ってもいなかったのではないでしょうか?

これが最期のレースだという意思でレースに挑むことさえ許されなかったというのは、さぞ悔しかったことでしょう。

佐藤選手に対しては今後の移籍等は前向きに対処するというニュースもありますが、各チームにもドライバー契約があり、シーズン序盤の今F1のシートを手にするのは難しい状況にあるように感じてしまいます。

シーズン中突然のチーム消滅というのは、モータースポーツでは時々あることなんです。

その莫大な資金繰りを補う為、どうしてもスポンサー頼りになってしまうモータースポーツの世界では、出資者によりチームの行く末が大きく左右されてしまいます。

F1などになると、ステアリング1個が700万円とも言われていますからね

どんなに良い成績を上げているチームでも、スポンサーの企業が負債を抱えるような状況になると、シーズン途中で突然撤退を余儀なくされてしまいます。

そうなって一番可愛そうなのは、やはり関係者です。

突然放り出されてしまうことになっても、シーズン途中ではもう他のチームでも受け入れが出来ない場合がほとんどです。

スーパーアグリに関しても同じことが言えるでしょう。

何れは撤退を余儀なくされるという予想はありましたが、まさか今シーズン途中にその日がやってくるとは思いもしませんでした。

今週末、もうトルコのサーキットにチームスーパーアグリはいません。

もしも、時代が時代なら

そう考えてしまうのは私だけでしょうか?


暫定は駄目よ

2008-04-21 22:19:56 | レース・車・乗り物

仕事で使っている車のボンネットの中からガラガラとすごい音がする。

今に始まったことではなく、大分前から気付いてはいた。

アレに気が付かなかったらちょっとおかしいだろって言うくらいすごい音がする。

入院前から音が始まっていたから、そうなってからもう二年近くもなる。

でも私にだって、音がすればウルサイと感じる程度の常識はかろうじてあるから、ボンネットを開けて調べてみたのも大分前。

そうしたらエアクリーナの付近の震動音っていうのまでは分かった。

でも直すのも面倒だったから、とりあえず静かにしようと思い、動くから震動するんだったら固定しちゃえってことで、動かないように暫定的に紐で縛って固定した。

少し静かにはなった。

でも肝心の一番常用で使う回転数付近ではやっぱりうるさくガラガラ音がする。

その内ちゃんと直そうと思うだけ思いながら、今までほったらかし。

そして先日車検で整備の邪魔だったんだろう、紐は全部外された。

そしたら前よりずっとうるさくなった。

そしてそう忙しくもない最近、流石にずっと暫定のままではどこかの議員達と一緒になってしまうから、この辺できちんと直しとこうかと思ってエアクリーナを外したら、エアクリーナボックスの下のボルトのゴムブッシュがへたっていたので、適当なゴムを挟んで止めてみた。

そしたら嘘みたいに静かになった。

なんと作業時間はたったの10分

たったの10分が面倒で、二年もうるさいうるさいと不快な思いをしてきたこの愚かさ。

やっぱり暫定じゃ駄目だ。

ただ元に戻っただけなのに、明日から車に乗るのがなんか楽しみ(^_^)


怖いうっかりミス

2008-04-06 18:02:24 | レース・車・乗り物

今日は天気もいいし、これから暑くなってくることを考えると今のうちかなぁ~と思って車に一応ワックスがけをすることにした。

そんでちょっと車を移動したら地面にオイルのシミを見つけ、ワックスがけ前に車をジャッキで上げ、下に潜ってみると案の定オイルパン付近がオイルでべっとり汚れている。

そういえば先日オイル交換した時に、ドレンボルトのパッキン交換はしてなかったからそのせいかと思った。

でもパッキン交換となると、一度ドレンボルトは外さなきゃいけない。

ということはオイルも一回抜かなきゃいけない。

せっかくオイル交換したばかりなのに(>_<)

とか思っていたら、単なるボルトの締め忘れで手で簡単に回る状態だったので、それを締めただけで無事解決。

単純な人為的ミスだけど、大きな損害に繋がりかねないこの手のうっかりミス。

以前サーキットのピットで、自分のレース車のオイル交換をした時は最悪だった。

私はその時、ピット内で普通にオイル交換をしてオイルフィルターも交換して、一度車を10メートル位バックで移動して外の駐車場に停めた。

そしてエンジンを止め何気なく外を見ると、ピットから車まで一直線に幅20センチくらいの一本の帯のような黒っぽい線が引かれているのを見つけた。

なんだろうかと車から降りて見て見ると、その線・・・どうもオイル臭い。

それに私の車に一直線に伸びている。

でも、エンジンオイルを交換した後に車の下を見て、オイル漏れがないかきちんと点検した筈だし、一体どうしてだろうかと思ったら、

こともあろうか私は、オイルフィルターを外しただけで付けていなかった(*_*;

だからエンジンを始動して初めて圧力がかかって一気に漏れてきたのだった。

それにしてもあんなに漏れるとは・・・漏れるというより排出しているという方が正解か

しかもそのオイルの線を引いてしまった場所は、レース車両の通り道のど真ん中で、次々とオイルを車が踏んでいく。

ごめんなさいごめんなさいと謝りながら、必死になってオイルに石灰をかけてブラシで擦っていたのが忘れられない。


競争の行方

2008-03-25 21:28:37 | レース・車・乗り物

今年のF1

見ている側にとっては結構楽しい。

今年からF1で電子制御のトラクションコントロールが使用できなくなった。

これはドライバーにとってはマシンが扱いづらくはなるが、

モータースポーツと銘打っている以上、私はそれが本来の姿であると強く思う。

スポーツって言うのは人の力や技術が試されてこそのスポーツだと私は思う。

しかしながら、機械を操るタイプのスポーツは、その線引きがかなり微妙になっている。

ことF1に関しては、ドライバーの戦いであり、メカニックの戦いでもあり、チームの戦いでもあり、メーカーの戦いであり、複雑に絡み合う。

しかし、今時のハイテクカーは、ドライバーのミスをカバーするばかりでなく、多少のラフに操作しても、まるでプロドライバーが運転しているような動きを、コンピュータ処理によって自動的にやってくれる。

そうなると、私なんかが一生懸命雪道で車をねじ伏せながら走っていても、楽々追い抜かれてしまう。

そういうのがどんどんモータースポーツの世界に入ってくると、ドライバーが幾らがんばっても車の仕上がりがいいメーカーやチームが勝ってしまう。

だからトラクションコントロールを禁止したのはいいことだと私は思う。

その程度のことでメーカー努力やチーム努力が失われることはないだろうし、そうやってハイテクが禁止されることにより、また別の新たな工夫が生まれてきたりするから、やっぱり速いチームは速いままなのだ。

今年は速いチームは去年に引き続きやっぱり速いが、ドライバーのミスでリタイヤしたりするケースが増えている。

これは、いままでハイテクに頼っていた部分が露呈した結果だろう。

そして今年のF1は面白くなった。

オリンピック種目でもちょっと疑問に思うことがある。

100メートル走

陸上でも注目度の高い競技だが、1991年にカール・ルイスが世界記録9秒86を出してから現在まで、実に12人もの選手がこの記録に並ぶか超えるかしている。

更に驚いたことに、12人中8人はここ10年以内の記録である。

今のトップはアサファ・パウエルの9秒74

速くなることはいいことだが、その影響には靴が大きく関係しているとも聞く。

最近流行りだしたスポーツならまだしも、一番昔からある、純粋に足で走る競技の世界記録が、人の力だけでこんなにもあっけなく破れるもんかな?

そうだとしたらすごい進化(FAKE論的には人としては退化)なんだけどね。