青空に白い月

ゆったりゆるりと生きましょ~よ

唾液と水

2007-04-06 16:09:10 | シェーグレン症候群と髄膜炎

シェーグレン症候群の人は唾液の量が少ないですよね。

だからパン食などの乾燥した食べ物は

水分を飲みながらの食事になる人が多いと思いますし、

私もその中の一人です。

それでも私は、乾燥症状が酷い人からすれば、

普通の生活の中でそれほど不便を感じていない方なので、

唾液を分泌を促す(エポザック)薬などは飲んでいません。

今後症状が酷くなるようなら飲む必要があるとも思いますが、

一時期は、

頻繁に水で口を潤せばどうなんだろう?

って考えたりしていて、

「口が渇く度に水を飲めばいいんですか?」

って医師に聞いたところ、

「あまり水を飲むと、唾液が洗い流されてしまうから、何回も繰り返し飲むのはあまりよくないです」

ということでした。

単純に口内が濡れていればいいわけではないのだそうで、

唾液に含まれる成分が洗い流されると、

殺菌作用も無くなってしまったりするから

風邪を引きやすくなったり、虫歯が出来やすくなったり、

口臭の原因にもなるのだそうです。

だから歯磨きも

食後以外にも、あまりにも頻繁にするのはかえってよくないみたいですね。

何事もほどほどに

っていうことですね。

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シェーグレン症候群のドライアイ

2007-03-25 16:24:43 | シェーグレン症候群と髄膜炎

ドライアイとはいっても、普通ドライアイの診断を受ける人と

シェーグレン症候群でドライアイの診断を受ける人ではその意味が全く違っているそうですね。

シェーグレンではない場合のドライアイは、

その理由がハッキリとまだ解明されてはいないようですが、

涙の分泌が何らかの影響により悪くなっているのだそうです。

一方シェーグレンの場合は、

涙を分泌したくてもその通り道である涙腺が破壊される為に起こるということなんですね。

そう考えると、シェーグレンじゃない方の人は、治る可能性が残されているような気もするけど、

シェーグレンで一度破壊された涙腺は、

ステロイドを飲んでも元に戻ることは無いので、

やっぱりそれなりの道具(涙点プラグとか)が必要になるってことでしょうね。

まだ自分はそれほど大したことはないけど、

でも風が吹くと目が痛いし、

ゴミが入っても自然と流れ落ちないとかの不具合はあるんだよね、やっぱり。

それに思ったんだよね、

2021年にはシェーグレンは治る病気になるって何かに書いてあったけど、

シェーグレンが治って涙腺や唾液腺が破壊され続けることはなくなっても、

破壊されてしまったものはやっぱり元には戻らないんだろーね。

そうなるとさぁ~、やっぱりステロイドは少しでも飲み続けなきゃいけないよねぇ~。

下記クリックで本ページのその他病気関連記事にジャンプします

http://fake.blog.ocn.ne.jp/whitemoon/cat5589774/index.html

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膠原病と長期にわたる微熱

2007-03-23 18:33:01 | シェーグレン症候群と髄膜炎

私自身がそうでしたが、

一度髄膜炎という病気で入院し、完治して退院したのですが、

その後37.5℃程度の微熱が下がりませんでした。

最初は今度は風邪なのかとも思い

「そのうち下がるだろう」

程度に軽く考えていたのですが、

これが一ヶ月くらいも続くと流石にしんどかったです。

しかしどんなに長く続いても微熱は微熱。

周りの人に微熱があると伝えても、見た目には全く問題があるようには見えませんから

「なんだ微熱か、そんなの大したことないだろ」

程度にあしらわれてしまいます。

でも実際の症状として、計れば微熱があるというだけではありません。

毎日の食欲も全くなく、体もものすごくだるくて疲れます。

膠原病患者の症状の中に、

「微熱が長期間にわたって続く」

という人は結構多いと聞きます。

特徴的な症状のようです。

その他にも微熱の続く原因として

肺結核

ウイルス性の風邪(インフルエンザなど)

癌の初期症状

なども免疫反応により長期にわたり微熱が続くことはあります。

自分の場合の微熱の特徴として37.5℃程度なのですが、

そこからほぼ変動がありませんでした。

まるで37.5℃が平熱(通常は36、5℃以下です)になってしまったかのように、

毎日いつ計っても熱の変動があまりなくて、

病院から処方してもらった解熱の薬を飲むと、6時間くらいの間はそれが効いて36.8℃程度まで下がるのですが、

薬がきれるとまた37.5℃にすぐに戻ってしまっていました。

そして一ヶ月くらい経つと、今度は37.4度で安定?していました。

下がったのが一ヶ月間でたったの0.1度です。

そして病院に行き、そんなに苦しいならということで、

不明熱ということで再入院と言うことになりました。

その後の検査でシェーグレン症候群の診断を受けましたが、

それまで体温は微熱のまま安定し続け、

ステロイド服用によって要約熱が平常に戻った次第ですが、

2ヶ月以上微熱が続いたことになります。

とても苦しいのですが、

微熱という症状だけではどうしても最初のうちは風邪と思われてしまうので、

診断までに時間がかかってしまうのは仕方が無いのかもしれません。

でも一番苦しいのは、苦しいことを分かってもらえないことなんですよね。

困ったものです。

シェーグレン症候群のカテゴリ一覧へは下記クリック

http://fake.blog.ocn.ne.jp/whitemoon/cat5589774/index.html

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ウイルス性(無菌性)髄膜炎の入院期間と治療(体験談)

2007-03-19 00:30:49 | シェーグレン症候群と髄膜炎

成人の場合で、初回の場合であり、

且つ病気の発見が遅れなかった場合

ウイルス性髄膜炎の実質の入院期間(治療期間)は

約10日~20日程度です。

発見が遅れるというのは、症状の進行度合いに個体差がある為、具体的な日数はありませんが、吐き気(嘔吐)、頭痛、発熱等の条件が揃っているのに、風邪として数日から数週間放っておかれたりした時間が発見の遅れということになってしまいます。

そういった場合は入院期間も1ヶ月~2ヶ月と長くなってしまうことがあります。

細菌性の場合はウイルス性よりも症状が重度になってしまうことが多いので、入院期間もも必然的に長くなってしまうことが多く、日数もその症状により大きく異なります。

初回と書いたのは2度目を体験する人(自分もこれに該当します)が、ごく稀に居ますので、

そういう場合は他の検査等の為に入院期間が延びてしまうこともあるからです。

検査は、髄液検査(腰椎穿刺、ルンバール)のほか

CT、MRI、血液検査、脳波、心電図

など行われることもありますが、それは症状にもよります。

髄膜炎で入院した場合、

最初の段階では嘔吐の為ほとんどの方は食事が出来ず、

水分補給しても直ぐに吐いてしまいますから、始めのうち点滴は24時間となり水分も点滴で補い、

間に抗生剤を2回か3回ほど入れます。

抗生剤の点滴は小さなパックで、時間的には一本30分程度です。

点滴だけで何も食べていなくても、昼夜関係なくとにかく何度も吐き、

吐き気止めというのもありますが、ほんの気持ち程度しか効かないことが私の場合は多く、

これが続くと結構苦しいです。

頭痛も我慢するにはあまりにも酷い場合が多いですから、

その時は鎮痛薬(錠剤)を頓服で使用し、

とにかくその場の痛みをしのぎます。

発熱は40度を超えて上昇する場合もあり、

これは体感としてガタガタ震える寒気、

それが過ぎると暑くてひどい汗をかく事を繰り返しますが、

対応として座薬などを使用して熱を下げ、

体への負担を抑えることを熱が収まるまで繰り返します。

そうした一時的な対応で最初のうちは対処しますが、

次第に抗生剤の効果が現れ、

軽度であれば、4日から1週間程度で嘔吐、頭痛、発熱の症状は共に緩和されてきます。

5日から10日目には食事も取れるようになり、

熱も微熱程度まで回復し、

点滴が抗生剤だけになり1日一回から2回程度に減ります。

その後、

食事が順調に出来、

熱も平熱近くまで下がり、

頭痛が無くなったら退院ということになりますが、

その前にもう一度髄液検査をして、

結果が良ければ退院許可が下りるということになります。

ただ、この時まだ検査結果が完全ではない場合が多く、

完全によくなるまでには1ヶ月~2ヶ月くらいはかかります。

完全ではないというのは検査結果上の数字が平均よりも高めということであり、

退院しても日常生活には支障はないでしょう

という判断の上での退院となりますので、

退院後いきなりハードに体を動かすのは出来るだけ控えた方が無難でしょう。

でも子供の場合、そうもいかないことも多く、

入院期間が大分長くなってしまうこともあります。(自分もある程度の時間療養の為、病院にいました)

「何故まだ入院しなくてはいけないのだろう?」

と不思議に思うくらい元気な状態でいることもあるかもしれませんが、

完治するまで入院したほうがいいとお医者さんが判断した場合、

表面上は元気に見えたとしても、

再び頭痛などで苦しまない為にも安静期間は長めにとった方がいいかと思います。

新生児や幼児などの場合は特に、

後々後遺症が残ったり、酷くなったりしないように、

きちんと医師の指示に従ったほうがいいです。

髄膜炎って何?へは下記クリック

http://blog.goo.ne.jp/akita_area/d/20070318

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髄膜炎って何?

2007-03-18 17:19:43 | シェーグレン症候群と髄膜炎

髄膜炎の髄膜というのは、

脳を包み込むクッションのように形成される

軟膜、クモ膜、硬膜

と呼ばれる3層の膜の総称です。

卵に例えると、

殻の部分が頭蓋骨で黄身を脳とすると

白身の部分に更に膜が3枚あり、

黄身(脳)に近い方から軟膜、クモ膜、硬膜という順番に膜が張っている状態となります。

この3枚の膜の内、軟膜とクモ膜の間にある「くも膜下腔」という部分に

脳脊髄液と呼ばれる液体が溜まっており、

この液体は脊髄液とつなっがっています。

髄膜炎という名から分かるとおり、これら髄膜に炎症を起す病気が髄膜炎です。

髄膜炎になる時には、

脳脊髄液にはたくさんのウイルスや細菌、

そしてそれに対抗して戦う白血球が集まります。

ですから背中から患者の髄液を採取して検査すると異常な数字が出るわけですが、

異常があった場合に医師は

「細胞数が高い」

という表現をする筈です。

この時の細胞数というのは、主に白血球の数だそうです。

脳脊髄液は普段白血球があまり含まれていないそうですが、

ウイルスや細菌が入り込むと、

それをやっつける為にたくさんの白血球が髄液中に集まってくるため、

結果として白血球の数が以上に増え、

髄膜に炎症を起していることの一つの判断材料になるわけです。

その他にも採取した髄液から細菌が発見されると細菌性髄膜炎、

発見されなければウイルス性ということになります。

ウイルス性と細菌性を比べた場合、

細菌性のほうが治療期間が長く、症状も重度になり、後遺症が残る率も高くなるそうですが、

発症率はウイルス性と比べると大分低いです。

細菌とウイルスいったい何が違うの?

と思われる方もいると思いますが、

一般的にはその大きさが違います。
ウイルスのほうがずっと小さいです。

細菌、ウイルス、何れにしても極めて脳に近い部分であることからも分かるとおり、

発見が遅れると脳にウイルスや細菌が達し、

今度は脳炎にも発展する恐れのある病気ですから、

早い段階で治療するのがとにかく第一なんです。

ウイルス性(無菌性)髄膜炎の入院期間と治療(体験談)へは下記クリック

http://blog.goo.ne.jp/akita_area/d/20070319

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