今日、我が県の高校野球県予選が始まった。
その中で始球式を務めたバッテリーの二人と、一人の女子マネージャー
昨年試合に出場していたが、3年生が引退。
残された2年生3人のうち1人が別の部活へ移籍
それから残されたたった二人の選手と一人のマネージャーだけで一年間野球部として練習してきた。
そして迎える県大会
助っ人の寄せ集めチームとして出る選択もあったが、一緒に練習していなければ連係プレーが出来ないという理由で出場を辞退することとなった。
しかしそんな彼らに始球式の依頼がくる。
とても粋なはからいである。
そして迎える始球式を前にマネージャーは言ったそうだ
「最後に3人で同じグラウンドに立てる。それが一番うれしい」
それ以上の言葉はないだろう。
そして今日、彼らの一球だけの夏が終わった。