一般用医薬品の販売制度が変わるのだそうですね。
今までは薬剤師さんのいる薬局でなくては販売できなかった風邪薬や鎮痛剤。
改正後の新販売制度では、
「登録販売者」
という新しい資格の取得者がいれば販売が可能となり、
登録販売者の資格は実務経験が1年以上で、今年から行われる資格試験に合格することによって取得が可能な為、
薬剤師資格のように専門の学校を卒業する必要も無いため、
薬剤師さんの下で1年以上一緒に働いた経験があれば取得可能。
実質、コンビニ等で一人薬剤師さんを雇い、その下で複数人が一緒に1年間働くことにより、誰でも薬が販売できる資格が取れることになります。
ですが、この登録販売者が取り扱う薬は、処方箋などは除かれますので、病院通いしている人は、今まで通り薬局でお薬と交換しなければならないのでお間違えなく。
それと登録販売者制度により、登録販売員が販売できる薬は、
その副作用の強さにより、薬の成分を3段階に分け、
1・副作用の大きな薬
2・比較的副作用の強い薬
3・比較的副作用の弱い薬
の中で、2番と3番です。
ですがその辺の解釈が素人の私には、一体何を線引きして副作用の度合いを決めているのかは全くわかりません<m(__)m>
ですがこの制度により、コンビにでも薬が買えるようになる訳で、今までドラッグストアで売られていたような薬が、真夜中にほしい時に買えると言う安心感はあるのかと感じます。
ですが一方では、たった1年の実務で誰でもこの資格を取得できるという点や、実際に使用や効用、副作用等を聞かれた時に、適切にその資格取得だけで答えられるのかという心配が私にはあります。
例えば車の免許の場合、免許を取っただけでパーフェクトに運転できるのかといえば出来ませんよね。
最初は誰でもぎこちないもんです。
ただ車の運転は日々繰り返すうちに慣れてスムーズにはなります。
果たして、薬の販売というものも例に挙げた車の運転のように、スムーズになるか?
確かに売るのはスムーズになるでしょう。
売るだけなら。
でも薬ってどんどん新しい製品が出て変わっていくものですし、リスクもあまり薬を使わない人にとっては甘く見られがちなようにも思いますから、その辺の対応、勉強、講習等は是非実施してほしいものだと思います。
ニュースを見ているとコンビニなどでは新しいマーケティングとして、売り上げメインになってますが、副作用っていうのは想像以上に怖いこともありますからね。
日々精進していただければと思います。
私がもしコンビニに薬を買いに行って、
「ステロイドと併用して使用できますか?」
っていう問いに答えられるかな?
「ステロイドと併用して使用できますか?」
っていう問いに答えられるかな?
FAKEさんのおっしゃる通りだと思います。
店員さんが、速やかにお答えすることは、なかなか難しいのではと思います。
けれども、医療データーを駆使して、情報端末を見ながらお答えするということでは、どうでしょうか?
ちょっと不安になる方もいらっしゃると思いますが、私たちと「登録販売者」の方たちがお互いに知識を共有し合えれば、新しい形が良い方向にできあがるのかなーと思います。
ぷろぱさんのブログのコメントも合わせて読ませて頂いております。
多分実際には副作用の多い薬の使用者は、意思の意見を仰ぐことが多いですから、そういった例は少ないとは思いますが、中には医師から副作用について知らされずに薬を使っている方もいるようですから、ちょっと気になった次第です。
私も意地悪で聞いて見ようなんて気は全く無いんですよ(^_^)
薬局が開いていなくて困ったなんて経験がある人は多いと思いますから、いい方向に向かうことに私も期待しております。
「あれ、他の科でこの薬を処方してもらっているんですけど、一緒に飲んで大丈夫ですか???」ということって、お医者さんの処方でさえ、おきますよね。
薬局で既往歴を説明するわけではないので、ある程度の服用リスクは、「自己責任」で「添付書類をよく読む」しかないのかも?
なるほどぉ~、そうなってほしくはありませんが、そういう見方もありですねー。
薬ってお医者さんの処方でも、薬局で買える薬でも、使う側からすれば同じ薬に違いはないので、ある程度以上の質問になると、多分わからない場面もあるでしょうから、その時はハッキリお医者さんに聞くように言ってほしいと思います。
いい加減な対応で、売れればそれでいいというのはやめてほしいですよね。
ある程度は自己責任で判断したほうがいいかも(^^ゞ