青空に白い月

ゆったりゆるりと生きましょ~よ

入院期vol2(入院仲間)

2007-03-21 09:35:42 | 入院・病院

髄膜炎はまだ病状が悪い時には、

ウイルスや細菌が免疫力の弱い子供に風邪などとしてうつる危険性がある為、

通常入院する時には小児科の患者であっても、

大人と同じ部屋か、もしくは小部屋かということになりますが、

偶然にも小児科にかかる年齢の子供が複数いる場合には大部屋にまとめて入院することになります。

ですが、

私が小児科で入院していた時期に、

同じく小児の髄膜炎で複数の人が入院していたということが

6回中たったの一回しかありませんでした。

でも偶然ですが、

その6回のうちの一回が、

私を含めて3人が同じ病気で、

入院時期は私が一番最初でしたが、間もなくほぼ同時にもう2人が入院してきて、

年齢は2人共私よりも1つ年下でした。

私はこの時、2度連続で入院していて、

2度目の入院からまだ一週間と経っていなかった為、

また一ヶ月以上も一人なのだと思うととても先が長く感じていたのです。

ですから二人には悪いですが、

入院してきた時には内心は結構うれしかったのです。

具合がよくなると直ぐに仲良くなり、

点滴が取れる頃には、病院内をウロウロといろいろ遊びに行ったり、

漫画を交換して読んだりしてよく遊びました。

でもね、

仲良くなる程にあの頃の年齢の子供にとっては

別れがとても寂しく感じるものです。

連続入院をしていた私は、

髄液の検査結果が完全によくなるまでは退院許可が下りず、

先に2人が退院してしまいました。

賑やかだった部屋が突然静かになりました。

何ともいえない寂しさと、

自分は一体何時になったら退院できるのかという不安が一気にきました。

その後、

2人共次の通院日に見舞いに来てくれ、

私もそれからしばらくして無事退院しましたが、

そのうちの一人がもう一度髄膜炎を繰り返したと噂で聞きましたが、

今は自分と同じ状態になっていなければいいと心から思います。

髄膜炎の100章 髄膜炎の100章
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