ポロンナルワは、インドのチョーラ王朝の侵略によってアヌラーダプラを追われたシンハラ王朝が
10-12世紀に二番目の首都をおいた場所でスリランカ文化三角地帯の最東の一角をなす大遺跡群・・・
全盛期にはアジア各地から僧が訪れる仏教都市として繁栄したという
ポロンナルワで一番有名な「ガル・ヴィハーラ」は、12世紀にパラークラマ・バーフ1世によって
建設された4つの石像(2つの座像、立像、涅槃像)から成ります。
大きな岩の塊から彫られていて、どの像もなだらかな線の姿態や表情が美しく
仏陀の深い情けが伝わってくるような彫像遺跡といわれています。
ポロンナルワの首都の建設に尽力した、パラークラマ・バーフ1世・・・
特に灌漑設備の充実に努め、国の東部地域に乾季でも農耕を可能にしました。
王は農耕と防衛の両方の目的で、パラークラマ海と呼ばれる巨大な灌漑用貯水池を建設し、
交易と農業が栄え、シンハラ王朝黄金時代を迎えたという・・・
今日、古都ポロンナルワはスリランカ随一の考古学上の史跡として維持され、
スリランカ一清潔で美しい町として知られ、自然に囲まれた環境や古都の 建築、
青く輝く巨大な灌漑用貯水池パラークラマ海が観光客を魅了しています。
公園内を走る道路沿い、「象の親子に注意!」の絵看板。なんと、車窓から若い象さんに遭遇
車が往来しても動じず、ドライバーさんにもらったバナナを食べ、ゆったり去ってゆきました~
パラークラマ巨大人造湖沿いの風景は牛が群れ、鳥が乱舞し、象もいてほんとに素敵でした。
帰り道、ラッキーなことに水浴びを終え森へ帰る象の群れに遭遇。かなり遠かったですが・・・
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クワドラングル遺跡、ワタダーゲの仏像・・・
ガル・ヴィハーラの瞑想する座仏像
車窓より、母子象に注意!絵看板の先に若い象さん・・・