25黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+2(吉住)

コロナ予防接種0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

癌で入院

2017年06月16日 | 日記
送信from Y.Yoshizmi 昔から大手火災保険会社に勤務していて、定年退職後、自宅を事務所に代理店の活動を細々やっていた70歳過ぎの、大柄な保険屋さん。最近、動きも喋りも鈍くなっていたのだが、電話で事務所の火災保険継続不要に関する確認の連絡をしてきた。

最初、電話の目的を話さず、真っ先に「先日、ついに癌の宣告をうけましてねえ、今、入院している」と、重大な事を伝えるような重々しい口調で、経緯を長々と話し始める。ふんふん、と聞き流していたが、70歳を超えたら、癌だろうと何だろうと、身内では重大かもしれないが、周りの他人には、然程重大事ではない、というのが真実なのだ。

定年退職した時から、本人の社会的な「店じまい」は終わっている。後は自分の人生の「お片づけ」なのだ。アンチエイジングだろうが、山歩きだろうが、ゲートボールだろうが、新しい週末人生のお仲間と残り人生を、どう「消化」するかという違いだけ。明日死んでも悔いはない準備と覚悟が必要だ。

「癌宣告」を受けたら、素直に受け入れるだけの年齢だ。決して重大事ではない。30代、40代で人生が、まだたっぷり残されている途中なら、ショックは誰もが理解できるが、定年退職、65歳過ぎてしまったら、ナチュラル、自然で少し早いか遅いかのちがいでしかない。早いのは、ある意味で「幸せかも」しれない。

闘病生活の苦しみは、「生きたい」という欲望の見返りに過ぎない。神は公平なのだ。

活動と行動

2017年06月16日 | 日記
世界を牛耳る勢いだったエアーバックの「たかた」が、ついに会社更生法の適用の申請に踏み切ったとか。日本企業のメーカーとしての技術力は、どのような一流の大企業といえども、どんどん下り坂。

多分、組織に巣食う頭の部分の「人間力」が、自己保身で恐ろしく低下しているせいだ。そうなってしまう原因は、組織にある。クリームや手当をしただけでは治らない老人の肌と同じ。

DNAが細胞組織を再生するとき、古い情報を受け継ぐのだ。乳児や若いときの細胞を再生しない。人の身体も組織も、同じだ。

驚くのは、やはりスポーツ界だね。桐生だっけ、100m走の日本一に注目していると、なかなか10秒を切れない。本人は、いつでも切れる自信を持ちながら、結果を出せないでいると、陰から現れた新生アスリートが、すっと10秒の壁を破る。

それがいい。マスコミを驚かせる次世代が、水面下で日々進化しているのだ。2000本安打もそうだ。

さあ、老体は日々少しづつ「活動」することは出来るけれど、願っているような「行動」は出来ない。
雑用だらけの「老々介護」に縛り付けられる。仕事を廃業して良かった、とつくづく思う。とてもじゃないが、身が持たない。

ボヘミアン

2017年06月16日 | ニュース
送信from Y.Yoshizmi BY Yahoo:[ 16c/23c/20% 54P67K ] 晴れ

明け方までは「暑さ」が残っていたのに、夜が明けてから北西から流れ込んでくる風が、思いのほか「涼しい」。いや、足先が寒い。

今日は昨日と打って変わって、涼しい一日になりそうだ。

昨夜というか今朝の午前3時。突然、大音響のテレビの音が聞こえたので、下に降りてみると、三部屋の電灯を全部明るくともし、障子を明け放し、大型石油ストーブは煌々と炎を上げながら燃えている。

廊下も、古い台所も明るい!

寝るのも10時過ぎと遅かったのに、恐らく独りで午前2時半ごろから起きだしていたに違いない!

時間も季節も、暑い寒いも区別がつかない、あの世の住人が、この世に生息しているのだ。余程、あの世は「受け入れ拒否」しているに違いない。気持ちは、分かるが.......。

娘が呉れた唯一の「誕生と父の日を兼ねたギフト」火野正平もたまに被っている「おばけ」マーク。