何処吹く風

台風？　最接近？　あっという間に能登沖で温帯低気圧になったとか、午後3時過ぎには熱風も姿を消して、次第に気持ちのいい風が吹くようになって、結局、雨など「降った？」。時折、パラパラと落ちてきたけれど、雨らしい雨にならず、台風騒ぎはあっという間に終わってしまった。

おかげで、私の村周りも順調に終了。一件落着。

連休も終わった。友人の医者からも電話があったし、隣集落で地元同級生の「ばーさん」にも出会って、おしゃべり。あちこちでしゃべくりまくってきた。昨日も20時間近く起きていたし、今日も昼寝はしていない。それでも快調に動いている。ちょうど、コメがなくなりつつあるタイミングで、新米も10キロいただいた。楽しみだ。

おかしいぞ。故障の前触れ？　

ミラクル！

驚いたねえ、昨日の渋野ちゃんの8打差をひっくり返しての逆転優勝。あんな劇的なバーディラッシュで優勝を手に入れる姿を国内ファンに見せることができて、きっと本人もストーンと心が落ち着き、「私って、すごいんだわ、やっぱり」と自信を持てるし、心に余裕ができて、いつもの「天然ひなこ」に戻れる。すると、悪いスコアでも、「そんな日もあるのよ」と余裕で過ごせる。そんな気がする。今後の活躍が楽しみだ。

これで、全英チャンピオンのプレッシャーがすっかり消えて、本来の天然に磨きがかかるし、実力者としての知恵も身に付く。ググッと大きく成長した。-5どうしでスタートしたはずの原英莉花など片や-8と伸ばした陰で、＋9で撃沈して、誰からも見向きもされない。

片や、17番で見せたチップインと最終18で「入った！」と思えたバーディパットが、ちょっと穴に蹴られて、惜しくもパー。しかし、そのおかげで、最後の最後まで、優勝者が決まらずに、ファンをドキドキさせたというのは、やはり主役になる人間の味付けというか運命なのだ。すごいねえ、すごい。

そして、人生とは主役になれないものにとっては、いくら夢見ても、残酷だということだろう。

天然温風ヒーター

２０１９年９月２３日（月曜日）秋分の日：By Yahoo [ 21c/32c/80% ] 曇り時々雨

午前7時。窓全開の窓辺の温度計はすでに28度を超えている。時折トタン屋根をバタバタいわせながら強い風が吹き込んできて部屋の中をかき回すが、とても窓を閉める気にはならない。

しかし、びっくりしたのは、6時に起きた時、誰か温風ヒーターでもつけているのか、と思ったほど、生暖かい風が外からじゃんじゃん吹き込んでくる。暖かいと言うより、暑い風。まあ、びっくり。着ているものを脱ぎ捨てて、薄いTシャツに薄いひざ下短パン。それでも熱いコーヒーを一口飲むと、背中に汗がにじむ。

南の空には、雲の切れ間から青空が見えて、雨は一向に降る気配がない。黒い雲の塊が南から北の三国方面に流れていく。台風17号は足を早めて島根県の松江沖。お昼頃には、そそくさと福井県沖を通過して北上するらしい。

どうやら日本海は居心地が悪いらしい。慌ただしく通り過ぎる。余計者は最初から顔を出すんじゃない！　一触触発の無言でにらみ合いが続いている日本海ほど、ホットな地域はないのだ。

まあ、それにしても、熱い南風が強いので、トタン屋根かベランダの屋根が飛びそうだなあ。家の外回りをチェックでもするか？