ギャラリー樟楠&あるぴいの銀花ギャラリー日記

作家の紹介から展覧会の様子。 ギャラリーのあるアルピーノ村の季節のお知らせ。

中村功さんと トラウトフィッシング

2011年09月28日 16時08分18秒 | 日々
 
 
高速道路のサービスエリアでの仮眠から目を覚ますと、寒い!
なんと気温6度!缶コーヒーでも飲もうかと思ったら
全部「つめたい」表示の販売機、更に寒さが増してきます。
朝6時、とある駅前のビジネスホテルの前で、中村さんと待ち合わせ。

街中を抜け、山道に入り、しばらく走ると
右手の山から噴煙が上がっています。

Photo

どこの山かわかりますか?
関東では、有名な山です。
 
 
キャベツ畑を抜けて、釣り場に近づくと
「たけちゃんや~、あれが糊空木(ノリウツギ)じゃ」

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和紙を漉く時に入れる糊(のり)をとるのに使う 糊空木がいっぱい生えています。
「水辺の近くに生えるんじゃ。トロロアオイは根から、糊空木は皮から糊を採るんじゃ。
残念じゃの~、もちっと前じゃったら、きれいな花が咲いとったんにな~」

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枯れておりました。本当は、白く かわいい、花が咲くそうです。
 
 
辿り着いた釣り場。

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朝一番は、ふたりだけの貸切でしたが
しばらくすると、他にも釣り人もやってきました。
 
 
中村さんは、毛鉤を使ったフライフィッシング。
ぼくは、ルアーです。
 
 
たまに当たりはあるものの、なかなかハリに掛かりません。
「おっっっっしゃ」徳島の独特なイントネーションで、中村さんが
声をあげました。

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「これは、大っきーんと ちがうか」
 
 
しばらくの やり取りの後、あがってきたのはニジマスです。
何度かネット入れに苦戦しておりましたが、無事ランディング。

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ネットから、こぼれおちそうです。
「50センチオーバーじゃ」

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その後、何匹か追加して、うれしそうな中村さん。
よかった。
 
 
しかし、ぼくは釣れません。
他の釣り人も 釣れていましたが、ぼくは釣れません。
 
 
時折、当たりがあってもハリに掛からなかったり、
掛かっても、途中ではずれてしまいます。
 
 
この釣り場の常連さんから、「あーした方が!こーした方が!」
とアドバイスをもらっては、それを試していたのですが、釣れません。
 
 
どうせ釣れないなら、人の言う事を聞くより、自分の好きな釣り方で釣ろう。
釣れなくてもイイや。そう思い、何も考えず、ただただ竿を振っていると
 
 
ハイ釣れました。
まわりとは違うルアー、動かし方。
結局、自分のスタイルで良かったんですね。
ちょっと休憩した後、ぼくにも50センチオーバーが釣れました。
ひと安心して、気付く、午前中とは違う、景色の色。

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「キレイじゃの~」
中村さんも景色を眺めておりました。

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と思ったら

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また釣っていました。

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山に陽が落ちて、フライの独壇場。
もう完全、完敗です。
 
 
楽しい1日も終わり、朝 待ち合わせしたホテルの前で、中村さんとお別れです。
「次は、どこへ行きますか?」
 
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気持ち良さそうにフライロッドを振る中村さん
 
 
 
 
 
 


 

コメント
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