子どもたちだけで遊んでくれることなんて、めったになかった幼少時代。
でもひとつだけ、大人がいなくても、めちゃめちゃ楽しんでいた遊びがありました。
それは「2階の廊下からぶらさげた長いひもを、1階の廊下からひっぱって落とす」という遊び。
長いひも、というのは実際は、いらなくなったネクタイやスカーフ、タイツなどを結んで、長~くしたもの。
ところどころに荷造り紐とかもまじってたけど、とにかくいろいろつなぎあわせて長くした代物です。
これを2階廊下の手すりから垂らすと、ちょうど1階の階段下に届くような造りの我が家。
で、階段下に立った子ども(主に冬坊)が、それをどんどんひっぱる。
何が面白いのか、とにかくひっぱる。
ラストのスカーフが落ちてくるまでひっぱる。
このひもですが、やってるうちに、そのへんのほこりをくっつけて汚れてくるし。
一見、ぼろ布のかたまりがおいてあるとしか思えない外見なので、親としてはあんまり歓迎してませんでした。
だって、夏坊がぜんそく持ちだったので、ほこりには気をつけてたんですよ。
なのにわざわざ、ほこりを吸着するような遊びをしなくたっていいじゃないですか。
でも、あまりに夢中なので、止められませんでしたけど。
だいたい、最初に長いひもを作ってあげたのは私のはずなんだけど、なんでそんなものを作ったんだか。
ぜんぜん、覚えてない。なんでだったかな~・・・。
まあとにかく、「ひっぱる」という作業が、小さい子どもにとっては楽しかったみたい。
ひっぱりおわった達成感みたいなものもあるのかも。
というわけで。
「こんなものがあったら楽しんでくれたかな」と今にして思うおもちゃを、今更ながら作ってみました。
どうぞごらんください!
・・・どこをどう見ろと?
いちいち写真のっけるほどのものか、こんなんが・・・。
つまりですねー。
ドアハンガーにひも状のものを通すと、小さい子がお部屋にいても、じゃんじゃんひっぱれるよ、という・・・。
先っぽに子ども用ハンガーを結んで「終わり」を作りましたが、もし全体を輪っかにしたら、えんえんとひっぱれますね。
それだと達成感はないかもしれませんが・・・。
ドアハンガーには、トイレットペーパーの芯を切ったものをはめました。
そのほうが、スムーズにひっぱれるので。
しかし、かわいくない写真・・・。
いいの。子どもたちが大きくなってから思いついたアイデアを、形にしてみたいとずっと思っていたので。
もう自分の子がこれで遊ぶわけじゃないけど、ブログ上で再現できたので満足です。
あ。
こういう「ひも」の遊びは、子どもが首に巻きつけたり、ひっかけたりしないように、十分注意しなきゃいけませんね。
くれぐれも、目を離さないようにしないと。
それにしても・・・。
あまりに暑いのと、ガキども(笑)が夏休みのせいで、ブログの更新も滞りがちに。
去年も今ごろはほとんど更新できませんでした。
今年もしばらくお休みになっちゃいそうです・・・。