komaの こまごまひとりごと

気が向いたときに更新しています。ただいま「歌の力」カテゴリ工事中。すみません。

はるか昔に描いた少女たち(6)

2015年12月27日 | イラストなどなど

  年の瀬も押し迫って参りましたね~。
 そんな中でこーんなブログやってていいのか、主婦。
 えーと今回のも表紙なのでホチキスありです。

 

                           1992.8

 

 「放熱」。これは尾崎豊さんのラストアルバム「放熱への証」からとった覚えがあります。
 社会的にもショックな出来事でしたね。この記事を書く前にウィキペディアで確認してみたら、あまりの若さにしみじみしてしまいました・・・当時は自分も同じような年齢だったので、しみじみってことはなかったんだけど、いま考えるとほんとにね~。

 ちなみに私は別にファンだったわけじゃないけど、興味はあって、「卒業」より「15の夜」が好きだった。あと「忘れな草」というのがすごく好きでした。
 じゃあ当時誰のファンだったかってーと、あれですよ、THE ALFEE。最初はTHEなんてついてなかったですよ。たしか。高見沢さんもふつうの美青年でしたよ、たしか。
 中高時代はさだまさしとか谷山浩子、何書いてるんでしょうか私は。こんなこと書かなくていいっつーの。でも同じ道をたどったマンガ少女は私だけではないはずだ(笑)。

 その後はクラシックのほうにいってしまって、歌の世界はほとんど未知の領域となっております。
 絵の話ですが、セーラー服ですね。自分が女子高でずっとセーラー服だったため、制服といえばセーラーしか考えられませんでした。
 かわいくて描きやすいしねー。ブレザーなんかは画力不足で描けなかった気がします。

 

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はるか昔に描いた少女たち(5)

2015年12月18日 | イラストなどなど

 会誌のコピーが続きます。
 原画も残ってるけど、切り張りやホワイトが写真にばっちり写るから使えません、残念。

         

         1993.6


 あ、ちょっとななめに写ってしまった。
 これ、原画は丸ペンで描いていて(多分)かなり線が細いんですが、コピーだと多少太い線になりますね。
 ちなみに、いちばん最初に載せた泣いてる着物女子の絵は原画なので、ほかのに比べるとやっぱり線が細く見えます。

 しかし上の絵は、線より何より体型が細い(笑)。
 わっかの模様は部分的にスクリーントーンを使ってますが、まだけっこう残っているのを発見しました。
 もったいない、高かったのに。
 でも、昔はいまほど使ってなかったですよね。手描きでカケアミなんかやってたくらいだから。
 いまはもう、スクリーントーンなしではマンガなんて描けないでしょうね~。

 

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はるか昔に描いた少女たち(4)

2015年12月16日 | イラストなどなど

 この絵は、ちょっとタッチがちがいますね。
 鉛筆で描いたものをコピーして原稿にしました。


         1989.3

 

 こういう、瞳の中にお星さまがないタイプの絵も、ときどき描いてました。
 しかしこれ、よく見ると服着てないんですよね・・・。

 えー、私が高校から大学生くらいの頃ですが、マンガ界に美少女ブームみたいなものが巻き起こりまして。
 まあ、はっきり言うとロリコンブーム。これはいまブームの「美少女萌え」とは明らかにちがっていて・・・。
 と言っても、いまの流行のことはよく知らないんですが、絵を見る限り、なんか根本的にちがう気がする。なんかね。

 作家でいうと、吾妻ひでお、早坂未紀、ふくやまけいこ、水縞とおる・・・って、いまメジャー界には誰もいないかも?
 ああ、歳月の流れを感じます。まあ、ずっとマンガ家として活躍し続けるっていうのは、至難の技なんでしょうね。
 
 ところで!
 その至難の技をやってのけていらっしゃる、少女マンガ界の女神、萩尾望都さまの原画展に、先週行ってまいりました。
 

                


 これ! 美少女っていうのはこれなんです。いまのアイドルみたいな少女たちとはちがって、別世界なんですよ、別世界(力説!)。

 この原画展は全国をまわってたらしいですが、ほんとに小規模で、東京では銀座の小さな画廊で開かれていました。
 はじめて見る初期のイラストがけっこう多かったけど、繊細、のひとことで、うっとり。
 そして「トーマの心臓」の生原稿があり、思わず拝んでしまいました。拝んじゃいますよ、本気で。

 大きな美術館でやってくれないかなあ。十分お客さんが入ると思うのに、もったいないですよね。

 

銀の船と青い海 (河出文庫)
萩尾 望都
河出書房新社



愛するあなた 恋するわたし: 萩尾望都 対談集 2000年代編
萩尾 望都
河出書房新社

 上の本の出版記念の原画展だったみたいです。
 私が買ったのは下の本だけど(笑)。少しづつ読んでるところです。

 

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はるか昔に描いた少女たち(3)

2015年12月10日 | イラストなどなど

  これは会誌の表紙なので、左側がホチキスで止まってます。
 タイトルに深い意味はなんにもなし。毎回、適当につけていました。

 

           1990.4

 
 ここに載せているのは、比較的マシなイラストですが、会誌の半数はいま見ると「却下!」な出来栄えで。
 ちゃんと取り組んでいなかったらしくて、すごく波があるんですよねー。

 何しろ描ける種類の絵が少なくて、まず「女の子しか描けない」。
 そして「アップが描けない」。これは、絵を描く時間がおもに授業中、描く場所がおもにノートの余白、という状況を何年間も続けたためと思われますが(笑)。
 
 前々回に書いたとおり、マンガ家になるつもりがなかったために、ろくに練習もしなくて・・・。
 でも描ける分野だけでも、もっと極めていればよかったかな。もったいなかったな~、なんて思います。

 


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はるか昔に描いた少女たち(2)

2015年12月07日 | イラストなどなど

 これはですね。日付に注目です!・・・って写真にはのってないけど。
 左側に私のきちゃない字がごちゃごちゃ写っていますが、そのいちばん下にある文章がこちら。

「今 昭和64年1月7日土曜日 午後11時57分です
 そして今 平成元年1月8日日曜日 午前0時1分」


 1989・1

 

 そう、つまり昭和から平成に変わった真夜中の、実況中継。
 そんな時代があったんですね~・・・お若い方々には信じられないことでしょう(ずずず、とお茶を飲む)。

 文章にはほかに、日テレのリポーターが涙ぐんでいた、とか書いてますね。
 あと、街頭インタビューでおじいさんが言っていた言葉。「大正に生まれ昭和という時代を生き抜いて、自分が何か大きな仕事を成し遂げたような気がして、感激しています」

 当時、私は社会人2,3年目かな? 大騒動だったので会社が休みになるかと思いきや、休みどころがまったくいつも通りのイベントやらノルマやらの世界で、大人の現実を知りました(笑)。

 ところで、上の絵には昭和を示す貴重な技術が、ばっちり写っております。
 その技術の名は「カケアミ」!
 カケアミが使われているマンガって、もはや残っていないですよね? なんかもう、ぜーんぶスクリーントーンになっちゃって。

 昔は少女マンガの必須アイテム(?)で、見るのも描くのも好きだったなあ。なつかしいです。


 

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はるか昔に描いた少女たち(1)

2015年12月05日 | イラストなどなど

 いきなりですが、むかーし昔の大昔、こんなの描いていました。
 つたないイラストでごめんなさい(涙)。

              


 あ、これはkomaのブログです。別人ではありませんのでご安心くださいませ。

 

          1989.5

 

 1989年・・・。平成元年って絵の下にも書いてありますね。
 今から26年前・・・? どっひゃ~、なんておそろしい。そうすると当時私は25歳くらいですか、そうですか・・・。

 実は私、中学から高校までを「りぼん」、高校から大学までを「花とゆめ」「LaLa」で過ごした人間です。
 で、そういう人間のご多分にもれず、マン研所属で文化祭のたびにいろいろ描いていました。
 でも大学を卒業すると描く機会ってなくなるので、お友達4人で1枚づつイラストを出しあい、コピー誌にする、というのを数年間やってたんですね。上の絵はそのときのものです。

 でもまあ、その活動も自然消滅し、イラストましてやペン入れなんて、もはやしなくなって20年以上。
 ところがつい先日、そのときの仲間のひとりであるMKちゃんとメールしていたら、「komaちゃんの描く繊細な美少女が大好きです」などという、ぜいたくすぎるほめ言葉をいただきまして・・・。
 自分ではどんなのだったかほとんど忘れていて、今日、本当にひさしぶりに会誌を引っぱり出してみました。
 そしたら・・・うわ~、私ってこんなの描いてたのか~・・・。

 びっくり。いえ、絵の上手下手の話ではなく、なんていうんですか、ずいぶん繊細だった自分自身にびっくり、っていうの?
 この絵を見る限り、めちゃめちゃ夢見がちなお嬢さん(爆笑!)だったようで。
 それなのに、今はすっかり俗世間にまみれ、わけのわからん小学生男子を相手にギャーギャー叫んでいるという、リアルなお話。
 現実はきびしかった・・・。

 でもねー。
 今日、発掘した会誌十数冊を眺めてみて、何年たっても自分の中で変わっていない部分があるってことも、同時に感じました。
 三つ子の魂百まで。オタクは一生オタク(あ、自爆)。
 それで、自分を再発見するためにも、出てきたイラストをこのブログにのっけてしまおうという、大胆不敵な思いつき。

 ますます変わったブログになりつつありますが、今回から10回くらい、イラストの予定です。
 はっきり言ってデッサン狂いもはなはだしく、ほんとに「つたない」の一言ですが。
 マンガ家になろうと勉強したわけでもなく、自分に描けるアングル、描けるポーズのものを、好きなように描いただけ。公開するような代物じゃないんですが・・・。
 でもまあ、自分のブログなんだから別にいいですよね。大目に見ていただけるとありがたいです。

 

               つづきます 

 


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