よ
み吉野の 山の秋風 さ夜ふけて
ふるさと寒く 衣うつなり
ころも
詠んだ人・・・参議雅経(さんぎまさつね)
詠んだ人のきもち・・・吉野の山に秋風が吹くなか
夜はふけて寒くなり
古い里であるここには
ころもを打つ音だけが聞こえてくるよ
み吉野の山・・・奈良県の吉野山
ふるさと・・・ここでは、昔、天皇の離宮があった
吉野のこと
衣うつ・・・布をやわらかくするために、
木の棒(きぬた)で叩く作業