komaの こまごまひとりごと

気が向いたときに更新しています。ただいま「歌の力」カテゴリ工事中。すみません。

子どもから胃腸炎をもらわない方法 1

2014年02月19日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子入学~現在)

 1年生の夏坊が軽い胃腸炎になったのが、先月末。
 それをきっかけに、前から気になっていた二次感染の防止策について、いろいろ検索してみました。

  
 家庭内二次感染。
 病人が幼児の場合、本人は自力でトイレにいけないし、予告なしだし、汚さずにすませようなんて考えは1ミリもないし・・・。
 幼児じゃなくても小学生くらいだと、一発目は失敗の可能性、大あり。
 感染防止は、至難のわざです。
 
 1人だけの看病でも大変なのに、続けて別の子を看たり、自分自身が病気になったり、あるいは夫が・・・と思うと。
 目の前の災難が、5割増しで大きく見えてしまいそう・・・。

 そういうわけで、子どもが病人のケースを、現場検証してみようかと思い立ちました。
 ただし直接的表現は使わずに書きますので、安心してお読みくださいませ(笑)。
 その手のホームページをいくつか見ればわかると思いますが、直接的単語が飛びかっていまして、読んでるだけでうんざりな気分に・・・。
 ですので、ここではそういう単語は出さずにいってみようかと思います。
 

 はじめに、事件発生後の流れを確認してみますと・・・

                

 1・まずは子どもの介抱をする。
   タオルを持ってきて、顔や手をふいてあげる。
   汚れたものを脱がせる。

 2・子どもが休憩できる場所を作って、移動させる。
   落ちつかせるようなことばをかける。
   兄弟がいる場合は、寄るなさわるな近づくなと叫ぶ。 

 3・着替えをもってきて、お着替え。
 
 4・数分後の第2弾にそなえて、受けるものを持ってくる。
   すぐに差し出せるように、子どもからあまり離れないようにする。

 5・落ちついていたら、まずは見た目のためのお掃除をする。

 6・次に、消毒のためのお掃除をする。

 7・布団などの用意をする。


 こんな感じかなあ?
 で、これについての感染防止の観点からの解説は・・・

 
                

1・タオルを取るのといっしょに、手袋、エプロン、マスクを用意して
  子どもにさわる前に装着する。
  汚れたものは、汚れた場所の上にでもまとめておく。
  洗濯かごやゴミ箱にいれたりしない。

2・場所を作るときは手袋をとる、または手を使わず足で(?)やる。
  使い捨ての手袋は、再度はめるのがむずかしいですね・・・。
  ゴム手袋を再使用の場合は、はめるとき十分気をつけて。

3・着替えもタオルといっしょに取ってくるのがベスト。
  でないと、たんすの開け閉めとかで手を使うことに・・・。
  かぶりの服ではなく、前あきのものを。マントだと便利(そんなの
  持ってないけど)。

4・深さがあるゴミ箱とかバケツに、ポリ袋をかぶせたものを用意。
  使用済みレジ袋だと、案外やぶれているので注意して。
  飛びはね防止に、中に新聞紙をしいて。

5・拭くときは、円の外側からまんなかに向かって集めていくように
  拭き取る。
  1メートル上から落とすと、半径2メートル飛び散るらしいので
  (ひえ~)汚れて見えなくても拭いておく。

  消毒されていないので、一見きれいな床でもふまないように
  新聞紙とかおいておくといいかも。

  汚れて捨てる布や紙類は、自治体指定のゴミ袋に。
  洗濯物は、別のポリ袋に。
  汚れた食器、その他いろいろ捨てられないものも、また別の
  ポリ袋にいれる。
  ポリ袋を開いたりするのに、手を使いますね・・・。
  あとで袋を移動させるときは素手じゃないほうがいいですね。

6.手袋やエプロンをとりかえてから、消毒液で拭く作業。
  自分のスリッパも。靴下やズボンとかもとりかえ。
  必要によっては、兄弟の靴下だっておとりかえ。
  ウィルスは乾燥すると飛び散るので、一連のことはすばやく!
  (と書くのだけはかんたん) 

7・手袋をとって、手をよく洗ってから。
  おねしょ用防水シートがあれば使用。

                  

 もし、途中で「のどがかわいた」発言が出た場合は、忘れずに
 手袋とってから台所へ。
 手袋はもう、ばんばん使い捨てるしかないでしょう。
 コップは、これも使い捨てられる紙コップが便利ですね。
 (ちなみに・・・冬場はとくに、水道からくんだばっかりのお水は冷たすぎて第2弾を招きます。ぬるめのものを、すこーしづつ与えましょう。まあムダにおわるかもしれませんが・・・)

 タイミングをみて、子どもの手に次亜塩素酸ナトリウムをスプレー(食品添加物で作られた消毒液)しましょう。顔はスプレーしちゃかわいそうなので、たっぷりスプレーした布でふきましょう。


 消毒液の作り方も書こうかと思いましたが、写しまちがえると大変ですので、下記のサイトを直接ごらんくださいませ。
 すごくわかりやすいので、おすすめです。

    福山市「ノロウィルス対応マニュアル」付録・消毒液の作り方

    「対応マニュアル」家庭編

 家庭編を印刷すると、付録まで全部のってきます。(リンク先が古くなってたので更新し直しました・2014年10月)

  

                 

 えーと・・・とりあえずここまで検証してみましたが、想像力不足で間違ってるところもありましたらすみません。
 

 で、感想。
 ・・・防止、無理かも!? 飛沫とか考えると、もう発病するか否かは運命にちがいないという無力感が、こう、じわじわと・・・。

 
 ・・・・・・気を取り直しまして。
 わかったのは、意外にも一番危ないのが「母の手と足」だということです。 
 子ども自身は具合悪いので、案外動く範囲が少ないんですよね。
 とにかく、よく動き回るのは介抱している大人のほう。あらゆるものをさわってますよ、考えてみると・・・。   

 そうなると、やはり最初の時点で「いかにあちこち動かず、必要なものを一度に取るか」が、カギのような気がします。

 必要なものを大きなカゴか何かにセットして、すぐ取れる場所に常時おいておく。
 具体的には、


    ・使い捨て手袋  ・エプロン  ・マスク
    ・捨ててもいいタオル  ・ボロ布  ・ウエットティッシュ
    ・はおるもの  ・消毒スプレー  
    ・ポリ袋(汚れ物用と容器にかぶせる用)
   

 これが最低限でしょうか。
 消毒液も作っておきたいですが・・・それが無理でも、塩素系漂白剤は常備が必要ですね。

 ご家庭によって環境もちがうと思いますので、防止策を考える上での参考にしていただければと思います。


 


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       現場検証2回目はコチラです。

            「家族そろって胃腸炎」はコチラです。
             数年前の話ですが、いま思えば
             ろくな消毒をいたしませんでした。

             「吐き気の予防」はコチラです。
             長引かせないための参考になれば。

 


さらにさらに。1年男子は宿題が苦手

2014年02月05日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子入学~現在)

 「1年男子苦手」な話、まさかのシリーズ化!
 ・・・って、それこそまさかですよ。これで打ち止めにしたいです~。


  作文、持久走、図工が苦手な1年生の夏坊。
 2学期の後半あたりから、宿題までも苦手になってしまいました。
 なかでも漢字ノートがとくに。
 帰宅してから、ノートをひらいてやり始めるまでの長いこと。
 何度も何度も母にせかされ、ようやくえんぴつを手にとって、やりおえるまでのこれまた長いこと。


 なぜ長いかの理由はかんたん。ずばり、字を書くのが遅いんです。
 ていねいに書きすぎるんですよね。
 ゆっくりゆっくり、はみ出したりくずれたりしないように、書いている。
 字が乱暴な子は、ノートに先生のふせんがいっぱいつくらしく、それはそれで頭痛のタネだと思いますが、うちは真逆で・・・。
 手をつけたら最後、遊ぶ時間がなくなってしまうことが本人もわかっているから、なおさら、やり始めるのを嫌がる、おわるのが遅れるという悪循環。


 先日、「節分でやっつけたい自分の中の鬼」をプリントに書く、という宿題がありまして。
 「早くできないおに」にしたら?という母のアドバイスにうなずいた夏坊は、そのとおりに書いていきました。
 どうやら、学校で鬼退治してくれるみたい。タイムリーでありがたい企画です。
 

 そして、節分当日。
 例によって、いっこうにおわらない漢字ノートにイライラMAXの母は、どなりたい衝動をなんとかこらえつつ、ふと思い出したのでした。

 「そうだ、夏坊! 今日は学校で、早くできないおにを退治したんだよね?」
 夏坊の答え。
 「・・・別のにかえちゃった・・・」
 なんですと!?
 「なんて書いたの?」
 「・・・給食、食べられないおに・・・」


 まあ、なんてけなげなことを・・・(親バカ反応)。
 偏食が激しくて、なかなか給食を食べられない夏坊。でも、どのおかずにも一口はトライして、日々がんばっているようです。
 もっと食べられるようになりたいんだね。その志はえらいぞ。
 さっきどなってしまわなくて、よかったなあ。

 で、ほめてあげたり、雑談したりして気がまぎれたのを確認してから、母は夕食を作りにキッチンへ。
 もう、大丈夫。ひとりでも漢字に向かってくれるでしょう。


 ・・・と思ったところがどっこい。
 しばらくして様子を見に行くと・・・。
 なんと、一行も進まず、暗~くうつむいているではありませんか。
 「なんでやんないのよ!」とどなりたいのを再びぐっとこらえつつ、なるべくやさしく、

 「な、なんでやんないの・・・?」(声がひきつる)
 夏坊の答え。
 「かえなきゃよかった・・・」
 「ほ、ほんとだね。ふたつ書いちゃいけなかったの?」
 「4つくらい書いてた子もいる・・・」
 「・・・・・・」
 「消さなきゃよかった。早くやらないおにを、退治できない・・・」


 まずい、泣き始めた。
 夏坊の小さな心は、後悔でいっぱい・・・。
 去年までは節分用のお豆を幼稚園がくばってくれたんだけど、今年は用意してないし。

 「あっ、おうちにもミックスナッツあるよ! これで豆まきして、鬼さん退治するのはだめ?」
 「・・・・・・(だめじゃ)」

 だめですか、やっぱりカシューナッツでは。


 それにしても・・・。
 振り上げたこぶしのやり場がないとはこのことだ。
 子どもって、ホント面白い生き物ですよね・・・ははは・・・。



 この騒動、チュチュ(おばあちゃま)が、偶然お豆を買って帰ってきたおかげで、一件落着となりました。
 夏坊はお豆を食べて、おなかの中の鬼を無事退治。めでたしめでたし。
 学校では、給食でいわしを食べて鬼退治したそうな。豆まきじゃそうじが大変だもんね。


 ちなみに、夏坊の名誉のためにつけたしておきますと。
 夏坊、漢字はすごく知ってるんですよ。
 お豆の袋を見れば、「いでんしくみかえでないだいず」とか、こっちが驚くくらいスラスラ読めるんです。
 幼稚園では、物知りなので「はかせ」とか呼ばれていました。


 ですので、あとは、字を書くスピードをもうちょっとだけあげていただければ・・・。
 「正」の字ひとつを書くのに、何秒もかけないでいただければと思うのですが・・・。

 いかがでしょうか、はかせ。

 

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「育てにくい子」から「育てにくかった子」へ

2014年02月01日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子入学~現在)

 冬坊、10歳の仲間入り。今週の月曜日がバースデーでした。

 月曜だとダンナさんの帰りが遅いので、お祝いは日曜日の夜にみんなで。
 苺のケーキ食べて、プレゼントはもちろん、アーノルド・ローベルの絵本4点セットです。

 リクエストどおりの本をもらって、にこにこの冬坊。
 私に抱きつき(ふだんもしょっちゅう抱きつくんですが)、はにかみながら顔をあげて、
 「・・・買ってくれて、ありがとう」

 ・・・・・10歳になったんだね、冬坊。
 こういう台詞、言う子は早くからあたりまえのように言うんでしょうけれど。
 でも冬坊の口から、自発的なことばとして聞いたのは、これがはじめてのような気がします。

 成長してるんだ。 
 生まれて10年、たったんだ。
 「育てにくい子」だったのに。
 いつのまにか「育てやすい子」になってたなんて。


 今の彼がどんなふうかと言いますと、テンション低めだけど、いつも気分は一定、機嫌がいい感じ。
 今日は荒れてるなー、とか思うことはまずありません。
 相手の感情を読んだり共感したりする分野は、やっぱり今も苦手かも。
 でもそのぶん、「お友だちにああ言われた」だの「仲間はずれにされた」だの、神経質にならないから、こちらも気楽です。

 
 ことばが遅かった件も、学校生活で問題になったことはなし。
 ただ、自分の感情をうまくことばで表現するのがむずかしいようで・・・。
 親としては、そこがいちばん心配かな。

 いやなことを嫌と言えてないんじゃないか、弁解とかいいわけとかが全然できないから、損してるんじゃないか。
 がまんしてることが多いんじゃないか、とかね。
 本人に聞いても「わかんない」のひとことですまされちゃうので。
 感情が顔に出ないタイプなので、親からみても、「ふしぎちゃん」な男の子。
 でもどんな子だって、きっと大人から見れば、ふしぎちゃんなんですよね。

 
 あとは・・・とにかく、よく、くっつく。
 昔から、べたべたギューギューくっつく子だったんだけど、6歳くらいまでだと思ってたんですよ。それがまさかの、10歳まで!
 う、うれしい・・・(あ、思わず本音が)。
 でも最近のブームがなぜか、人の顔をやたらとさわること。冷たい手でこれをやられると、正直すごーくふゆかいで。
 毎日「やめて~!」「さわるな~!」のバトルです(笑)。
 このべたべたギューギューは、ことばにできない彼なりのコミュニケーションなのかも。
 社会を受け入れるためのステップなのかな、と思わないでもありません。
 ちょっとおおげさかもしれませんけど・・・。


 でも、こうやって書いてみますと。
 まだ思春期でも反抗期でもなくて、両親が大好き。でも自分の世話は自分でできる。
 もしかして、今がいちばん良い時期?
 中学生なったら、あらたな局面がいろいろ出てきますよね、きっと。



 ところで。
 この記事はほんとはバースデーの日付で書き込みたかったんですが、できませんでした。
 なぜなら。その日の夕方、夏坊が腹痛になっちゃったんです。
 来ました、胃腸炎!
 さいわい、ひどいことにはなりませんでしたが、学校はきのうまでお休み。
 私のほうもパソコンに向かう気分にはなれず・・・。
 その間に、4年生の間ではインフルエンザが流行りだして、もうもう、冬なんてキライです~。

 とにかく、前の日にお祝いをすませておいて、本当によかった。
 あらためて、おめでとう、冬坊。

 



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           「育てにくい子」だった頃のこともエッセイに
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