komaの こまごまひとりごと

気が向いたときに更新しています。ただいま「歌の力」カテゴリ工事中。すみません。

プレゼントにはカードゲーム

2014年11月30日 | おもちゃと遊び編

  

 前回のボードゲームにつづき、今回は家族で遊べるカードゲームのご紹介です。
 これも前回同様、小学生以上、お子さんによっては5歳くらいからOK。
 そして大人だけでやっても、もちろんOKです。
 ボードゲームより地味ですが、小さいので持ち運びしやすいし、短時間で遊べるところも魅力ですね。

 

★ まずは、カラフルなカードに数字がかいてある「UNO」(マテル)

   
 
 


 たぶんトランプにつぐ定番の品。でも人生ゲームと同じく、この年までやったことがなかった私・・・。
 子どもができてから、いろいろ勉強させてもらってます(笑)。

 ルールはかんたんで、同じ色または数字のカードをどんどん出していき、手持ちのカードが早くなくなった人の勝ち。
 順番を逆回りに変えるカードや、色を指定できるカードとかもあります。
 達人はいろいろ戦略を考えられるみたいですが、初心者の私にはまだまだわかりません・・・。

 これの魅力はわかりやすいルールに加えて、カードの色がきれいなところ。
 5年生の冬坊がすごく気に入っているんですが、あざやかな色を見ているだけでうきうきするみたい。
 遊び心にうったえてくる色なんですよね。

 


★ お次は、うって変わって白黒カードに数字がかいてある「アルゴ」(学研トイホビー)

   
 
 


 カード(プラスチック製)を裏返しにして並べて、相手の数字を当てるゲームです。
  当たり始めるとけっこう一気に当たって早く終わるので、3回戦とかのトータルで勝ちを決めます。

 こういうのは難しいかと思いきや、小さい子でも案外できるんですよね。
 ていうか、数字に対する感度は、私よりも子どもたちのほうがよっぽどよくて。
 まず自分の手持ちカードを伏せておくんですが、なんと私、伏せた数字を覚えていられないという・・・(汗)。

 しかし、箱に書かれた文句がすごいですねー。
 「頭のよくなるゲーム。算数オリンピック委員会・東京大学算数研究会・ピーターフランクル共同開発」!
 こんなのを子どものときからやってたら、私も少しは算数が得意に・・・ならないか?

 


★ お次は、カードにひらがながかいてある「ワードバスケット」(メビウスゲームズ)

   
 
 


 しりとりの発展形みたいなゲームです。
 しりとりとちがうのは、最後の文字も決められているところ。
 たとえば、「こ」というカードが自分と相手の前に出されているとしますよね。
 で、自分の手持ちカードが「ま」だったとすると、「こ」で始まり「ま」でおわる言葉をさがす。
 思いついたらそれを言いながら、「ま」の上に「こ」のカードをのせる。手札が早くなくなった人の勝ち。

 ポイントは、3文字以上の言葉であることです。
 「こ」と「ま」なんてかんたんだ~、と思った皆さま、3文字以上だったらどうですか? 
 いちおう子どもとやるので、子どもの語彙の範囲内で考えると・・・案外思いつかないでしょう?

 これを楽しむコツは、勝負にこだわらないことじゃないかと思うんです。
 我が家の場合、答えがみつからないときは全員のカードを見せあって、協力して言葉をさがしてしまいます。
 子どもたちなんか、しまいには辞書まで引っぱり出してきて。
 みつかったときは素直にうれしいし、盛り上がる!
 協力しあった達成感みたいなものがあって、とても楽しい時間です。

 


★ そして今回の真打ちはこれ! まんまるカードの「ドブル」(ホビージャパン)

   
 
 

 
 ろうそくとか炎とかの絵が全部で数十種類あって、その中の8種類が1枚のカードに描かれています。
 絵の組み合わせは全部ちがいます。
 でも、どのカードにも必ずひとつだけは同じ絵がはいっているんです。 

 たとえば写真のカード、下2枚をくらべてみると。
 ト音記号だけ同じなのがわかるでしょうか? 右の絵がかなり小さくて見えにくいですが・・・。
 このようにして、同じ絵をみつける早さを競うゲーム。
 本当にシンプルなルールです。
 
 ところが、実際にやってみると。これが、不思議なくらいみつけられないんですよね。
 絶対に目の前にあるはずなのに、みつからない。
 焦りますよ。
 「え?え?なんでないの!?」って。

 みつけたらみつけたで、今度は「こんなに大きく描いてあるものが、なんで見えなかったんだろう」って不思議になる。
 子どもは無心なので、さして不思議だと思わないようなんですが、大人としてはすごーく不思議な気分。
 だから、このゲームの本当の面白さがわかるのは、子どもではなく大人じゃないかと思うんです。
 外国のゲームみたいですが、これを考えた人ってすごいなあ。
 きっと、たいへん緻密な計算をして作ったんでしょうね・・・。

 

 2回にわたってゲームのご紹介をしましたが、アナログゲームっていいですよね。
 まだまだ面白そうなものがあるようなので、もっと探してみたいなって思っています。

 

 

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プレゼントにはボードゲーム

2014年11月28日 | おもちゃと遊び編

    

 

 ここ2,3年のクリスマス、またはお誕生日プレゼントはボードゲームが多かった我が家。
 そこで今回は、小学生が家族で遊べるボードゲームのご紹介です。
 お子さんによっては5歳くらいからでも大丈夫。楽しいですよ。


★ まずは写真左上、「人生ゲーム アドベンチャー」(タカラトミー)

   
 
 


 ご存知「人生ゲーム」の舞台を少年マンガに移したような感じです。
 ご存知、なんて書きましたが、実は私、1度もやったことがなくて。
 で、買うときにどっちにしようか迷ったんですが、本家人生ゲームの内容が大変リアルなため(失業とか)もっと夢を見たくて(私が。笑)ついマンガチックなほうを選んでしまいました。

 ルーレットをまわして進む、すごろくです。お金のやりとりしたり、アイテムカードやお宝カードを使ったり。
 勝ち負けのための頭は、すごろくなので、まったく使いません。気楽に遊べて、楽しいです。
 子どもたち、とくに冬坊は、このゲームが大のお気に入り。
 大きな箱を、いそいそとかかえてやってくる。頭を使わなくていいからかな~?

 ただし、お金を計算するための頭は使うのが、このゲームのいいところ。
 両替したり、おつりをもらったりしないと進まなくなるシーンがあるんですよね。
 最後も合計金額を出さなきゃいけないし。
 金銭感覚が身につき、おかげで現実世界でも、兄弟そろっておこづかいデビューのきっかけとなりました。

 難点は、コマに書いてある字がこまかいこと。老眼にはもはや読めません(大笑)。
 もちろん我が家で読むのは、冬坊の役目です。


 

 お次は左下、写真の取り方が下手だった・・・これもご存知「将棋盤」ただしマグネット。

★ポータブル将棋 ビッグサイズ(ハナヤマ)

   
 
 


 我が家の夏坊は、幼稚園の年中か年長のときに将棋を覚えました。
 冬坊のために買ってきた子ども用の将棋入門書を、かってに読んで覚えたんだと思います。
 将棋が指せるダンナさんも教えたとは思うけど、基本は独学だったような。
 詰め将棋の本とか読みまくってたなあ・・・。

 で、将来はプロ棋士になる、などと幼稚園では言っていたのに、あら? 小学2年生の今は、まちがってもそんなこと申しません。
 現実が見えるお年頃なのね・・・つまんないわ~。

 マグネットは、駒をなくす心配が少ないから使いやすいですね。
 我が家には、ダンナさんが実家から持ってきた足つきの本格的な将棋盤もおいてあります。
 いつ棋士をめざしてもいいように・・・(笑)。



 

★ 次に真ん中から右下、グリーンの正方形が並んでいるのが
 「カルカソンヌ」(メビウスゲームズ)

   
 
 


 これ、ネットでみつけたんですが、名前も聞いたことありませんでした。知ってる人は知ってるのかな。
 でも思い切って注文してみてよかった。良心的な、いいゲームです。

 ルールはかんたん。
 正方形のタイル(紙製です)に道やお城(写真の茶色い部分)が描いてあるので、絵がつながるところにタイルをおく。
 自分のコマ(写真の青や赤のもの。木製)も置く。置いたところが自分の領地。
 かわりばんこに置いていって、領地を多くとった人が勝ち。

 勝ちだけど、正直言って戦術とかはまったくわかりません。すごろくじゃないから何かあるとは思うんですが、まだそこまで考えられないというか。
 つなげられるところに、ひたすらタイルを並べていくだけ。
 でもそれが楽しいんですよね。好きな方向に道をつなげたりお城を作ったりするのが。

 グリーンの部分って草原なんですよ。
 広い広い草原に、中世のお城や教会が建っている。なんといっても、そのイメージが美しくて、とても癒される。
 イメージがきれいなゲームって珍しいので、そういう意味でも優れていると思うわけです。

 

 

★ 最後は、写真右上。「ラミィキューブ」(増田屋コーポレーション)

   
 
 


 私的には真打ち登場。大人でも満足できて面白いです!

 写真ではわかりにくいんですが、数字のタイルは黒いプラスチック台の上にのってます。
 この台を自分の前にたてて、ゲーム開始。タイルは相手からは見えません。
 同じ数字または続いた数字が3枚以上そろったら、台と台の間に出していきます。

 
 形式としては、麻雀によく似てますね。
 でも手元でそろえるのではなく、テーブル上に出していって、手元のタイルが先になくなった人が勝ち。
 点数を覚えなくていいので、その分麻雀よりかんたんです。
 けっこう運が左右するから、ときにはいちばん小さい子が勝つことだって可能。
 何度もやれば強い人がたくさん勝ちますが、小さい子にも勝つチャンスがあるってところがいいですね。

 これは、今年8月の夏坊のバースデープレゼントでした。
 で、直後に車で家族旅行だったため、持って行ったんですよ。
 そして大雨の軽井沢のホテルにて(笑)、めでたく初ゲームとなったんですが。

 開始5分後。
 ダンナさんの目の色が変わりました。
 「これは・・・本気を出さなければ負ける・・・!」(心の声、推測)
 本気を出した彼は、もちろん勝ちましたとも。
 「いま、オレの頭は最高に冴えている」とまで言いましたが、あんな姿、はじめて見たわ・・・。

 しかし、数日後に悲劇が。
 なんと、1位夏坊(小2)2位妻(数字オンチの典型)、という結果に。
 「こ、このオレがおんな子どもに負けるなんて・・・!」(同じく推測)

 雪辱を誓った彼は、後日みごとに勝利をつかんだのでした。よかったね。

 

 

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オーケストラのゲネプロ見学 (後編)

2014年11月05日 | オトナの社会科見学

 コンサートのゲネプロ見学、続きです。


 ロビーに出てベンチにすわると、案内役の紺野等さん(音楽評論家。帰宅してから調べたら、ばんだい高原国際音楽祭の音楽監督をしていらっしゃるかたでした)が、軽くレクチャー。
 紺野さんいわく、先ほどのゲネプロ、指揮者が全然演奏を止めず、本番みたいな完成度でびっくりだったそうで。
 ふつうはもっと止めるらしい。止めるとこも見たかったけど・・・きっとジョセフ・リンさんがあまりにのめり込んで弾いていたので、止められなかったんじゃないかと、これは私の推測。


 で、曲目とかについて少し解説したあと「じゃあ、モナさんを呼んできます」。
 かるーく言って去っていきます。ほ、ほ、ほんとに?(まだ疑っている) 
 しばらくして、かるーく戻ってきた彼。 のうしろには、モデルですか?と言いたくなるようなお嬢さんが。


 ちっちゃい頭に長い足。スリムな体、ストレートの黒髪。
 黒のカットソー(かな?)に黒のホットパンツ、黒のタイツ。
 ミュンヘン生まれでドイツ人と日本人のハーフ、モナ=飛鳥・オットさん、23歳。


 「今日弾く曲はどうですか?」とかなんとか紺野さんがたずねると、
 「はじめてオーケストラと弾いたのもこの曲で・・・」とかなんとかモナさんが答える。
 あ、日本語ペラペラなんですね・・・なんかびっくり。
 そのあと、参加者のひとりとちょっとした質疑応答して、面会おわり。


 正味5分くらいでしたが、モナさんは話すとほんとにごく普通の、いまどきのお嬢さんでした。
 あまりに楽な雰囲気だったので、あとで紺野さんに「演奏家さんって、本番前にあんなにリラックスしてるんですか?」などと訊いてしまった私。
 紺野さん、苦笑していわく、
「いやいや、彼女は特別ですよ。楽屋のドアも開けっ放しにしてるくらいですから。普通はもっとピリピリしてる人が多いです」
 紺野等さん、親切なレクチャーとご回答、ありがとうございました。


 さて、紺野さんとは残念ながらここまでで、あとはふつうに本番の鑑賞です。
 1時間くらい間があったので、劇場内のレストランでランチタイム。
 ちなみにいっしょに行ったのは、お友だちのMちゃん(育児編にもちょこっと登場)。フルタイムでお仕事していてほとんど会えないので、本当に久しぶりのランチでした。



 本番はどうだったのかも書きますね。

 席ですが、前から6番目のどまんなかで、ひええ、こんなに前で見たことないわ~。生身の人が演奏している感じがビシバシ伝わってきます。
 最初のソリストはマリオ・へリングさん。これまたドイツと日本のハーフ、若い、そして細い!
 ラフマニノフのピアコン2番、1楽章はソチ五輪で浅田真央ちゃんが使った名曲。
 演奏とともに、あの感動的なステップがよみがえります。
 3楽章は、アルベールビル五輪で伊藤みどりさんが世界を驚かせた名曲。
 あの華麗なジャンプがよみがえり・・・ませんでした、リアルタイムで見た世代なのに、ごめん、みどりちゃん。
 マリオさんしか見えませんでした~。


 休憩をはさんで、モナさん登場。
 おさえたオレンジ色で薄手の生地の、シンプルなドレス姿です。
 ロビーで見たときと変わらない楽な雰囲気のまま、にこやかにピアノに向かい、演奏が始まったとたん。


 ・・・別人。
「巫女さん」「憑依」という言葉が頭をよぎる。そんな一瞬。


 だって、よりにもよってグリーグですよ。
 CMなんかでも有名なハイ・テンションの和音が、ほとんど前置きもなく冒頭からバーンと鳴り渡る、あれ。
 さっきまで、ふつうのお嬢さんだったのに・・・。


 モナさん、ピアノパートがないときは、天を仰ぎながら歌ってました。
 声は出してないと思うけど、口の形からすると「パーン パーンパパッパー」みたいな感じ(メロディわかるかただけ、わかってください)。
 しかし・・・うら若い美人がトランス状態におちいっているのを見るのって・・・な、なんか、人前でこんなに無防備にしていいの?と言いたくなるような・・・。
 それにしても楽しそう。怖いものなし、若いっていいなあ(ちがうか?)。

 

 最後が休憩なしでジョセフ・リンさんです。
 光沢のある茶色いチャイナスタイルの上着で、よけいに小坊主な雰囲気が。そんな彼は、ジュリアード音楽院教授。おみそれしました・・・。
 この演奏はゲネプロで前半を聴いていたので、衝撃としてはそれほどでもなかったんですが、やっぱりトランス状態、怖いものなし、楽しそう。
 怒涛の名演奏でした。


 今回の座席は前のほうだったんですが、ピアノにかくれて指揮者が見えない、ピアノがなくてもオケが半分以上見えないという・・・。
 音の響きとしては、ゲネプロですわった十数列目が最高かも。でも、モナさんのパンパッパパーは、前でしかわからないと思うので、一長一短ですね。


 さてさて。
 長々と書いてきましたが、こんなチケットをどこで手に入れたのかといいますと。
 実は意外な経路。
 ギフトカタログの、ソウ・エクスペリエンスという会社(コチラをどうぞ)の斡旋でした。

 偶然、ネットでみつけて。
 ネットでチケットを買ったことなんて一度もなかった私ですが、あまりの豪華さと締め切りまぎわだったため、思わずその場で注文。
 でも、チケットが届くまで半信半疑、どころか、劇場に着いても半信半疑。
 だってクラシックとはなんの関係もなさそうな会社だし・・・しかもチケット代、高いどころか割引きまでされてたんですよ。
 別料金かかるんじゃないかとか・・・疑いたくもなりますよね?


 疑ってすみません。会社の宣伝すらもなく、すごく良心的でした。
 これはいったい何なのか、Mちゃんと考えたんですが、たとえば大手の顧客が前もっておさえていた席が都合でキャンセルされたから、小さいところ(?)に回ってきたとか・・・。
 斡旋締め切りがコンサートの1週間くらい前、チケット到着が3日前と、思えばすごく直前だったんですよね。
 急な斡旋だから、ゲネプロ見学のオプションつけて売り切ろうとしたとか? あ、そんなことない? 
 世間知らずなため想像力がなくて。


 限定20名のところ、当日集まったのは8人だけでした。
 8人のためにモナさんが・・・。
 観客のいないコンサートホール、天から流れ出て、空間全体にふわーっと広がっていくようなあのヴァイオリンの音色は、人が入っていないせいもあったんじゃないかと思うと・・・。

 どんな斡旋であるにせよ、出会ったのは本当にラッキー。
 幸運としかいいようがありません。

 

 ところで、幸運だったことがもうひとつ。
 このコンサートは日曜日でしたが、当日は小学生の息子くんたちを、私の母に見てもらう予定でした。
 しかしチケット注文後、2年生の夏坊の学年で、胃腸炎が流行しているという嫌~なお手紙が・・・。
 まだ10月なのに流行? 早い、早すぎる。
 無事でいてね、夏坊!


 と祈ってたら、コンサート前日、土曜日の午後になって5年生の冬坊が「あたま痛い・・・」。
 ずっと鼻風邪ひいてたけど、夜中に熱を出しそうなおなじみの気配・・・。
 なんで午前中に言わないのよ、土曜日だからもう病院もしまっちゃったよ~。


 去年の夏、はじめて家族で観劇しようと「ピーターパン」のチケットとったら、冬坊夏坊プール熱。
 チケット4枚泣く泣く処分した思い出がよみがえる。
 子どもがいる家庭でチケットとるって、ある意味バクチですよね。
 だからずっと避けてたんですが、でもでも、もう小学生だし、いい加減に私だってちがう世界も見に行かないと・・・。

 なんて、慣れないことを考えたから、やっぱりだめになるの? 私のやることっていつもこんなふう?
 落ち込みやすい性格なので、いとも簡単に落ち込む私。
 しかし夜は何事もなく過ぎ去り、翌朝、冬坊はめでたく平熱でした。
 
 さすが5年生。体力ついたんだね。えらいぞ、冬坊!



 私も勇気を出していろいろ動かなきゃね。
 今回はいい体験をした上に、ブログに書くことで追体験もできて、とっても楽しかったです。
 長文におつきあい、どうもありがとうございました!

 

 

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オーケストラのゲネプロ見学 (前編)

2014年11月04日 | オトナの社会科見学

 いきなり、子育てブログとも思えないサブタイトルですが・・・。
 実はおととい、とても素晴らしい体験をしたので、忘れないためにも記事に残しておきたくて。

 ゲネプロに限らず、ふだん見られないような裏側をのぞけたら、そういうのもこのブログに書いていきたいという希望をこめて「1」などと入れてみました。
 そのうち「2」も書ければいいなあ。


 で、本題。
 このコンサートに行ってまいりました!

 

               

   ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 ハ短調(ソリスト マリオ・ヘリング)
   グリーグ ピアノ協奏曲 イ短調(ソリスト モナ=飛鳥・オット)
   シベリウス ヴァイオリン協奏曲 ニ短調(ソリスト ジョセフ・リン)
   指揮 イニャキ・エンシーナ・オヨン(む、難しいお名前・・・スペインのかたです)
   管弦楽 シアターオーケストラトーキョー

       in 東京芸術劇場

 

 しかも! ゲネプロ見学、レクチャー、ソリストのモナさんと面会の特典付きチケット!
 ほ、ほんとに会えるんですか? ちょっと信じられないんだけど・・・と思いつつ、当日。

 

   劇場は池袋の駅前。
                          巨大オブジェ、何の意味があるんでしょう。

 

   入るとこんなふう。こげ茶のはエスカレーター。

 

   エスカレーターから見下ろすとこんなふう。

 

   ホール入口。

 

 なんですが、劇場内はカメラ禁止で・・・肝心なところがまったく写せなくてごめんなさい!
 あとは私のつたない文章のみでお送りすることに・・・ああ、残念。


 まず開始2時間前に集合。レクチャーしてくださるかたが、そーっとホールの中に案内してくれました。
 中では、ゲネプロ真っ最中。それを、前から十数番目くらいの席で見学しました。

 楽団員さんたちはもちろん私服です。
 おとなしい感じの普段着が大半ですが、コンマスはレンガ色の上下で、ちょっと目立ってました。
 そしてマエストロは、白いシャツに明るい赤のズボン。
 足が長くてかっこいい! あの格好、日本人だったら違和感ありありでしょう。


 はいってすぐに休憩タイムになり、ピアノ動かしたり、関係者が歩き回ったり、みなさんリラックスした感じ。
 そのうちにヴァイオリンのジョセフ・リンさんが登場。
 グレーのシャツにベージュのズボンと地味目です(てか、これが普通ですよね)。
 アジア系なのかな、細身でくりくり坊主頭、音楽家にはあんまり見えません。


 で、まずコンマス(あ、第一ヴァイオリンのことです)と音合わせ。
 そっか、最初は2人で合わせるのね。そのあとみんなで合わせて、指揮者もはいって演奏へ。
 シベリウスの印象的な旋律が流れだした瞬間・・・。



 神さまの音かと思った。


 あんなにきれいなヴァイオリンの音色、聞いたことがない。涙が出そう。

 

 

 第一楽章が終わり、マエストロがフルートに何やら話しかけて(英語)、すぐ二楽章へ。しばらくしたところで見学時間終わり。
 ロビーに出ました。

 このあとモナさんが・・・なんですが、長くなっちゃうので、いったん切りますね。
 クラシックに興味のあるかたは、よければ次回もいらしてくださいませ。
 ここまでおつきあいくださって、どうもありがとうございました。


 

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