かた
ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば
ただありあけの 月ぞ残れる
詠んだ人・・・後徳大寺左大臣(ごとくだいじのさだいじん)
詠んだ人のきもち・・・ほととぎすが鳴いたので、
そちらを見てみたら(もうその姿はなくて)
明け方の月だけが、空に残っていたよ
ほととぎす・・・春から夏にかけて飛んできて
夏のおとずれを告げる渡り鳥
ありあけの月・・・夜明けのころに、まだ見えている月