komaの こまごまひとりごと

気が向いたときに更新しています。ただいま「歌の力」カテゴリ工事中。すみません。

家族そろって胃腸炎(感染症いろいろ 2)

2013年12月28日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子妊娠~6歳)

      ★ 感染性胃腸炎

 我が家にやってきた病気いろいろ体験談、2回目です。

 で、インフルエンザに続くものといえば、やっぱりこれでしょう。
 冬の二大巨頭のかたわれ、ノロウィルス。
 こっちの方がやだ、というママさん多数。


 我が家では、冬坊が年中さんだった年の12月に、家族全員やられました。
 まず夏坊、ついでチュチュ(私の母)、そして冬坊、私,ダンナさん、夏坊再発の順番。
 うわさには聞いてましたが、絵に描いたような感染力に、びっくり。

 私とダンナさんは、変だと思った時点で即、病院に行ったので最小限の被害ですみました。
 ダンナは自力で治したかったようだけど、半強制的に行ってもらって正解。薬で抑えられるんですね。
 一番ひどかったのは冬坊で、なったのが小児科定休の木曜日。
 仕方なく、開いていた大人の病院に行ったものの、薬が合わなかったみたいで全然よくならず、総合病院まで何度も点滴にいく羽目に・・・。
 

 夏坊の場合、点滴まではいかなかったんですが、それとは別の問題が。
 なぜか、すごく食欲があったんですよ。
 食べたい食べたいと騒ぐので、しかたなく蒸しパンとかをあげると、30分後に案の定、リバース。
 イオン水だけ飲んでくれればいいのに、よくこんな時に食べる気になるねー、君は・・・。
 まだ2歳、言い聞かせてもわかる年ではなかったので、これにはほんとに困りました。

 
 このリバースですが(食事中のかた、すみません)、白状すると、私はこれがとってもこわい。
 もちろん好きな人なんているわけないんだけど、苦手というよりこわい。
 特に幼児の場合は、トイレとか入れ物めがけてやってくれるわけじゃないし。予告なしだし。
 予告あっても1秒前。それじゃ間に合わないってば。
 部屋のあちこちにバスタオルおいて、そなえていましたが・・・こんなやりかたで、家族内感染が防げるわけないですよねー・・・。


 意外にも胃だけは丈夫な人間で、胃腸炎の経験がない私。
 慎重な性格だから、悪酔いするほど飲んだりしないし、つわりの時も我慢できた。だから、その行為がとんでもなく重病のように思えてしまうんですよね。
 加えて大昔、父親が酔っ払ってるシーンに遭遇したことがトラウマになっていまして。
 (しかし、世の中の酔っ払いさんたちを見るに、そう恐れるほどのものではないらしい。みなさん、気にせず楽しく飲んでてうらやましいです)


 こんな私だから、子どもの看病なんてできるかどうか、出産前は本気で危ぶんでいたくらいですが。
 できました。
 何回もかぶりましたが(二人とも遠慮なくやってくれる)逃げもせずにちゃんとお世話できてます。
 これが母性か・・・と、我ながらちょっと感心。

 それでも毎年、大流行のニュースなんかを見ると、憂鬱な気分になってしまいます。
 ノロウィルスという名称は、10年ちょっと前くらいに確定したらしくて、検査でもすぐにわかるようになったため、急に報道され始めたそうな。
 それまでは、こんなの「おなかの風邪」ですまされていたんですよね。
 ウィルスとか言われると、かえってこわいじゃないですか。
 かかりつけの小児科の先生も、おおげさに報道しないでほしい、っておっしゃってました。


 お医者さんからすると、やっぱり脳症になるインフルのほうが、よっぽど大変らしくて。
 ノロで死ぬ人はいない!そうです。
 あ、いないわけじゃないけど、そういうのは人手がなくて衛生状態の悪い高齢者施設なんかのことで。
 ちゃんとケアできる普通の家庭でなら大丈夫!とのこと。
 なるほど。
 そう言ってもらえると、ほっとできますね。

     ★ 大腸炎

 おなか関連でもうひとつ。冬坊が年少さんの時の体験談を。


 冬坊は腸が弱かったので、小さい頃は特に、風邪薬で抗生物質飲むとすぐに下痢してました(しょ、食事中のかた、重ねてすみません・・・)。
 なので、その晩も、いつものことだろうと気にしなかったのですが・・・深夜に痛い痛いと騒ぎ出してしまって。
 目を覚ましてまで痛がることなんてなかったため、心配になり、病院へ。
 整腸剤をもらって、とりあえず帰宅。
 ところが、帰宅後に再度ピーピーになり、おむつを替えると・・・わわ、これって、もしかして血便!?
 びっくり仰天して、病院へ逆戻りしました。
 もう4時近かったけど、あんなに堂々と夜間受診したことはございません。

 病院で超音波検査する時間の長いこと。
 腸重積を疑っての検査だと思うけど、あまりにていねいに見てくれるため余計不安になり、待ってる間中ドキドキでした。
 結果は幸いにもただの腸炎で、前と同じ整腸剤だけで再び帰宅。
 おなかを休ませる以外に、治す方法はないってことで。


 この時大変だったのが、夏坊の時と似てますが、とにかく飲食させないようにすること。
 しばらくは水を飲んでも下ってきてしまって、ペットボトルのふたとかに入れて少しづつ少しづつ水分補給。
 でも、いっぱい欲しがるんですよね。
 なんとか説得しましたが、飲みたいのに我慢させなきゃいけないのが、すごくかわいそうでした。 
 トイレが長引いてしまうので、絵本持ちこんですわらせていたんですが、その姿をいまだに覚えています。
 上着着込んで、もこもこになりつつ、絵本見ているちっちゃい姿。場所はトイレなんだけど、妙にほのぼのした格好でかわいかったなあ・・・。

 

 

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  胃腸炎だけの話じゃないんですが、
  長引かせないための参考に・・・。
  「吐き気の予防」はコチラです。

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  ちなみに二次感染防止策も考えてみました。
         コチラです。


来るかな来るかなインフルエンザ(感染症いろいろ 1)

2013年12月19日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子妊娠~6歳)

 今回はうちのボクちゃんたちが経験した病気あれこれを、並べてみようと思います。
 まずはインフルエンザとプール熱から。

 雑誌なんかでよその体験談を読むと、私の場合、気が軽くなることが多いんです。ですので、もしかしたらこういう文章が必要なかたもいらっしゃるかと・・・。
 病気の話なんて・・・と思われるかたは、どうぞスルーしてくださいね。
               (この文章は2011年に書いたものです)



     ★ インフルエンザ  

 まずは、今年も流行ってしまったこれについて。
 実は「子連れで病院 2」の直後に、冬坊がばっちり感染。39度6分を観測いたしました(涙)。
 冬坊の小学校では、年明けから突然として大流行。
 ママさんたちはみんな戦々恐々で、「次はうち?」「来るか来るか?」「来ました~!」 みたいな・・・。
 でも、学年やクラスによってばらつきがあり、特に冬坊のクラスは被害がなくて、今のところ、患者は1人だけだそうです。
 よりにもよって、その1人がなんで我が家に・・・。
 予防接種してるし、学校以外はどこにも出かけてないし、心配性の母がうるさく手洗いとうがいを徹底してるのに~!


 この予防接種ですが、これって、心配性かどうかの試金石のごとき存在ですよね。
 だって、かかる人はきちんと済ませていてもかかっちゃう。
 一方、かからない人は全然かからなかったりして。
 費用の問題と、兄弟を2回も連れ出さなきゃならない負担を考えると、なーんか、納得できないものがありますが・・・。


 とはいえ、超がつく心配性の私はもちろん、迷わず接種を受けさせるタイプ。
 なので、一昨年の新型インフル騒ぎの時はつらかった。
  接種の予約がなかなかとれなくて・・・けっこう平然としているまわりの方々を横目に見ながら、ひとり恐怖のドツボに墜落しておりました。
 ダンナさんは反対に、言われなければ絶対に、自分は受けないし子どもも受けさせないタイプ。
 その理由は「きっと、うちは大丈夫だろう」
 なんてうらやましい、ポジティブ発想!
 でもさ、それってあんまり根拠がなくないですか? 
 ほら、今回だって、クラスでただ一人、我が子が感染したんですよー?

 
 インフルの予防接種は脳症を防ぐためなので、感染を予防できるとは限らないんですよね。
 今回は幸い夏坊にはうつりませんでした。ベタベタにくっついていたのに。
 去年は逆で、夏坊だけがかかって冬坊は平気だった。
 予防接種のおかげと思うことにしておこうかな~。

    
      ★ プール熱

 高熱系、第2弾はこれ。
 プールに入っていなくても、冬にかかったとしても、名前だけはプール熱。
 アデノウィルスとやらが原因の風邪で、どかんと高熱が出るんだけど、インフルエンザや溶連菌のような特効薬がない。
 従って、熱がウィルスをやっつけるまでの数日間、じっと我慢の子で待つしかない。
 待つだけって・・・つ、つらい。看病、つらすぎです。



 時間だけはあるため、ゆでだこのような我が子を見ながら、母はもんもんと考えます。
 ほんとにちゃんと治るのかしら。こんなにホカホカになって、つらそうなのに。 
 解熱剤、使っちゃおうかな。でも熱がウィルスを退治するんだから、あまり下げないほうがいいんだよね・・・。
 (しばらく我慢する)
 やっぱり、使っちゃおう。
 (6時間くらいたつと、また熱が上がってくる)
 ほんとに治るの(以下同文)。

 4,5日で治ると言われていたし、本にもそう書いてあるんだから、信じていればいいわけなんだけど・・・このへんから既に、判断力があやしい。
 で、もういい加減よくなるはず、と思っていた真夜中、今度は急に吐き始めてしまって、んも~・・・。
 ウィルスが胃腸に来るのはよくあるケースらしいです。でも冬坊はこういうとき、必ず重症化するので、夜間診療で点滴です・・・。

 でも。医学書、疑ってごめんなさい。本当に4日目から良くなり、5日目にはさらに元気になりました!

  
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  付記 プール熱、高熱に関しては、最近もやられましたー。

  夏風邪でノックダウン
  高熱のときの対処法   あわせてどうぞ 
 

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病院に、連れてくだけでも大仕事(子連れで病院 2)

2013年12月16日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子妊娠~6歳)

 小さい子はしょっちゅう熱を出す。それくらいの知識は、一応ありましたが・・・。
 病院に連れていくことが、こんなにも手間のかかるものだとは。
 夢にも思わなかった、というより、そういう場面を想像したことさえありませんでした。


 道中が大変なら、待ち時間も大変。
 診察待ちに、会計待ち、薬待ち。院内処方じゃない場合、さらにはなれた薬局まで行って待ち。
 ぐんにゃりした子をかかえながら、診察券やら保険証やらお財布やらを引っぱり出す。
 バッグの中には、ほかの荷物もいっぱい。
  オムツにタオルに汚した時のためのおきがえ。待ち時間のための絵本とか。
 まして、元気な兄弟までくっつけていかなきゃならないとなると・・・その子のためのおもちゃまで・・・。
 ああ、こうして書いているだけでもめまいが・・・。


 なんて書いてしまうと、まるで自分ひとりが苦労しているみたいですが。
 私の場合はありがたいことに、家族の助けをいっぱいかりられる、恵まれた立場だと思います。
 ダンナさんは育児に協力的だし、自分と子どもだけで病院に行くのも平気。いつも身軽に動いてくれます。
 仕事の都合がつく時は早めに帰宅したり、途中で抜けてきたりしてくれたことも。


 同居のチュチュ(私の母。我が家ではおばあちゃまのことをこう呼んでいる)には、日頃の生活はもちろんですが、病気の時は特にお世話になりっぱなし。
 午前と午後に別の病院、なんていう時も、片方の子を家においていけたので、めちゃめちゃ助かりました。
 夜間受診の際、夜中に部屋を移動して、片方の子と添い寝してくれたことも何度かあったなー。


 そんな私でさえ、大変だと思うのだから、実家とかご主人に頼れない身の上のママさんたちはどんなに苦労していることか。

 以前、ご主人が単身赴任中のママから、話を聞いたことがありますが。
 下の子が、夜間に突然、足が痛いと大騒ぎ。上の子は、熟睡。
 で、しかたなく、上の子をひとり残して下だけ夜間診療に連れて行ったとか。
 ドキドキですよね・・・でも、ほかにやりようがない。つらいですね・・・。


 実家が近ければかなり楽になりますが、それでも夜中におばあちゃんを叩き起こすわけにはいかないし。
 そもそも実家が頼れる環境にないというご家庭も、たくさんあることでしょう。
 そうなると、頼みの綱はやはり夫になるわけですが、これがまた、なかなか・・・。
 まず、家にいない。
 次に、いても役に立たない(ことが多い)。
 孤軍奮闘していらっしゃる全国のママさんたち、ご苦労をお察しします。
 ほんとにほんとに、お疲れさまです!


 もちろん、通院だけじゃなく、看病だって1人でやるのはすごく大変ですね。うちの場合はチュチュと2人なわけですが、2人だってすごーく大変でした。
 なぜなら我が家の冬坊は、病気になると膝枕以外、受けつけなかったから。

 大人がそばにいて、常にくっついていないと、絶対だめ。片時もはなれられない雰囲気。
 1人っ子ならまだしも、小さな夏坊の面倒もみなきゃいけないのに・・・同居していないおうちでは、いったいどうやってのりきっているんだろう・・・。
 心底ふしぎでしたが、発熱した夏坊が1人でちゃんと寝ているのを見たとき、長年の謎がとけました。
 幼児でも、くっついてなくて平気なのね・・・。
 さすが「育てにくい子」は、看病も一筋縄ではいかない子でありました。


 とまあ、これは極端な例かもしれませんが、幼児の看病がめんどくさいのは、どのご家庭でも同じですね。
 めんどくさいなんていうと、ひんしゅく買いそうですが・・・何が面倒って、ご機嫌とりが面倒。
 看病そのものよりも、こちらのほうが大変なくらいです。
 病人だからしかたないとはいえ、大人が怒れないのをいいことに、わがまま全開。
 とくに2歳くらいまでは・・・抱っこしてあっち行けこっち行け、あれ取れそれ取れいやいやこっち、ってな具合で・・・。
 あんたはどこの国の王さまなのよ? 私は下僕?


 うちの場合高熱時よりも、治ってきて平熱になったときのほうが、機嫌悪いことが多かった気がします。
 病み上がりを泣かせるのも嫌だから、つい甘やかしてしまって・・・全快してから後悔したことも、しばしば。
 病気前より、やけに態度が大きくなっていたりして、ほんと子どもってやっかいですよねー。 


 長々と書いてしまいましたが。
 
 膝枕が欠かせなかった冬坊も、6歳の今では、1人でいい子に寝ていられるようになってきました。
 成長って、すばらしいです! 不安な気持ちを、自分でコントロールできるようになってきたんですね。
 弟の夏坊の方は・・・まだそこまではいかないかな。
 でもやっぱり、冬坊が4歳の頃と比べると、ずっと看病しやすいかな。


 ともあれ、寒さも風邪もこれからがピーク。
 皆さまもお子さまも、大変なことになりませんように。陰ながらお祈りしています!

 


       

       おわり。どうもありがとうございました 

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子どもは風邪の子(子連れで病院 1)

2013年12月13日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子妊娠~6歳)

  冬本番。子育てママには、つらい季節の到来です。
 何がつらいって、寒さと乾燥のダブルパンチで、子どもたちが風邪をひきまくるから。


 夏場は貫通していた冬坊(6歳)の鼻も、寒波と並行して通行止め状態に・・・。
 びっくりするほど、顕著。
 我が家では、冬坊の鼻とともに、季節の訪れを実感します。季節の花ならわかるけど、季節のハナ・・・全然うれしくありません。

 冬坊は、アレルギー性鼻炎。
 あっというまに副鼻腔炎に移行して熱が出ててしまうため、幼稚園の頃は、通行証が欲しいと思うくらい耳鼻科に通いまくりました。

 鼻がふさがっていると口呼吸になってしまうので、幼稚園なんぞに行くと、ウィルスが口にとびこんでくるみたいで。
 そして一度とびこむと、いつまでたっても完治せず。
 大人ならマスクという手もありますが、幼児にマスクはハイレベルだし・・・。


 入園するまでは、突発性発疹で高熱を出した以外、一度も発熱したことのなかった冬坊。
 それが入園したとたん、待ってましたとばかりに風邪のオンパレード。
 年少さんの頃のおたよりノートで調べてみると、欠席しなかったのは4月だけで、5月はいきなり8日も休んでしまいました。
 1年間の保育日数トータル185日のうち,出席したのは133日、欠席52日。
 休み、多すぎ。
 これを保育料に換算すると・・・しないでおこう・・・。


 そして、風邪をひくのは幼児ばかりじゃありません。
 看病しているママたちだって、常に危険にさらされています。
 幼児っていうのは、いつでもどこでも何度でも、ベタベタしたりペロペロしたりナメナメしたりする生き物。
 風邪だろうが高熱だろうが、おかまいなし。
 人の鼻先で咳したり、お皿の並んだ食卓の真上でくしゃみを連発するのも、おてのものです。


 おかげで、独身時代はしつこい風邪とほとんど縁のなかった私も、しょっちゅうウィルスをもらいうける羽目になりました。
 まあ、お若いママさんたちなら、そんなの吹っとばすと思いますが・・・あいにく私にはパワーがなくて。
 免疫力、低下の一途をたどっている身としては、しんどいしんどい。


 でも、もちろん、最大の被害者は、弟の夏坊ですよね。
 まだ1歳前後の内からせっせと熱を出し、せっせと小児科通い。
  下の子の宿命とはいえ、気の毒に。冬坊はそんな時期に寝込んだことなんてなかったのに・・・。


 で、そうなると実にやっかいなのが、看病、そして通院です。

 兄弟でうつしあっても時間差でなんとかなる、という話もちらほら聞いたけど、うちは冬坊の回復が遅いせいか、けっこうだぶっちゃいました。
 午前中に夏坊を小児科に連れていき、午後は冬坊を耳鼻科に・・・とか。
 ちなみに病院のある方角は正反対。夏坊一人を、午前中小児科、午後耳鼻科と連れまわしたこともあったなあ。

  具合の悪い幼児を病院に連れていくのって、かなりの重労働ですよね。

    

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さらに。1年男子は図工も苦手

2013年12月09日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子入学~現在)

 作文を書くのがゆっくり、持久走で走るのもゆっくりな1年生の夏坊。
 工作やお絵かきも、もれなくゆっくりでございます。

 
 「空き箱で動物をつくる」というのがお題だった、図工の授業。
 帰宅した夏坊がとりだしたのは、非常にシンプルな馬(本人いわく)の絵でした。
 設計図をかいてから工作するらしいんですが、時間切れになったので、宿題として持ち帰ったとのこと。

 見た瞬間、あまりのシンプルさにおどろきをかくせない母。
 だって、図工の授業って2時間あるんですよ。なのに・・・これだけ?
 描き直した形跡も、ぜんぜんないし・・・。
 いや、空き箱持っていったんだっけ。
 それをくみあわせて、いろいろ考えてたのかな?

 しかし、夏坊の答えは、
「ううん。箱は出さなかった。教科書だけ見てた」
「・・・じゃ、じゃあ、おとなりの子はどんなの描いてたの?」
「わかんない」

 どうやったら、まわりも見ず教科書だけひろげて、2時間すごせるのでしょうか・・・。


 ちなみに、夏坊の名誉のために書き添えますと・・・。

 彼にだって、早くできるものはあるんですよ。それは、計算問題。
 足し算引き算はもちろん、かけ算九九だってできちゃいます。
 漢字もよく知っていて、このあいだなんか「心臓」「動脈」とか読んでいました。
 家の中を走り回るスピードだって、超特急だし・・・。

 ところが、公の場に出ると、すごーく慎重になっちゃうんですよね。
 うまくペース配分できるようになるといいんだけどなあ。


 で、証拠写真なんかをとってみたんですが、うつりが悪くて。
 でも、まあいっか。のっけちゃいますね。

     2時間で、これ(笑) 
                    

     

 

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1年男子は持久走が苦手

2013年12月06日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子入学~現在)

  12月3日に、持久走大会がありました。

 その少し前のプレ大会で、60数名中33位だった、夏坊。
 かんじんの本番では大暴落の56位・・・。

 本人、多少がっかりした様子で帰宅しましたが、気を落として元気がないというほどでもなくて。 
 いつも通りに宿題をはじめ、例によってお持ち帰りとなった大会感想文の用紙と、長々向き合っておりました。
 そして、ようやく出来上がった作品を読んでみると・・・。
 以下、全文を載せてしまいます。
 

 「はしるまえは、じゅんいがおちてないといいんだけどとおもっていました。
 スタートでは、ころばないようにすこしペースをおとしてはしったら、プレ大会よりおくれてしまいました。
 じゃりみちのところはペースをおとさないではしりました。
 せんろぞいで、なんにんかにぬかされました。
 ゴールしたら「56い」といわれて、よせんよりじゅんいがおちた、ガーンとおもいました。
 らい年は、足が早い人がふえるとこまるから、いちおう40いめざしてがんばります。」


 まあ、夏坊・・・。
  なーんにも考えてないような顔で登校して、なーんてことなかったって顔で帰宅したのに。
 思っていることが、いっぱいあったんだね。
 走っている間も、作戦たてたりしてたんだね。
 順位をきいて、ちっちゃな胸を痛めちゃったのか、かわいそうに・・・。

 そうとも知らず、作文の遅さにイライラしまくり、思い切りせかしてしまった母を許してちょうだい。


 そういえば、運動会の作文のときも。
 なかなか出来上がらないのを見かねて、「朝から緊張しましたって書けばいいでしょ」などと私が乱暴な助言をしたあと、できあがった文章はこんなふうでした。

 「あさ、とってもとってもきんちょうしました」


 そんなに緊張してたとは。
 子どもの心は、大人が考えているよりもずっとデリケートにできてるんですね・・・。
 

 でもね、夏坊。
 幼稚園の持久走大会、きみは先生に手をひかれながら半べそで走っていて、もちろんビリだったんだよ。プレ大会で33位って聞いたとき、パパなんか「何かの間違いじゃない?」って言ったんだよ。だって、もっとずっと下位だと思っていたから。
 だから、56位だって、すごいことなの。
 楽しそうに走っていただけでも、すごく進歩してるんだよ。


 ま、こんななぐさめられかたをしても、本人うれしくないでしょうけど。
 子どもの志のほうも、大人が考えているよりずっと進歩しているってことなんですよね。

 


 
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1年男子は作文が苦手

2013年12月04日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子入学~現在)

  先日、夏坊が宿題で持って帰ってきた作文用紙。
 見ると、一行だけこんなふうに書いてありました。

    ぼくは、天しきがお


 天しきがお? ・・・天しき顔?
 それは、いかなる顔のことなのか?


 訊いてみると、その日は芸術鑑賞会で、体育館で落語を聞いたそうな。
 その演目が「天しき」。
 で、感想文を授業中に書いたんだけど、こう書く予定だったらしい。

 ぼくは、天しきがおもしろかったです。

 時間がなくなったので、途中でやめて持ち帰ったとのことですが・・・。
 よく、「お」なんかでやめられるよね? 気持ち悪くないの~?


 作文。
 夏坊がめちゃめちゃ苦手にしている難物。
 いつも授業中におわらなくて、宿題で持ち帰ってきます。それも一行もしくは白紙で・・・。
 家でも作文用紙から逃避しまくり、ようやく机にむかっても、フリーズ状態に。
 先生にも、連絡帳に「はげましてあげてください」などと書かれ、はてはお電話までいただき・・・。


 一学期、「あのねのーと」なるものがありまして。
 これは子どもが毎日、なんでもいいので先生におしゃべりしたいことを書いて提出すると、先生がコメントを返してくれるという、心あたたまる企画でした。
 そのノートを、夏坊はほぼ全部白紙、日付のみを書くだけで提出。
 先生が、まっしろ画面に花丸つけて、コメント書いてくれるんですが・・・。

 あるときは、「きのうはなにしてあそんだのかな?」
 あるときは、「どんなたべものがすきかな?」
 あるときは、「ひにちをていねいにかいたんだね」


 先生、お忙しいのに、あいすみません・・・こんなに徹底的に無視されて、さぞ忍耐力が養われたことでしょう・・・。
 ちなみに、このノートの存在を、母は学期末の個人面談まで知りませんでした。
 かさねて、あいすみません・・・。


 でも・・・夏坊、言葉を知らなくて書けないわけじゃないんですよね。
 むしろ逆で、たくさん知っていすぎて、迷ってしまうようなんです。
 自分の書きたいイメージがあると、どうやってそれを表現すれば完璧なのか、考えすぎてしまって書けない。

 だから、私が横から、「こう書けば?」とか「もう寝る時間だから、ママの言ったとおりに書きなさい!」「そんなのてきとうに書いとけばいいでしょ!?」
 などと不適切な発言をしても、がんとして、従いません。
 できあがった作品は、けっこう立派です。
 でもさー、もすこしほら、テキトーに・・・むずかしいかなあ。


 ゆうべも、持久走大会の感想を書くのに、夜8時すぎても悩んでいた夏坊。
 思い浮かんだことをそのまま書いていいんだよ、と言うと、こんなふうに答えました。

 「頭の中にいろんなことが出てきて、ボクシングしてる・・・」

 おお、なんという詩的表現!
 そうだね。
 ママだって、ブログでこーんな長ったらしい文章書くために、頭の中はボクシング状態なんだよ~。

 

 

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忘れ物した、大変だ!

2013年12月02日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子入学~現在)

 月曜日の朝。

 4年生の冬坊を学校に送り出してしばらくすると、あわただしくピンポンの音が。
 上履きを忘れた冬坊が、途中で気づいてもどってきたのでした。

 「忘れちゃった・・・」
 と、動揺している彼の目には、あらら、涙が・・・。
 

 すぐに気づいたんだし、忘れても事務所でかしてもらえるし。
 そんなことで泣くかな~、4年生にもなって??
 帰宅してから平然と「今日、教科書忘れた」なんて言ってる日もあるのに・・・。

 子どもの涙って、大人には計り知れないデリケートな代物ですね(笑)。


 でも。
 小学生の忘れ物って、本人、とくに1年生なんかには、それこそ大人には計り知れない大事件なのかもしれません。


 先日、出会った光景。
 朝、夏坊と同じクラスの女の子が、泣きながら通学路を引き返してくるんです。
 帽子かぶるの忘れちゃった、うええ~ん、って。

 黄色い帽子は大切だけど、教室についたら帰りの会がおわるまでかぶらないわけだし。
 先生だって、案外忘れたことに気づかないんじゃ?

 大丈夫だからとなぐさめて、とりあえず学校までついていき(夏坊を送っていくので、いっしょに登校)、そのあとでその子のママにメールしました。
 そしたら、働いてるからすでに家にいなかったことが判明。
 じゃあ、あの子が家までもどっても、中に入れなかったってこと?
 うわー・・・よかった、そんなことにならなくて・・・。


 1学期などはとくに、通学路の途中で泣き出す1年生たちを何回も見ました。
 忘れ物に気がついたり、宿題が不安だったりして、泣いちゃうんですね。


 つまりそれくらい、子どもたちにとって学校が絶対的、先生の存在が絶対的だということ。
 だからこそ、あんなに大勢の子どもたちがいっせいに先生の指示通りに動いたり、遊びたいのをがまんしてお勉強したり、係やお当番の仕事をがんばってやったりできるんですよね。


 夏坊は、私がいまだに校門まで送っているため、泣く羽目にはならずにすんでいますが。
 このあいだ、歯みがき指導の日にもかかわらず歯ブラシ忘れて、先生のお小言をちょうだいしたそうな。
 「1,2年生の忘れ物は親の責任」って、冬坊1年のときの担任が話してたっけ。
 ああ、失礼しました、夏坊。
 でも、少しは自分で持ち物の用意もしようねー。


 


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