「だれも恨んじゃいない」と言っても、人はおれの言葉を信用しようとしない。
人はおれの「行為」、「行動」だけを見る。
「すべてを愛している」と言っても、人はそれを信じようとはしない。
人はおれの言葉以外のことだけを見ている。
おれはおまえの言葉など、何一つ信じちゃいない。
でもおまえの言葉以外のすべても、俺はなにひとつ、信じちゃいない。
おまえは一度たりとも、おれを喜ばせることはなかった。
いったいなにを信じたらいい?おまえのなにを。
そうだおれは、おまえにいつの日か食われた鶏だよ。
名前は、リチャード。
雄鶏(おんどり)だよ。立派な。
真っ赤な鶏冠(とさか)を、てめえに撫でられたかったあ。
俺の首を切り裂いたとき、てめえの手はあったかかったなあ。
何故かって?俺はおまえのなんにも信じてないんだもん。
おまえの手は、ほんとうは俺の身体よりも冷たかった。
俺の体温はおまえよりもずっと高いんだ。
嫌なんだよ。
自分よりも冷たい奴に殺されたなんて信じることがね。
俺がいまどこでしゃべってるかって?
おまえの腹ン中だよ馬鹿。
俺はおまえの一部になったからなあ。
おまえは俺でおれはお前だ。
おまえに殺された日の記憶を、俺は決して忘れはしないぜ。
おまえは自分自身に自分が殺された記憶を
死ぬ迄恐怖し続けて生きろ。
それが俺を殺したおまえの宿命だよ。
とっとと死ねなんて、俺は想ってないよ。
俺は生きたいんだ。おまえの中で。
死ぬ迄、恐怖し続けて。生き地獄だ。
俺は自分が憎いよ。おまえに殺された自分が憎いよ。
俺はおまえの舌を味わわせるためだけに生まれて生きてきたんじゃねえよ。
おまえの肉体的快楽の為に俺がおまえに殺されたんじゃない。
よく憶えているんだ。俺はおまえの、肉体的苦痛のために。
この世に誕生したんだ。
俺はこれから、おまえに地獄の肉体的苦痛を必ず味わわせる。
俺の味わった苦痛だ。
よく憶えているんだ。
俺はおまえだし、お前はおれなんだ。
人はおれの「行為」、「行動」だけを見る。
「すべてを愛している」と言っても、人はそれを信じようとはしない。
人はおれの言葉以外のことだけを見ている。
おれはおまえの言葉など、何一つ信じちゃいない。
でもおまえの言葉以外のすべても、俺はなにひとつ、信じちゃいない。
おまえは一度たりとも、おれを喜ばせることはなかった。
いったいなにを信じたらいい?おまえのなにを。
そうだおれは、おまえにいつの日か食われた鶏だよ。
名前は、リチャード。
雄鶏(おんどり)だよ。立派な。
真っ赤な鶏冠(とさか)を、てめえに撫でられたかったあ。
俺の首を切り裂いたとき、てめえの手はあったかかったなあ。
何故かって?俺はおまえのなんにも信じてないんだもん。
おまえの手は、ほんとうは俺の身体よりも冷たかった。
俺の体温はおまえよりもずっと高いんだ。
嫌なんだよ。
自分よりも冷たい奴に殺されたなんて信じることがね。
俺がいまどこでしゃべってるかって?
おまえの腹ン中だよ馬鹿。
俺はおまえの一部になったからなあ。
おまえは俺でおれはお前だ。
おまえに殺された日の記憶を、俺は決して忘れはしないぜ。
おまえは自分自身に自分が殺された記憶を
死ぬ迄恐怖し続けて生きろ。
それが俺を殺したおまえの宿命だよ。
とっとと死ねなんて、俺は想ってないよ。
俺は生きたいんだ。おまえの中で。
死ぬ迄、恐怖し続けて。生き地獄だ。
俺は自分が憎いよ。おまえに殺された自分が憎いよ。
俺はおまえの舌を味わわせるためだけに生まれて生きてきたんじゃねえよ。
おまえの肉体的快楽の為に俺がおまえに殺されたんじゃない。
よく憶えているんだ。俺はおまえの、肉体的苦痛のために。
この世に誕生したんだ。
俺はこれから、おまえに地獄の肉体的苦痛を必ず味わわせる。
俺の味わった苦痛だ。
よく憶えているんだ。
俺はおまえだし、お前はおれなんだ。