ヒロキ、オマエはなんか勘違いしてるようだね。
あたしゃねえ、SEXでは”快楽”を一切感じられない人間なんだ。
おまえはアホだから、女なら誰でもS/E/Xで快感を得る生き物だとでも想ってんだろう?
あたしゃ経験で言えば、これまで9人の男と性的交渉(FUCK、性交)をしたことがある。
しかしただの一度足りとも、FUCKによって性的快楽を微塵足りとも感じたことがない。
だのに男っていうのは大概馬鹿だから、FUCK(挿入)さえすりゃあ、女は感じて満足してくれんだろ。
なんて考えてっから、阿呆だよな。俺はもうそんな男とは二度とFUCKしたくない。
はっきり言って、”人間”にあまり興味が湧かなくなった。
これは現実の男が、あまりにも自分の理想と掛け離れすぎている為に仕方なくそうなってしまったのかもしれない。
まず、女に対して「肉体的な快楽を求める」男に惹かれない。
これは致命的だね。此の世のほとんどの男が、自分を興醒めさせる男だ。
まず今までたったの一度でも、「AV(アダルトビデオ)」を観て興奮したことのある男に冷めてしまう。
まだ死体を見て興奮して射精する男のほうが結婚できるかもしれない。
でもそれでも、俺は”結婚”を諦めちゃいないぜ。
此の世には、異星人(地球外生命体、肉体を持たない聖霊なども含む)も多数人間の姿を取り、潜伏していると言われている。
彼等はほぼ、相手が人間の女だろうが男だろうが、肉体的な快楽を期待しない。
高次元に生きる生命体は、こぞって大概が”霊的”な存在だからだ。
彼等はほとんどが、相手の魂(霊性)に惹かれ、肉体的な繋がりを欲しない。
肉体になんの未練もなく、例え相手がただの腐乱した肉塊でも、構わない。
中に魂(霊)が宿っているならば。彼等はその腐乱肉塊に平気で本気で恋をする。
腐乱肉塊は喋る。
「醜いあたくしをどうか見ないで。あなたはあんまりにも、美しく、輝かしい、まるで、イエス・キリストのように」
高次元生命体はそんな醜き腐乱肉塊の女に向って言う。
「貴女は、この現実世界のリアリティに余りにも振り回され過ぎです。クリエイション(創造主)にとっては、貴女もわたしも、美しくもなければ醜くも在りません。ただの存在としてクリエイションと同じだけの絶対的な価値にあります。貴女もわたしも、どう足掻こうが、そこに存在している”絶対の価値”をほんのちょびっとすら動かすこともできません。つまり”価値”というものは、減ることもなければ増えることもありません。果てのない宇宙の中で、ほんの0.01ミリ伸びることもなければ短くなることもありません。凝り固まった観念世界に生きる人間にこの話をしても信じようとはしません。貴女は宇宙のすべてがそうであると同じに醜くもなければ美しくも在りません。でもそれは同時に”あなたは醜くも在れば美しくも在る”と言っていることと全く同じであるのです。すべての宇宙を支配する真理にどうか気付いてください。貴女は不幸でもなければ幸福でもありませんし、同時に幸福で不幸です。あなたは何者でもありません。”存在”以外の何者にもなれません。クリエイション(創造主)は或る晩、貴女に向かって夢の中でこう言います。”貴女を殺してしまいたいくらい愛しています”あなたはクリエイションに恐れを為し、暗がりの狭い通路の中を逃げ続けます。クリエイションは貴女を愛することをやめないので、貴女を追い続けます。貴女は仕掛けられていた罠に掛かり、転んで足を切って傷めます。クリエイションは貴女のすぐ後ろまで近づいています。貴女はクリエイションに向って、大きな悲鳴をあげます。クリエイションはちっとも驚く様子を示しません。貴女は起き上がって、傷む片足を引き摺りながらまた逃げ続けます。クリエイションは容赦なく貴女を追い駆けます。クリエイションの大きな闇の影が、貴女に襲い掛かろうとしています。貴女は後ろを振り向き、必死に、助けを求めて祈ります。クリエイションの忍び寄る魔の手が、貴女に届かんとした瞬間、貴女の目の前に、低いスリップ音を立ててドリフトを決めながらシルバーのデロリアンが到着します。両側のガルウィングドアを同時に羽根のように開放させ、貴女に向かって、闇の顔の見えない運転手が顎を使って、”乗れ”と指図をすると、貴女は顔の見えない運転手に恋をし、迷わずデロリアンに乗り込み、デロリアンは静かで低く呻るような音を立てて発車します。クリエイションは、貴女を追うことをやめ、貴女の乗ったデロリアンが走り去るのを眺めながら、煙草を一つ吸うと、その場から消え失せてしまいます。助手席に乗ってドライヴィングを楽しむ貴女は、運転席に座る謎の人物が貴女を振り返ったとき、ようやくこのデロリアンがどこを走っているかということに気付きます。顔の見えない運転手の顔面の中に、照明柱を両側に灯したハイウェイが見え、そのハイウェイ以外、空間がないということに。」
Mega Drive - Dataline
あたしゃねえ、SEXでは”快楽”を一切感じられない人間なんだ。
おまえはアホだから、女なら誰でもS/E/Xで快感を得る生き物だとでも想ってんだろう?
あたしゃ経験で言えば、これまで9人の男と性的交渉(FUCK、性交)をしたことがある。
しかしただの一度足りとも、FUCKによって性的快楽を微塵足りとも感じたことがない。
だのに男っていうのは大概馬鹿だから、FUCK(挿入)さえすりゃあ、女は感じて満足してくれんだろ。
なんて考えてっから、阿呆だよな。俺はもうそんな男とは二度とFUCKしたくない。
はっきり言って、”人間”にあまり興味が湧かなくなった。
これは現実の男が、あまりにも自分の理想と掛け離れすぎている為に仕方なくそうなってしまったのかもしれない。
まず、女に対して「肉体的な快楽を求める」男に惹かれない。
これは致命的だね。此の世のほとんどの男が、自分を興醒めさせる男だ。
まず今までたったの一度でも、「AV(アダルトビデオ)」を観て興奮したことのある男に冷めてしまう。
まだ死体を見て興奮して射精する男のほうが結婚できるかもしれない。
でもそれでも、俺は”結婚”を諦めちゃいないぜ。
此の世には、異星人(地球外生命体、肉体を持たない聖霊なども含む)も多数人間の姿を取り、潜伏していると言われている。
彼等はほぼ、相手が人間の女だろうが男だろうが、肉体的な快楽を期待しない。
高次元に生きる生命体は、こぞって大概が”霊的”な存在だからだ。
彼等はほとんどが、相手の魂(霊性)に惹かれ、肉体的な繋がりを欲しない。
肉体になんの未練もなく、例え相手がただの腐乱した肉塊でも、構わない。
中に魂(霊)が宿っているならば。彼等はその腐乱肉塊に平気で本気で恋をする。
腐乱肉塊は喋る。
「醜いあたくしをどうか見ないで。あなたはあんまりにも、美しく、輝かしい、まるで、イエス・キリストのように」
高次元生命体はそんな醜き腐乱肉塊の女に向って言う。
「貴女は、この現実世界のリアリティに余りにも振り回され過ぎです。クリエイション(創造主)にとっては、貴女もわたしも、美しくもなければ醜くも在りません。ただの存在としてクリエイションと同じだけの絶対的な価値にあります。貴女もわたしも、どう足掻こうが、そこに存在している”絶対の価値”をほんのちょびっとすら動かすこともできません。つまり”価値”というものは、減ることもなければ増えることもありません。果てのない宇宙の中で、ほんの0.01ミリ伸びることもなければ短くなることもありません。凝り固まった観念世界に生きる人間にこの話をしても信じようとはしません。貴女は宇宙のすべてがそうであると同じに醜くもなければ美しくも在りません。でもそれは同時に”あなたは醜くも在れば美しくも在る”と言っていることと全く同じであるのです。すべての宇宙を支配する真理にどうか気付いてください。貴女は不幸でもなければ幸福でもありませんし、同時に幸福で不幸です。あなたは何者でもありません。”存在”以外の何者にもなれません。クリエイション(創造主)は或る晩、貴女に向かって夢の中でこう言います。”貴女を殺してしまいたいくらい愛しています”あなたはクリエイションに恐れを為し、暗がりの狭い通路の中を逃げ続けます。クリエイションは貴女を愛することをやめないので、貴女を追い続けます。貴女は仕掛けられていた罠に掛かり、転んで足を切って傷めます。クリエイションは貴女のすぐ後ろまで近づいています。貴女はクリエイションに向って、大きな悲鳴をあげます。クリエイションはちっとも驚く様子を示しません。貴女は起き上がって、傷む片足を引き摺りながらまた逃げ続けます。クリエイションは容赦なく貴女を追い駆けます。クリエイションの大きな闇の影が、貴女に襲い掛かろうとしています。貴女は後ろを振り向き、必死に、助けを求めて祈ります。クリエイションの忍び寄る魔の手が、貴女に届かんとした瞬間、貴女の目の前に、低いスリップ音を立ててドリフトを決めながらシルバーのデロリアンが到着します。両側のガルウィングドアを同時に羽根のように開放させ、貴女に向かって、闇の顔の見えない運転手が顎を使って、”乗れ”と指図をすると、貴女は顔の見えない運転手に恋をし、迷わずデロリアンに乗り込み、デロリアンは静かで低く呻るような音を立てて発車します。クリエイションは、貴女を追うことをやめ、貴女の乗ったデロリアンが走り去るのを眺めながら、煙草を一つ吸うと、その場から消え失せてしまいます。助手席に乗ってドライヴィングを楽しむ貴女は、運転席に座る謎の人物が貴女を振り返ったとき、ようやくこのデロリアンがどこを走っているかということに気付きます。顔の見えない運転手の顔面の中に、照明柱を両側に灯したハイウェイが見え、そのハイウェイ以外、空間がないということに。」
Mega Drive - Dataline