「ハードキャンディ」という2006年のアメリカ映画を鑑賞しました。
監督はデヴィッド・スレイド監督というものすごい良いお顔をした人です。是非俳優としても出演して欲しい。
「少女・復讐・サスペンス・赤ずきんちゃん」というキーワードだけで観たのですがこれがかなりのわたし好みの傑作な脚本で大変面白く観れました。
◆ストーリー◆
出会い系のチャットで知り合った14才の少女ヘイリーと32才のカメラマンのジェフ。
ふたりは意気投合し、会う約束をする。
ジェフはヘイリーを気に入り、ヘイリーも彼の魅力を感じた様子で彼の自宅へ行くと告げる。
しかしそこには思わぬ展開が待ち受けていた。
ヘイリー役に、かわいらしさと邪悪さを同居させて熱演したエレン・ペイジの迫力に圧倒される本作。
役者のセリフとアクションと音だけで見るものの想像力を煽り、恐怖の底に陥れる巧みな演出を見せたのはCMやミュージッククリップで活躍していたデビッド・スレイドだ。
共演は『オペラ座の怪人』のパトリック・ウィルソン。
吃驚ですね、デヴィッド・スレイド監督はわたしの大好きなエイフェックス・ツインのこのPVのディレクターを務めたお人だったのですね。
Aphex Twin Donkey Rhubarb
すごく可愛くて楽しいプロモーションビデオです。
監督の次回作にすごく期待しちゃう。
この映画はね、女の勘ですが男のための男の願望を物語にした映画ですね。
まず出だしからそのHN(ハンドルネーム)の「鞭少女」というのを見るだけで男ジェフがマゾヒズムを持っていてそれを少女ヘイリーがしっかりと読み取って利用しようとしているのがわかります。
この少女ヘイリー役のエレン・ペイジ、めちゃくちゃ可愛いですね。こういうボーイッシュでどこか田舎臭さの残る子がわたしはすごいタイプなんです。
まるでタカアンドトシのタカを少女にしたみたいな顔で是非こんな母性本能をくすぐられるまくる娘が欲しいものだ。
そして男ジェフ役のパトリック・ウィルソン、この人はどこかジュード・ロウに似ていますね。
神経質で利口そうな顔に嫌味な男前顔と嫌味なインテリさと嫌味な白い歯、よく似た雰囲気を持っています。
ジュード・ロウには前にハマりました。(前の日記ですこしジュード・ロウの記事を書いています)
このパトリック・ウィルソンもわたし好みの男ですね、むかつくインテリ男でとことん虐めてやりたいなという雰囲気があります。
しかも会ってすぐに少女の唇についたチョコを指でぬぐって舐めるとか、自分の魅力に自信があってしかたないっていうところがまたいいのですが、同時にギャップ的に”でも頭の天辺がちょっと怪しい・・・”っていう”天辺ハゲ”の劣等感をきっと持ち合わせていて哀愁も漂っているかもだぜ?っていうところもまた女の母性本能をくすぐる作戦としてむしろ狡猾にも利用している男なわけですよね。
頭の部分がちょっと切れていますが絶対”禿”を利用していますねジェフは。
「俺は天辺が怪しいけどもそれでも女を満足させられる自信に満ち溢れている男です」って心の浅いところで伝えてますね、だからあえて絶対に”ハゲ”を隠したりはしない男なわけです。
そして少女ヘイリーはうぶで田舎臭い部分を見せて男の下半身をこれだけで鷲摑みできることを知っている少女です。
ものすごく賢いから男が何を求めているかきちんと嗅ぎ取っています。
観てくださいこのヘイリーの”自分は髪伸ばしたり化粧などして女を利用なんかしなくても十分あなたを落とせるだけの自信がある”と言わんばかりの愛らしい表情を。
自分が男ならまず一撃で堕ちるでしょう。養女にしたいでしょう。
ジェフのこのインテリ型の黒縁眼鏡、絶対に狙ってますよね。この形の黒縁眼鏡に弱い女の統計でも取ってるのかと思うほど何故かインテリ男のかける眼鏡はいつも同じ型です。実を言う私も実は眼鏡ふぇちなんです。もう眼鏡をかけてない男なんて、観たくもないですね。
ヘイリーの愛らしさはまったく嫌味がないのに何故ジェフの”イケヅラ”はこうも嫌味なのか?
”ハゲイケヅラ”という言葉が生まれようとでもしている?
下心が透けているイイ笑顔です。わたしは散々出会い系サイトを利用してきてあらゆる男と話して会ってきたのですぐにわかります。この男はずばり”ソノ”ことにしか興味がない男の類です。わたしはそういう男には本気にはなりません。このインテリスマイルに堕ちちゃう女性は馬鹿ですね。
わたしならこの男をどうすれば地獄責めにしてとことん苦しめられるかを必死に考えます。
お互いにまだ何も知らない少女と男がエレベーターという狭い密室の空間に閉じ込められるというのはなんとも良いシチュエーションですね。
不安そうなヘイリーとこれから展開するであろう恍惚的な時間に興奮を抑えきれない感情をうまくジェフは出せています。
女王様の靴を跪いて舐める奴隷男という監督の願望が、気持ちの良いくらいに出ていますが、わたしが気に入ったのはこの地面の色と空の色とか、並ぶ電燈と遠くの景色の感覚とか、すごくいいなと想いますね。今まで比較的アップが多かったのにここでぐんとカメラが引くっていうのは、この二人の関係性を狭い空間に押し込めたくないという意図が感じられる。
今からジェフの部屋へ向かうのにヘイリーはすごく嫌そうな顔をしていますね。
さて、これからどのような展開がふたりに待ち受けているのでありましょう?
それは御覧になってのお楽しみです。
わたしは傑作だと想いました。
エンディング曲もわたしの好きなブロンド・レッドヘッドの曲なんかを使っていてコアな監督で素晴らしい。
監督はデヴィッド・スレイド監督というものすごい良いお顔をした人です。是非俳優としても出演して欲しい。
「少女・復讐・サスペンス・赤ずきんちゃん」というキーワードだけで観たのですがこれがかなりのわたし好みの傑作な脚本で大変面白く観れました。
◆ストーリー◆
出会い系のチャットで知り合った14才の少女ヘイリーと32才のカメラマンのジェフ。
ふたりは意気投合し、会う約束をする。
ジェフはヘイリーを気に入り、ヘイリーも彼の魅力を感じた様子で彼の自宅へ行くと告げる。
しかしそこには思わぬ展開が待ち受けていた。
ヘイリー役に、かわいらしさと邪悪さを同居させて熱演したエレン・ペイジの迫力に圧倒される本作。
役者のセリフとアクションと音だけで見るものの想像力を煽り、恐怖の底に陥れる巧みな演出を見せたのはCMやミュージッククリップで活躍していたデビッド・スレイドだ。
共演は『オペラ座の怪人』のパトリック・ウィルソン。
吃驚ですね、デヴィッド・スレイド監督はわたしの大好きなエイフェックス・ツインのこのPVのディレクターを務めたお人だったのですね。
Aphex Twin Donkey Rhubarb
すごく可愛くて楽しいプロモーションビデオです。
監督の次回作にすごく期待しちゃう。
この映画はね、女の勘ですが男のための男の願望を物語にした映画ですね。
まず出だしからそのHN(ハンドルネーム)の「鞭少女」というのを見るだけで男ジェフがマゾヒズムを持っていてそれを少女ヘイリーがしっかりと読み取って利用しようとしているのがわかります。
この少女ヘイリー役のエレン・ペイジ、めちゃくちゃ可愛いですね。こういうボーイッシュでどこか田舎臭さの残る子がわたしはすごいタイプなんです。
まるでタカアンドトシのタカを少女にしたみたいな顔で是非こんな母性本能をくすぐられるまくる娘が欲しいものだ。
そして男ジェフ役のパトリック・ウィルソン、この人はどこかジュード・ロウに似ていますね。
神経質で利口そうな顔に嫌味な男前顔と嫌味なインテリさと嫌味な白い歯、よく似た雰囲気を持っています。
ジュード・ロウには前にハマりました。(前の日記ですこしジュード・ロウの記事を書いています)
このパトリック・ウィルソンもわたし好みの男ですね、むかつくインテリ男でとことん虐めてやりたいなという雰囲気があります。
しかも会ってすぐに少女の唇についたチョコを指でぬぐって舐めるとか、自分の魅力に自信があってしかたないっていうところがまたいいのですが、同時にギャップ的に”でも頭の天辺がちょっと怪しい・・・”っていう”天辺ハゲ”の劣等感をきっと持ち合わせていて哀愁も漂っているかもだぜ?っていうところもまた女の母性本能をくすぐる作戦としてむしろ狡猾にも利用している男なわけですよね。
頭の部分がちょっと切れていますが絶対”禿”を利用していますねジェフは。
「俺は天辺が怪しいけどもそれでも女を満足させられる自信に満ち溢れている男です」って心の浅いところで伝えてますね、だからあえて絶対に”ハゲ”を隠したりはしない男なわけです。
そして少女ヘイリーはうぶで田舎臭い部分を見せて男の下半身をこれだけで鷲摑みできることを知っている少女です。
ものすごく賢いから男が何を求めているかきちんと嗅ぎ取っています。
観てくださいこのヘイリーの”自分は髪伸ばしたり化粧などして女を利用なんかしなくても十分あなたを落とせるだけの自信がある”と言わんばかりの愛らしい表情を。
自分が男ならまず一撃で堕ちるでしょう。養女にしたいでしょう。
ジェフのこのインテリ型の黒縁眼鏡、絶対に狙ってますよね。この形の黒縁眼鏡に弱い女の統計でも取ってるのかと思うほど何故かインテリ男のかける眼鏡はいつも同じ型です。実を言う私も実は眼鏡ふぇちなんです。もう眼鏡をかけてない男なんて、観たくもないですね。
ヘイリーの愛らしさはまったく嫌味がないのに何故ジェフの”イケヅラ”はこうも嫌味なのか?
”ハゲイケヅラ”という言葉が生まれようとでもしている?
下心が透けているイイ笑顔です。わたしは散々出会い系サイトを利用してきてあらゆる男と話して会ってきたのですぐにわかります。この男はずばり”ソノ”ことにしか興味がない男の類です。わたしはそういう男には本気にはなりません。このインテリスマイルに堕ちちゃう女性は馬鹿ですね。
わたしならこの男をどうすれば地獄責めにしてとことん苦しめられるかを必死に考えます。
お互いにまだ何も知らない少女と男がエレベーターという狭い密室の空間に閉じ込められるというのはなんとも良いシチュエーションですね。
不安そうなヘイリーとこれから展開するであろう恍惚的な時間に興奮を抑えきれない感情をうまくジェフは出せています。
女王様の靴を跪いて舐める奴隷男という監督の願望が、気持ちの良いくらいに出ていますが、わたしが気に入ったのはこの地面の色と空の色とか、並ぶ電燈と遠くの景色の感覚とか、すごくいいなと想いますね。今まで比較的アップが多かったのにここでぐんとカメラが引くっていうのは、この二人の関係性を狭い空間に押し込めたくないという意図が感じられる。
今からジェフの部屋へ向かうのにヘイリーはすごく嫌そうな顔をしていますね。
さて、これからどのような展開がふたりに待ち受けているのでありましょう?
それは御覧になってのお楽しみです。
わたしは傑作だと想いました。
エンディング曲もわたしの好きなブロンド・レッドヘッドの曲なんかを使っていてコアな監督で素晴らしい。
程度の差こそあれ、フェムドム(female domination)の世界に魅せられる男は一定数いると思います。
私もその1人なので、当時この映画の予告編を見た時はゾクゾクっとしました。
子供の頃に愛読していたコミック誌(アメコミ)で、スパイダーマンが悪女に鞭で翻弄されるシーンや金蹴りされるシーンを目撃したときにもゾクゾクっとしたことを覚えています。
今思えば、男である作者が己の願望をコミック誌という媒体を使って描写していたのかもしれません。
デヴィッド・スレイド監督がスパイダーマンのコミック誌の作者だったらどんなストーリー展開にしてくれるのか、と妄想してしまいます。
フェムドムという言葉は初めて知りました。
わたしもフェムドム願望はありますね。
スパイダーマンはあまり観た憶えがないのですが、存在自体が結構エロティックですよね。
正義心強い人間を辱めるというのは、例えば聖職者なんかを甚振るゾクゾク感とよく似ている気がします。
作品というのは奥に潜んだ本人すら気づかない願望が必ず隠れていると言って良いでしょう。
デヴィッド・スレイド監督はキャラクター的にとても面白い人なので(笑)わたしも興味がありますね。
マゾヒズムというのは相手に支配されることを自ら望むことによって相手よりも上位に立とうとして相手を支配し尽くしたいというサディズム以上の支配願望が倒錯した心理だとわたしは考えています。
クモオトコさんのURL先の絵はクモオトコさんが描かれたのですか?
わたしとしては仮面フェチなのもあって、脱がないバージョンも見たいですね!
一般的にSとMの関係性は「Sが上、Mが下」と単純に理解されがちですが、実はMがSを操っているケースもありますよね。
そういう意味ではMのほうが策士で強か(したたか)なのかもしれません。
S以上に倒錯した支配願望を持つMの深層心理、面白そうです。
ちなみにイラストなどは拾いモノです。
仮面フェチとのことなので、脱がないバージョンも探してみたいと思います。
「おい、もっと思いっきし殴ってくれよ・・・」って女性にダイレクトに頼んでましたね(笑)
操るというのは、相手に殴らせるために策略を練る感じですかね?
むかついてしょうがなくなる男性もたまにいますが、実は策士だったりするのかもしれませんね。
そう想うと裏があって魅力的に感じられますね。
またマゾヒズムもサディズムも親の愛情飢餓が原因にあると感じるので、支配願望が強いほど、人は惹かれるのかもしれません。
サディズムが満たしたいのは本当はマゾヒズムで、自分のマゾヒズムを満たしてくれる相手がいないことによる飢えから、相手を自己と同一視して自分の望む被虐を自分が相手に行なうことで満たそうとしているとも考えられますね。
仮面フェムドム画像期待しています!