あまねのにっきずぶろぐ

1981年生
愛と悪 第九十九章からWes(Westley Allan Dodd)の物語へ

「狂牛病:人発症の潜伏期間は50年、流行拡大の恐れ-英研究チーム」

2016-11-03 20:06:05 | 狂牛病と認知症の関連性
狂牛病:人発症の潜伏期間は50年、流行拡大の恐れ-英研究チーム




研究対象となったのは食人の習慣で引き起こされたクールーという疫病で、 コリンジ氏らは11人の患者から潜伏期間が最大56年、あるいはそれより7年長い可能性があることを突き止めた。

人が突然変異したタンパク質でBSEを 引き起こすと考えられるプリオンを体内に取り込んだ場合、潜伏期間がさらに 長くなる可能性があるという。





これは10年も前の発表だけれども、一体これだけBSEの潜伏期間が長いということを知っている人がどれだけいるだろうか。
潜伏期間が長くて60年、70年以上ということになる。
2歳のときに食べたたった一切れのBSE感染した牛肉を食べたその70年後に発症する可能性があるという話である。

否、牛肉だけではない、動物性(畜肉や乳製品、卵など)のものすべての摂取にその可能性がある。



vCJD潜伏期間は50年を超えることも 最近の予測を大きく上回る発生の恐れー英国の研究


「vCJD発生率がピークに達し、この悲惨な病気の最悪の局面を脱しつつあるといういかなる考えも、今や極度に懐疑的な態度で扱われねばならない」と言う。


そらそうだろう。50年以上潜伏するかもしれないのに「BSE感染者は減っているようだ」と言ったところであほである。
50年以上経った頃に2人に1人は発症して死んでしまうかもしれない。



クールー病 : 潜伏期間は半世紀 / パプアニューギニア



一方、牛から人にうつる新変異型CJDの潜伏期間は「10~100年と推定される」


人間が死ぬまで潜伏し続けるかもしれない不死身の病原菌がいったい何であるのか、まだ解明されてはいないのである。


アルツハイマー、認知症の原因はまだ解明されていないとされている。
しかしBSE感染のvCJDとアルツハイマーの症状が見分けがつけがたいほどよく似ていることを人類はもっと深刻に受け止めたほうが良いのではないか。




自分がこれだけしつこく肉食の危機に関して言うのは、ただ人類や動物や生命すべての”耐え難い苦しみ”がなくなってほしいからである。
何も人を怯えさせて恐れさせるために言っているわけではないことを解って欲しいと思います。

自分が何をどれほど警告しても、人類は自分の地獄を自分で選び取るのだろうか。





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