ボストンでは、朝晩肌寒く感じるようになってきましたが、今週は暑さがもどってきたようです。日本では、各地で猛暑が続いているようですね。
昨年の秋から準備を進めてきました、今年のサマーキャンプシーズンも、そろそろ終盤です。明日、5人の子供たちをボストン空港から送り出しましたら、あとはサマースクールに参加しています高校生の生徒さんたちを送り出すだけとなりました。今年の夏は、6月中旬から、ボストン空港へ21回往復しました。
明日も、元気で溌剌とした子供たちの笑顔を、ボストン空港で見ることができるかと思うと、とても楽しみです。毎年のことながら、サマープログラムに参加して帰ってくる子供たちの笑顔が、この仕事を続けていける大きな糧となっています。
今年の参加者の年齢は、9歳から16歳でした。年齢だけでなく、通っている学校も、インターナショナルスクールだったり、私立の付属校だったり、公立校だったり、バックグランドも、英語レベルも、興味を持っていることも、得意なこと、不得意なことも、みんなそれぞれの子供たちが、何かを探して、遠い地球の反対側までやってきました。リピーターのお子さんの中には、今年5年目というベテランも数人いましたが、8割以上の参加者は初めて参加する子供たちでした。
子供たちが無事に現地まで到着してくれるまでのコーディネーションも重要ですが、現地に到着した後は、「この貴重な機会を無駄にして欲しくない!」という気持で、子供たちそれぞれが、1日でも早く現地での生活に慣れてくれるよう、キャンプディレクター、それぞれの子供の担当のカウンセラー、そしてキャンプオフィスのスタッフと協力しながら、日々の業務に向かい合っています。
キャンプでの生活に慣れてくれるまでの過程は、子供ひとりひとりに個性があるように、実に多様です。ホームシックにはなりそうも無い、と保護者の方や本人が思いこんでいても、意外や意外、現地での生活が始まってみると、ホームシックにかかり、本人が一番戸惑ってしまうケースも沢山見てきました。そして、先のレポートでもご報告しましたように、ご自分で実際に見られたことのない、未知の世界に、大事なお子さんを送り出された保護者の方々のご心配も、子供たちが現地に到着したからと言って、落ち着くものではありません。日々、お子さんがどうしているのか、考えているうちに、だんだんと心配ばかりつのってしまうのは、仕方の無いことです。
あるサマーキャンプに、何年もお子さんを送り出されてきたアメリカ人のお母さまが、自分の子供がキャンプから書いてくるお便りをきっかけに、子供たちがキャンプから保護者の方に書いたお手紙をまとめた本を出版されました。そのタイトルは、「P.S. I hate it here! Kid's letters from camp」です。キャンプで、毎日とても楽しく過ごしていても、「Don't forget me!」というメッセージを伝えたいばかりに、保護者の方へのお手紙にはネガティブなことを書いてくる子供も少なくなく、日本の子供たちにもあてはまることがあります。
今年も、最初から、キャンプが終了する数日前まで、ネガティブなことをご両親へのお手紙に、頑固に書き続けてきたお子さんがいました(笑)。遠い日本で心配されていらっしゃる保護者の方がそのままお読みになったら、心臓発作を起こしかねない内容もありました。そんなときは、コーディネーターとして、現地での様子について関係者に確認し、できるだけ詳細にわたる情報を収集し、お子さんのメッセージを翻訳?させていただいています。また、現地へ実際に足を運ぶこともあります。このお子さんは、キャンプからボストンに戻ってきた際、開口一番、「将来、キャンプのオーナーになりたい!毎日、キャンプで生活したい!」と、日焼けした大きな笑顔で語ったのでした。9歳の男の子です。
今年のキャンプシーズン中は、十数年にわたり毎年日本のお子さんたちを送り出しているキャンプに加え、新しいサマーキャンプもいくつか訪問してまいりました。1泊2日の旅程で、カバーしましたエリアは500キロにわたりました。ニューイングランド地域に点在しますボーディングスクール(寮生活を送る私立高校)と同様に、サマーキャンプも、ひとつひとつ異なる個性があります。駆け足の訪問で体力的にも大変でしたが、8つのサマーキャンプを訪問し、コーディネーターとして、それぞれのお子さんに合ったサマープログラムをご紹介することが、いかに重要であるのか、改めて思いながら帰路につきました。来年のシーズンに向けて、新たに学ぶことの多いキャンプ訪問でした。
今年ご参加いただいたファミリーから、既にご感想が届いています。今後、順々にご紹介させていただきます。
昨年の秋から準備を進めてきました、今年のサマーキャンプシーズンも、そろそろ終盤です。明日、5人の子供たちをボストン空港から送り出しましたら、あとはサマースクールに参加しています高校生の生徒さんたちを送り出すだけとなりました。今年の夏は、6月中旬から、ボストン空港へ21回往復しました。
明日も、元気で溌剌とした子供たちの笑顔を、ボストン空港で見ることができるかと思うと、とても楽しみです。毎年のことながら、サマープログラムに参加して帰ってくる子供たちの笑顔が、この仕事を続けていける大きな糧となっています。
今年の参加者の年齢は、9歳から16歳でした。年齢だけでなく、通っている学校も、インターナショナルスクールだったり、私立の付属校だったり、公立校だったり、バックグランドも、英語レベルも、興味を持っていることも、得意なこと、不得意なことも、みんなそれぞれの子供たちが、何かを探して、遠い地球の反対側までやってきました。リピーターのお子さんの中には、今年5年目というベテランも数人いましたが、8割以上の参加者は初めて参加する子供たちでした。
子供たちが無事に現地まで到着してくれるまでのコーディネーションも重要ですが、現地に到着した後は、「この貴重な機会を無駄にして欲しくない!」という気持で、子供たちそれぞれが、1日でも早く現地での生活に慣れてくれるよう、キャンプディレクター、それぞれの子供の担当のカウンセラー、そしてキャンプオフィスのスタッフと協力しながら、日々の業務に向かい合っています。
キャンプでの生活に慣れてくれるまでの過程は、子供ひとりひとりに個性があるように、実に多様です。ホームシックにはなりそうも無い、と保護者の方や本人が思いこんでいても、意外や意外、現地での生活が始まってみると、ホームシックにかかり、本人が一番戸惑ってしまうケースも沢山見てきました。そして、先のレポートでもご報告しましたように、ご自分で実際に見られたことのない、未知の世界に、大事なお子さんを送り出された保護者の方々のご心配も、子供たちが現地に到着したからと言って、落ち着くものではありません。日々、お子さんがどうしているのか、考えているうちに、だんだんと心配ばかりつのってしまうのは、仕方の無いことです。
あるサマーキャンプに、何年もお子さんを送り出されてきたアメリカ人のお母さまが、自分の子供がキャンプから書いてくるお便りをきっかけに、子供たちがキャンプから保護者の方に書いたお手紙をまとめた本を出版されました。そのタイトルは、「P.S. I hate it here! Kid's letters from camp」です。キャンプで、毎日とても楽しく過ごしていても、「Don't forget me!」というメッセージを伝えたいばかりに、保護者の方へのお手紙にはネガティブなことを書いてくる子供も少なくなく、日本の子供たちにもあてはまることがあります。
今年も、最初から、キャンプが終了する数日前まで、ネガティブなことをご両親へのお手紙に、頑固に書き続けてきたお子さんがいました(笑)。遠い日本で心配されていらっしゃる保護者の方がそのままお読みになったら、心臓発作を起こしかねない内容もありました。そんなときは、コーディネーターとして、現地での様子について関係者に確認し、できるだけ詳細にわたる情報を収集し、お子さんのメッセージを翻訳?させていただいています。また、現地へ実際に足を運ぶこともあります。このお子さんは、キャンプからボストンに戻ってきた際、開口一番、「将来、キャンプのオーナーになりたい!毎日、キャンプで生活したい!」と、日焼けした大きな笑顔で語ったのでした。9歳の男の子です。
今年のキャンプシーズン中は、十数年にわたり毎年日本のお子さんたちを送り出しているキャンプに加え、新しいサマーキャンプもいくつか訪問してまいりました。1泊2日の旅程で、カバーしましたエリアは500キロにわたりました。ニューイングランド地域に点在しますボーディングスクール(寮生活を送る私立高校)と同様に、サマーキャンプも、ひとつひとつ異なる個性があります。駆け足の訪問で体力的にも大変でしたが、8つのサマーキャンプを訪問し、コーディネーターとして、それぞれのお子さんに合ったサマープログラムをご紹介することが、いかに重要であるのか、改めて思いながら帰路につきました。来年のシーズンに向けて、新たに学ぶことの多いキャンプ訪問でした。
今年ご参加いただいたファミリーから、既にご感想が届いています。今後、順々にご紹介させていただきます。