はじまり

２１日の南陽での公演は満席の盛会。
本当にありがたい事で、感謝の気持ちでいっぱいです。
南陽の新たな文化発信地の今後が楽しみになる、素敵な演奏会でした。
昨年に一度スクールコンサートで初めて南陽市の新しい文化会館で演奏し、２０日のリハーサルで再訪し、本番の日で3度目の利用でしたが、新しいこのホールをとても気に入りました。
山形県内にまたひとつ素敵なホールが出来た事を、心の底からありがたく思っています。

南陽公演から一夜明けると、山形Qのリハ初めでした
第59回の定期演奏会に向けて、気合が入ります。
今回のメインはベートーヴェンの残した後期の弦楽四重奏曲に連なる高峰の中から、いくつもの難壁を擁する第12番。
男衆にとっては再訪ですが、今井さんにとっては初の挑戦。
リハ中、そんな今井さんが頑張って弾く姿を見ていると、がむしゃらに12番と格闘した過去の自分を思い出しました。
あの時は今よりずっと不器用で本当に大変で。
今なら自然体に、楽に作品と接する事ができます。
今井さんの初挑戦がトラウマにならないように、まずは経験者がしっかり頑張ろうと思いました。