白鷹町での演奏会が終わりました。
二重奏の第二楽章では、今回の演奏会のためにメンテナンスをされた紺野陽吉のヴァイオリンが、白鷹の野山を思い起こさせる様な素朴で優しい音色を響かせてくれました。
楽器に張られた弦は今現在の品ですから、当時の物とは素材も張力も違い、楽器から出てくる音は作曲者ご本人が触れていたもの全く同じとはなりません。
それでも陽吉さんの楽器が二重奏を表情豊かに美しく奏でる様を見ると、確かに、この楽器と曲は70年以上前からの伴侶なのだと納得するのでした。
今後、陽吉さんのヴァイオリンを若い人たち対象に貸し出すことも検討されている様子でした。
紺野陽吉の遺稿が発見されてから四半世紀、作品が故郷へ帰還を果たしただけにとどまらず、音楽を通して多くの世代が繋がるきっかけにもなっているのがとても素晴らしい事だと感じております。
彼の残した三つの作品と一挺のヴァイオリンが、故郷のすばらしさと平和のありがたさをこれからもずっと伝えて行くことを望みます。
そして人々の営みが破壊されるような悲しい争いが二度と起きないよう、平和が続くことを願って止みません。
二重奏の第二楽章では、今回の演奏会のためにメンテナンスをされた紺野陽吉のヴァイオリンが、白鷹の野山を思い起こさせる様な素朴で優しい音色を響かせてくれました。
楽器に張られた弦は今現在の品ですから、当時の物とは素材も張力も違い、楽器から出てくる音は作曲者ご本人が触れていたもの全く同じとはなりません。
それでも陽吉さんの楽器が二重奏を表情豊かに美しく奏でる様を見ると、確かに、この楽器と曲は70年以上前からの伴侶なのだと納得するのでした。
今後、陽吉さんのヴァイオリンを若い人たち対象に貸し出すことも検討されている様子でした。
紺野陽吉の遺稿が発見されてから四半世紀、作品が故郷へ帰還を果たしただけにとどまらず、音楽を通して多くの世代が繋がるきっかけにもなっているのがとても素晴らしい事だと感じております。
彼の残した三つの作品と一挺のヴァイオリンが、故郷のすばらしさと平和のありがたさをこれからもずっと伝えて行くことを望みます。
そして人々の営みが破壊されるような悲しい争いが二度と起きないよう、平和が続くことを願って止みません。
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