おっちゃんの故郷の山口に行った
おっちゃんの父が一人暮らしをしている
母はホームに入所中
帰りの特急、といっても現在は2両編成、が最寄り駅ですれ違い、そのときに先に訪れていた兄夫婦を確認
家に着くと父は「寂しくなるかと思ったが、次が来て楽しみが伸びる」と言っていた
着いた日は夕方でもあり、すぐに夕食
年下の兄嫁の料理を楽しむ
神戸で買って来た数種の日本酒を楽しもうと言っても、父はいつもの酒を燗して勧めてくる
次の日に、母の所へ
食事後で寝ていたが、ヘルパーさんに起こされて一瞬目を開けたがすぐにつむる
しばらくしてから、顔を近づけておっちゃんの名前を言うと、ようやく目を開けた
それから、孫の結婚ビデオレターをsurfaceで見せるとじっと、にこやかに見つめていた
正面からは分からないが、おっちゃんの頭頂部を見せると、声を出して笑った
前日に、おっちゃんが2歳の頃に撮ったらしい兄弟全員の集合写真を発見しカメラに収めた
小さいモニターで全体をみせたらすぐに凝視
父母とおっちゃんの部分を拡大してみせるとニコニコ
兄弟全員を部分拡大しながら見せると、すぐに全員の名前を答えた
しかし、どうした訳だか父の名前だけは答えなかった
本人が誰じゃと聞いても答えない?
最近よりも一番楽しかった時期の記憶は強く残っているのだろう
帰って来ると、おばちゃんが不調気味
用意してもらっていた牛肉があったので、すき焼風煮物にした
ネギやキノコはあったが青物がないので、そこら中に自生しているミツバを調理
柔らかそうなのを選んだつもりだが、一部に固いものがあり、父は格闘しているように見えた
しかし、「ミツバをこんなにまとめて食べたことはないが、なかなかうまい」と言った
父は、「一人での料理が心配じゃったが、慣れてくると面白いもんじゃのう」
「主夫」同士の会話でした
おばちゃんが起きてきて、豆腐とおかゆを食べて、回復
家の周りを写真でつなげたら、やっぱり山だらけ