今日から9月定例町議会が始まりました。
詳しい内容については、この後随時ブログにアップしますが、
今回は、先日開かれた、雄勝中央病院の運営委員会の内容を
中心に、最近の状況を報告します。
雄勝中央病院は、平成17年に現在地の湯沢市山田の高台に
新築移転され、8年目を迎えています。
ベット数380床ですが、現在は医師不足などの影響で68床を
休床して312床で運営されています。
湯沢雄勝2次医療圏の中核病院で、地域の人たちには無くては
ならない病院です。
以前の国道13号線沿いの場所からすると交通利便性が悪く、
更に移転後次々とお医者さんが辞めて医師不足となり、平成
18年度には21億円余りの赤字を出しました。
その後、中村院長をはじめ病院スタッフの努力や行政の支援などで、
徐々に単年度赤字が減少し、ここ2年程は若干ですが黒字を
計上するようになりました。
昨年は1400万円程の赤字ですが、少しずつ経営が軌道に乗って
地域に信頼される病院になりつつあります。
お医者さんも、ご覧のように常勤医39人、内臨床研修医4人と
だいぶ確保できるようになり、応援医師も延べ180人、常勤換算で
8.2人と少しずつ体制が整ってきています。
羽後町からも、入院で9%、外来で14%の人が利用しており、
今後も健全な経営と、待ち時間短縮などの努力を重ねて、評判の
いい病院として頑張っていただくことをお願いしてきました。
意見交換では、今後の人口減少に対する取り組みやがん検診に対する
協力などについてお願いし、中村院長や厚生連の佐藤理事長から、前向きな
答えをいただきました。